子猫がうんちしないのは何日くらいなら大丈夫?原因や対策を解説!

猫は通常、どのくらいの排便回数か知っていますか?

猫といっても子猫と成猫でも少しちがいます。

猫にとっても便秘は大敵です。

子猫のうちは体も未熟なので、うんちしない日が続くとますます心配です。

便秘の原因もいくつかあります。

場合によっては受診する必要があることも。

子猫がうんちしないとき、何日程度なら様子見で大丈夫なのか、原因や対策について解説していきます。

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子猫の排便について

正常な子猫の排便回数は1日に1~3回です。

成長するにつれて1日1回程度の排便になります。

成猫では体質により2日に1回の子もいます。

子猫の場合は体が小さいのでうんちしない日が2日続くと、すぐにおなかがぽっこりとして、張りがでてきます。

見た目にもわかりやすいでしょう。

ぽっこりして張っていると、おなかが苦しく、食欲が落ちてしまいます。

成長期なので食欲がおちて食べなくなると、そのあとの成長にも悪影響です。

便秘の目安は、今までより明らかに便の回数や量が減ったとき、おなかに張りがあるときです。病気ではないのに食欲が落ちている時も注意しましょう。

子猫がうんちしない原因と対策

子猫がうんちしない原因を成長期に合わせていくつか紹介します。

哺乳期は基本的には母猫と過ごすことがほとんどです。

保護猫の場合などは人の手で育てることもあるかもしれません。

哺乳期は排泄コントロールを母猫がします。

母猫はおしりをなめて排泄を促しますが、人がする時は湿らせたティッシュなどで優しくトントンと、刺激してあげましょう。

哺乳量が少ない時、寄生虫がいる時なども便秘になります。

離乳期はご飯が母乳やミルクから離乳食に変わることで、水分摂取量が減ることが大きな原因のひとつです。

離乳食としてドライフードをふやかす際に、多めのお湯でふやかす、ウェットフードを与えるなど、食事からも水分摂取できるよう工夫してみましょう。

改善しない場合は、離乳食をゆっくり進め、ミルクと併用してみてもいいかもしれません。

離乳後はペットとして飼い始める方が多い時期です。

この時期は生活環境が変わるストレスで便秘になる子がいます。

家が変わるのはもちろんのこと、トイレなどのにおいや猫砂がかわることで、我慢してしまうこともあるようです。

トイレは2か所置く、トイレに猫のにおいがついたものを入れるなどで様子見します。

トイレに入ったら、気になりますがあまり見すぎないようにしましょう。

この時期は好奇心も旺盛で、異物を飲み込んでしまうことでうんちしないこともあります。

おもちゃのかけらや、ひもなどが多い誤飲ですが、腸が詰まってしまうこともあるため、とても危険です。

うんちしない、食欲もない、嘔吐するなどのことがあれば早急に受診してください。

受診の目安と便秘予防

子猫がうんちしない日がどのくらい続けば受診すべきなのでしょうか。

全くでない日が丸二日つづくようなら受診したほうが良いでしょう。

子猫は体も小さいため、おなかが張って苦しいと思います。

少しは出ているけど、今までよりも明らかにうんちの量が少ない場合も注意が必要です。

食欲が落ちている時には早めの受診をおすすめします。

便秘の予防法を紹介します。

・ごはんについて

水分多めのウェットフードやドライフードをしっかりふやかすことで、食事からの水分摂取量を増やせます。

・水分摂取

フードやトイレの近くに飲み水を置かないようにしましょう。

匂いが強いものの近くにある水は腐っていると猫は認識します。

水飲み場は複数個所に準備するといいでしょう。

・あそびについて

運動不足も便秘の原因です。

適度に遊んであげて運動不足にならないよう気をつけます。
ストレス解消にもつながります。

家に来たばかりの子にとっては環境の変化については仕方がないので、はやく慣れるよう工夫してあげましょう。

猫はにおいのちがいに敏感です。猫のにおいがついたものを準備できると少しは早く慣れるかもしれませんね。

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子猫がうんちしない理由と対策は?【まとめ】

子猫がうんちしない場合、はじめて飼う方は特に心配になりますよね。

いつまで様子見でいいのか、予防できないのかなど解説してきました。

子猫の場合は体も小さく蓄えが少ないので、すぐに栄養状態がわるくなってしまいます。

かかりつけの動物病院がある方は、気軽に受診してみましょう。

対処法も教えてもらえますし、病気がないか見てもらうだけでも安心できます。

かかりつけ医がない方も、猫を飼うなら予防接種や健康診断などでお世話になるので、早めにさがしておきましょう。

便秘は子猫にとって苦しくつらいものです。

早めに対処してあげられるといいですね。