同じドッグフードを食べ続けるのは犬にとって良くないことなの?

毎日同じごはんを食べて、飽きないのかな?

たまには違うものを食べさせてあげた方がいいのかな?

なんて思う飼い主さんて、たくさんいるのではないでしょうか?

ドッグフードを買いにいくと、たくさんの種類があるので、いつものを購入する前に他のドッグフードを手に取ってみることがありますが、結局いつもと同じものを購入しています。

でも、本当は変えてあげたほうがいいのかな?と思うこともあるんですよね。

実際、同じドッグフードを食べ続けることが、愛犬にとってどんなメリットがあって、変更する場合のタイミングはあるのかということを、今回はお話していきますね。

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同じドッグフードを食べるメリット

毎日同じものを食べることで、愛犬にとってのメリットがあります。

・胃や腸に負担がかからない
・病気になったときの原因追及しやすい
・好き嫌いで食べるものを選ばなくなる

ひとつひとつ解説していきますね。

胃や腸に負担がかからない

犬は腸から栄養素を取り込むのですが、腸の長さは人間と比較すると短いのです。

さらに、人間のように「よく噛んで食べる」ということが出来ないので、いつもと違うものを与えていくことで、胃や腸がびっくりしてなかなか消化できないということが起こる可能性があります。

同じドッグフードを食べ続けることで、せっかく栄養のあるものを与えたのに、消化できないまま排泄されてしまうなんて心配はなくなります。

病気になったときの原因追及しやすい

犬も人間と同じように、「食べたものに対してアレルギー反応を起こす」ことがあります。

アレルギー反応といっても、様々な要因がありますが、「食べ物」によるアレルギー反応を起こすことが多いと考えられます。

毎日同じドッグフードを食べ続けることで、もし愛犬が病気になったり、体調を崩したりしたときに、食べ物が原因ではないことが特定しやすくなるのです。

好き嫌いで食べるものを選ばなくなる

毎日同じドッグフードを食べ続けることで、違うものを与えても嫌なものは食べない、好きなものだけ食べるという「好き嫌い」をしなくなります。

人間だって好きなものばかり食べていては栄養が偏りますよね。

ケーキやスナック菓子ばかり食べていては肥満になるのと同じように、偏った食生活をしているといいことなんてないですよね。

飼い主が食事をしていると、犬が食べ物を欲しがるように鳴くことってありますよね?

この行動は、人間の食べ物の臭いにつられ、空腹を感じたための反応であって、実際に空腹でごはんを食べたいというサインではない可能性が高いです。

そもそも人間が食べているものを、犬がそのまま食べた場合に、健康に害がおよぶことがあるので、安易に人間の食べ物を与えないようにしましょう。

ドッグフードを変更するべきタイミング

同じドッグフードを食べ続けるメリットがあることはわかったと思いますが、ドッグフードを変更するべきタイミングがあるのは知っていますか?

ドッグフードを変更するべきタイミングをふたつご紹介します。

・年齢の変化
・体調の変化

では、この3つについて解説していきますね。

年齢の変化

人間と同じく、犬も年齢に合わせた食事が必要とされています。

子犬と高齢犬では、補うべき栄養素も違い、食べる速度にも変化がでてくるので、年齢に合わせて変更することが犬にとってよいことなんです。

気を付けないといけないことは、7歳になったし高齢犬用にドッグフードを変えよう!なんて、急に変えるのはおすすめできません。

今まで食べていたドッグフードに、新しいドッグフードを少し混ぜて、1週間程かけて新しいドッグフードに切り替えていきましょう。

同じメーカーのドッグフードで、年齢を変えていくことがおすすめですよ。

体調の変化

病気になったときや、歯が弱くなった場合など、犬の体調の変化に合わせて切り替える必要もあります。

・腎臓などの内臓疾患になった場合は、療養用ドッグフード
・アレルギーを発症した場合は、低アレルゲンのドッグフード
・肥満になった場合は、ダイエット用のドッグフード

愛犬の体調の変化を見落とさず、獣医さんと相談しながらドッグフードを切り替えてみることをおすすめします。

年齢や、体調に合わせて、ドッグフードを与えることで、愛犬の健康が保たれますよね。

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同じドッグフードを食べ続けるのは良くない?【まとめ】

・同じドッグフードを食べ続けるメリットがある
・ドッグフードを変更する場合のタイミングをチェック

毎日同じものを食べ続けることで、飽きないのかなぁと感じる飼い主さんはたくさんいると思います。

愛犬にとって、同じドッグフードを食べ続けることで得られるメリットがあり、健康でいられることに繋がります。

食べるものを変えることで、愛犬にとってストレスになる場合と、飼い主にとってのデメリットがあるということを理解していきましょう。