保護猫と先住猫の隔離の期間は?初対面の喧嘩や威嚇の対策方法! 

二匹目の保護猫となると心配なのが先住猫ですよね。

拗ねて体調を悪くしたらどうしよう?

二匹は上手く仲良くなってくれるのか?

ずっと仲良くなれなくて、喧嘩ばかりして怪我をしたらどうしよう?

など、不安ですよね…。

わかります。我が家でもそうでしたから。

二匹目・三匹目・四匹目…何匹目だろうと新入り保護猫と先住猫さんとの関係は、皆「お初にお目にかかります!。」なので心配でした。

ですから、初めの隔離の期間や初対面などは慎重に行いました。

先住猫達にごはんやオヤツを食べてもらい、お腹を満たし機嫌が良いのをみはからってから行ったのを覚えています。

今では、猫達皆でごろ寝するほど仲良しで、見ていて幸せを感じさせてくれます。

スポンサードリンク

先住猫への配慮が必要です

この家は先住猫のテリトリーであるということを第一優先に考えてください。

朝のナデナデの挨拶からごはんの順番まで、先ずは先住猫からが1番です。
(新入り保護猫も先住猫の様子を見て、学ぶことや安心することもありますから。)

我が家の経験では、何匹目の保護猫が来ようと一番初めの先住猫が一番!です。

ごはんもただいまの抱っこもです。ですからどことなく「ふふん!」と自慢げにお出迎えしてくれますし、新保護猫の面倒見も良くしてくれます。

保護猫と先住猫の適切な隔離期間は?

野良猫の保護は必ず隔離からスタートしましょう。

野良猫はノミや感染病がある場合がありますので、まずは病院で診てもらうのが良いです。

隔離期間は病状にもよります。

でも、どうしても病院には…。という方もいると思いますので、病院へ行った方が良い場合を書いておきます。

※以下の場合は必ず病院へ行ってください。

(市販の薬などを使うより病院の薬の方が治りも早いです。)

・ノミがいるかの確認はシャンプーでだいたい分かります。
(毛がぺしゃんこになりノミがプツプツと見えますから)

・耳の穴を見てあげてください
耳の中に黒い耳垢が沢山有る場合は耳ダニです。
(ほっておくと他の猫にも感染しますし、耳が聞こえなくなります。)

・鼻水、黄緑っぽい目ヤニの場合は猫風邪や猫ウイルスの可能性があります。
(感染しますし重症化すると命の危険が。)

・よだれが凄い。下痢症状・食欲がない。

※他にも野良猫は、母猫の母体からたくさんの感染症を持って産まれてくる子が多いですから、気を付けてあげてください。

保護猫と先住猫との初対面の方法

初のご対面はケージやキャリーごしから始めましょう。
(この期間は大事ですから焦らずにしっかり様子をみましょう。)

縄張りを荒らすように新入り猫を自由に走らせてはいけません。
それは先住猫に失礼です!

(実は。我が家でも初めての頃にやってしまったのです。
そのお陰で、先住猫が食器棚の上から降りてこなくなったり、遠慮がちにほふく前進の姿勢で歩いたりと、不自由な思いをさせてしまいました。)

・キャリーやケージ越しからのご対面で、威嚇したり喧嘩ごしになる子は、じっくりと時間をかけてならしてあげましょう。

・先住猫の匂い付きの布団などを貸してあげるなどして、匂いから慣れてもらうと良いです。

・対面の時に先住猫が威嚇するようでしたら、大好きなオヤツをその場で上げて褒めてあげてください。
(新入り猫がいると良いことが起こる❢と思わせるためです)

・先住猫の威嚇が治まった後に新入り保護猫にもオヤツなどで同じようにすると良いです。

威嚇や喧嘩の際の飼い主の心得

飼い主さまの心の準備!としてわかっていてください。

保護猫には新天地ですし、先住猫には安息の地です、新天地への不安からの威嚇!安息の地への侵入者への威嚇!

あって当たり前のこと。無くてラッキー!と思っていてください。

保護猫が先住猫に威嚇する場合は、先住猫を慰めてあげましょう…。

相手にしないように、同じように威嚇しないように先住猫を褒めてあげてください。
(ブラッシングが好きな子ならブラッシングをしてあげてください。)

・先住猫が保護猫に威嚇する場合でも同じように、先住猫を宥め褒めてあげてください。
(テリトリーに侵入した物への不安や恐怖心からの威嚇ですから安心させてあげましょう。)

・保護猫が先住猫とは仲良くなり、飼い主さまに威嚇する場合は、
慣れてくれるまでひたすら待ちましょう。追い回してはいけません!
(オヤツなどでご機嫌を伺いながら…猫じゃらしなどでご機嫌をとりながら…頑張ってください。)

スポンサードリンク

保護猫と先住猫の隔離期間は?【まとめ】

・先住猫を第一に考えること。

・新入り保護猫(野良猫)はまず隔離し病気やノミの確認をすること。

・初対面は慎重に、新入り保護猫が威嚇しても先住猫が威嚇しても宥め褒めるのはまず先住猫からすること。

・飼い主さまへの威嚇なら我慢です。新入り保護猫は不安なだけですから我慢です。

隔離期間は猫達次第です。

すぐに仲良くなる子達もいれば、ずっと睨みあう子達もいます、ですが、飼い主さま次第でその喧嘩や威嚇は大喧嘩になるか?穏やかに睨みあいだけでとどまるようにするか?は出来ると思っています。

大事なことは、先住猫も新入り保護猫も叱ってはいけません。

叱って分かるのは言葉の分かる人間同士だけです。

ギャーギャー騒いで叱っても、猫からすればただの「怖い怪獣!」だと思いますよ。