メインクーンなのに大きくならない!病気の心配、なにか理由があるの?
体がとても大きくなるメインクーン。
ネットやSNSでびっくりするほど大きくなったメインクーンの写真がでてきます。

その子たちと比べるとうちの子小さくない?と気になる方もいるでしょう。病気の心配もありますよね。
メインクーンなのに大きくならないと不安になっている方に考えられる理由を紹介します。
メインクーンの平均サイズ
まずはメインクーンの平均サイズを確認しましょう。
メスは4~6㎏、オスは6~8㎏です。体長は1m程度になります。
平均とはそれより大きな子も小さな子もいて、その間の数値です。
うちの子はこんなに体重がない!なかなか大きくならない!という場合もそれほど心配しなくて大丈夫です。
元気があるか、食欲はいつも通りかなど毎日確認して変わりなく健康であれば問題ありません。
メインクーンなのに大きくならない理由
メインクーンなのに大きくならない理由はあるのでしょうか。
遺伝や体質よりあまり大きくならない子もいます。人間も両親の背が低ければこどもも背が低めであることが多いですね。
また、性別のちがいもあります。
平均サイズからわかるようにオスよりもメスのほうが小さめです。
小さめの子はしっかりフードが足りているかも確認しましょう。
猫のライフステージに合わせて、フードの種類や適正量をこまめに確認しましょう。
フードが足りていないとやせてしまうのは当然です。
すこしやせ気味かも、と思った時にはその都度確認するようにしてください。
フード裏面に記載されていることが多いです。
大きくするには一番は栄養をしっかりとることです。カロリーが低いフードではないか、年齢などに合わせたフードであるかを意識してみましょう。
運動をして筋肉をつけることも欠かせません。
体重を増やしても筋肉がなければ支えることができないからです。たくさん遊んで、きちんと食べることが大きくする近道です。
また、メインクーンは成長期が他の猫とくらべると長くなっています。
生後2~3年は成長を続けるので、たまたまゆっくり大きくなる個体かもしれません。
定期的に健康診断を受けて、健康であれば心配しすぎないようにしましょう。
メインクーンがかかりやすい病気
メインクーンにはかかりやすい病気があります。
その中には食欲不振や嘔吐を引き起こす病気もあるので、その場合はなかなか大きくならないかもしれません。
・肥大性心筋症
心臓が分厚くなってしまい機能低下する病気です。
・多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)
腎不全を引き起こす病気で、遺伝性のものです。
・毛球症
毛づくろいすることによって飲み込んだ毛がおなかにたまってしまうことで発症します。
長毛種なので、抜け毛も多いため気を付けてあげたい病気です。
・股関節異型性症
大型の動物が起こしやすい病気です。メインクーンも大型種なのでかかりやすい病気となります。
肥大性心筋症、毛球症はとくに食欲不振になりやすいので小さくて不安という方は一度受診して相談してみてください。
とくに心配がない場合も年に1回は健康診断を受けましょう。
病気になったとしても早期発見で改善することもあります。
体重管理などについても専門のお医者さんからアドバイスをもらうことで飼い主の安心につながります。
かかりつけを見つけておくのも大切なので、すでに動物を飼っている方も、これから飼う方も動物病院のリサーチはしっかりしましょう。
メインクーンが大きくならない【まとめ】
メインクーンなのに大きくならない子の原因は病気だけではありません。
遺伝や体質といったこともあるので、あまり心配しすぎずに過ごしましょう。
小さいままでも健康であれば大丈夫です。
しっかり遊べて、適正量食べることができていれば猫は幸せに過ごせているはずです。たっぷり愛情をもってお世話してあげましょう。