トイプードルは外飼いできる?その理由と条件を季節ごとに紹介!

最近ではあまり見かけない犬の外飼いですが、トイプードルのような小型犬の外飼いはできるのでしょうか?

気になったことはありませんか?

この記事では、トイプードルを飼いたいけれど何らかの事情で家の中で飼えなくなってしまった場合、外飼いすることができるのかについて解説していこうと思います!

またトイプードルが快適に過ごせる環境づくりや季節べつの注意点もまとめています。

是非最後までご覧ください!

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トイプードルの外飼いはおすすめできない!理由3つ

体の小さなトイプードル、外飼いすると体質や衛生面、適切な環境づくりといった面で問題がでてきます。

なぜトイプードルの外飼いをおすすめできないのか、それぞれ詳しく解説していきます!

体のつくりが適していない

寒さ、暑さに強い犬種は大きさによって変わるんです。

体が大きいほど強いので、小型犬のトイプードルは寒さ、暑さに弱いということになります。

またトイプードルはシングルコートとよばれ、毛の量は多いですが、毛の層が1層なんです。

保温のための被毛が備わっておらず、温度調節が苦手な犬なんですね!

つまり、トイプードルは外飼いにあまり向いていないんです。

ちなみにトイプードルの夏場の快適な温度は26度前後が理想とされています!

また、通年湿度は50%を保つ必要があります。室内ではエアコンを使って温度や湿度を設定することができますが、外ではこれを保つのは難しそうですよね。

特に夏場はここ数年猛暑に襲われていますし、多湿の地域は外でこれに近い環境をつくりあげるには一苦労です。

衛生面

室内飼いと比較すると、外飼いは不衛生な環境になりますね。

外にいるだけで風によって砂やほこりなどで汚れやすくなります。

もちろん、室内飼いより高い頻度でカットやケアをしてあげれるなら問題はありませんが、それが、できない場合、感染のリスクが上がってしまうんです。

外飼いで快適な条件をクリアするのが難しい

地域によって温度が変わりますが、夏場はかなり猛暑です。室内飼いでも熱中症になるなんてことも実際あります。

それを考えると毛の多いトイプードルはもっと過酷な環境ということになります。

では冬場は?というと、冬もかなり気温が低くなりますよね!

シングルコートのトイプードルは皮膚の近くに密集して生える下毛がないので、寒さに弱く、冬場の寒さや寒暖差が激しい場所も苦手なんです。

トイプードルの原産国が日本でないことや体温調節が苦手なことを考えると、トイプードルの外飼いはかなり難しいことになります。

ちなみに冬場の温度は20度か23度が理想ですよ!

トイプードルを外飼いしないといけない場合の注意点

トイプードルは温度調節が苦手な犬だということをよく認識して頂けたかと思います!

それでは、何らかの事情でどうしても外飼いになってしまう場合はどうしたら良いか。

前述の通り、基本的にトイプードルは外飼いが非常に困難な犬ですので全くおすすめはできません。

気になりますよね!困っている方に向けて、季節別に注意点をまとめました!

春夏

春夏は、直接日が当たらない風通しの良い場所に犬小屋を置いてあげましょう。

その際、土の上に小屋を置かないでくださいね!外ではクーラーが使えない分、かなり工夫が必要となります。

例えば、ペットボトルに水を凍らせた保冷剤をタオルに巻いて置いてあげる。

梅雨時期には湿気対策に人工的な除湿器を使って湿度を下げてあげるなども効果的ですよ!

時期によって虫対策もしてあげてくださいね!

秋冬

トイプードルは皮膚の近くに密集して生える下毛がないので寒さに弱く温度調節が苦手です。

洋服を着せてあげたり、犬小屋の中も暖かくしてあげ、寒さを感じさせないように工夫することが重要です。

例えば、日の当たる場所に犬小屋を移動させたり、犬小屋に毛布やベッドを置いてあげるのも寒さ対策になりますね。

犬小屋の周りを暖かいもので囲ってあげるだけでも風よけになります。

外飼いにむいている犬種

トイプードルのような小型犬ではなく外飼いに向いている犬種をご紹介します!

外飼いに適している犬種はこちら!

•柴犬
•北海道犬
•紀州犬
•秋田犬
•甲斐犬
•四国犬 など

日本の気候に対応できるので、外飼い向きと言われています。

室内では飼えないけれど、どうしても犬が飼いたい!トイプードルや小型犬を飼う前に外
飼いが決まっている!という方は、外飼いに向いている犬種を選ぶのがベストです!

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トイプードルは外飼いできる?【まとめ】

我が家の室内飼いのトイプードルですが季節の温度調節はとても難しいと感じます。

特に梅雨時期の湿気が多い季節は、温度管理、湿度管理がとても大事。

室内飼いでも熱中症になることもあったり季節の変わり目に体調を崩してしまうこともあるんです。

トイプードルの外飼いをするのであれば、体質を理解したうえで責任をもって良い環境をつくってあげましょう!

これは、外飼い室内飼いどちらにもいえることですね。

トイプードルは外飼いできる?は、飼い主さんの環境づくりが重要!となります。

愛犬の心地よいと思える場所をつくるのは、飼い主さんの役目なんですね。