キャットタワーは子猫にも必要?転落の危険性や安全な使用法を解説!
キャットタワーで遊び始めるのはいつからか知っていますか?
子猫から飼い始めると、最初はよちよち歩きですし、キャットタワーは必要なさそうですよね。
キャットタワーは高さがあるものが多いので転落やけがも心配です。

キャットタワーは子猫のうちから必要なのでしょうか。
転落の危険性や対策、安全な使用法などを解説していきます。
キャットタワーは子猫にも必要?
そもそもキャットタワーは猫を飼うとしても必ず必要ということはありません。
キャットタワーは猫の遊び場やお昼寝の場所などとして活用されることが多いです。
設置するつもりであれば、早めに置くほうが良いと言われますが成長具合によってもいつから使い始めるかは猫によります。
生まれたてのころは、歩き方もよちよち歩きなのでジャンプもままならず、キャットタワーは必要ないでしょう。
しっかり活用できるのは生後3か月頃からです。
子猫は成長が早いので、生後3か月くらいになると活発になり、上下運動も楽しくなってきます。
子猫でも元気に走りまわり、ジャンプ力もどんどん高くなりますが、油断はできません。
とくに子猫のうちはキャットタワーが高すぎると、踏み外すなどして転落する危険性があります。
運動能力の高い猫といえども、骨折などの大けがに至ることもあるので、小さいうちは見守りながら遊ばせましょう。
子猫も安心のキャットタワーの高さはどのくらい?
猫はジャンプ力が高く、着地も軽やかにしますが、最初から上手ということはありません。
子猫のうちからキャットタワーを置くなら、1段の高さは15㎝程度が望ましいでしょう。
1段目が床から30㎝以上ある場合は、足場となるステップを置くと安心です。
15㎝から20㎝程度の高さならたとえ踏み外して転落したとしても大けがにはつながりにくいでしょう。
キャットタワーの全体的な高さは子猫のから使うのであれば100㎝までのものがよいですが、成長する度に買い替えるのは大変です。
コストもかかりますし、処分にも困ります。
小さいうちはちがうもので代用するのもよいでしょう。
必ず必要ということはないので、運動不足にならないくらい運動できるのであれば大きくなってからでも大丈夫です。
キャットタワーの安全な使用法
キャットタワーで遊んでいて転落したら、運動神経の良い猫でもけがをするかもしれません。
子猫のうちはなおさら危険性が高くなります。
猫は成長すればびっくりするような高さから音もなく着地しますが、子猫のうちは見守りができる時のみの使用が良いです。
見ている時に転落したならすぐに何かしらの対応はできます。
落ちた時の状況もわかりますし、歩き方に異常があればすぐに受診もできます。
お留守番のときはゲージに入れるなどして、勝手に高いところまで登ってしまわないよう気をつけたいです。
もし落ちても大丈夫なように、やわらかいマットやクッションを置いておくとさらに安心ですね。
キャットタワーは子猫に必要?【まとめ】
キャットタワーを設置するなら子猫のうちからが良いと言われますが、小さければ小さいほどけがの危険は高まります。
子猫の成長は早いのですぐにいろんなところへ登るようになりますが、はじめは気を付けてあげましょう。
キャットタワーの一段目が高ければ箱を置くなど、無理して登ることがないようにします。
棚のスペースが狭すぎても踏み外す危険があります。
購入時にサイズや高さは意識してくださいね。
猫は上下運動が大好きなので、キャットタワーがあればよろこんでくれるでしょう。
しかし、けがをしてしまったらつらいのは猫なので、飼い主が注意してあげましょう。
高い場所から転落して考えられるけがは、骨折や脱臼、脳震とうなども心配です。
後遺症がのこる可能性もあるので、けがをしない配慮は最大限してあげてくださいね。