ハイターで目が痛い!目に入ったかも知れない場合の対策方法とは?

キッチンの掃除や洗濯には欠かすことのできない塩素系漂白剤のハイターは、除菌・漂白ができて定期的に使っている方も多いと思います。

そんなハイターで痛い思いをしたことはありませんか?

液体タイプだと注ぐときに跳ね返ってきて、運悪く目に入ったなんてこと、今はなくてもこれから起こる可能性があります。

あれだけの漂白力があるのですから、目に入ったら危険なのは承知ですよね。使用時にどう使えば危険を回避できるのでしょうか。

そして誤って目に入らないように対策を調べてみました。

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ハイターの成分はなに?

ハイターの主成分は次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)です。

一般細菌やウイルスに対して幅広く殺菌・消毒の効果を発揮します。

新型コロナウイルスにも効果がありますが、消毒用アルコールと違って手指の消毒には適さないようです。手荒れに繋がります。

以前、給食施設で働いていた時は、消毒と言ったら次亜塩素酸ナトリウムでした。

給食室の天敵であるノロウイルスには、消毒用アルコールでは殺菌効果が弱く、次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。

弱い菌から強い菌まで幅広く使えるので、ハイターはアルコールよりコスパも優れています。

そしてハイターが手指についた時、ぬるぬるしますよね?原因は『水酸化ナトリウム』という成分です。

油やタンパク質を溶かすために入っているので、付着すると手指の表面が溶けてぬるぬるするそうです。なのできちんとゴム手袋などで皮膚を守ってくださいね。

ハイターを使っていたら目に入った?目を守る対策は?

キャップを使う事!

例えば布巾の消毒をする時、桶に水を溜めて、素手で容器からトクトクっと直接入れる方が多いと思います。

慣れてしまうとキャップを使わなくても適量が分かってきますからね。

でも慣れが怖いもので、いつも通り容器から直接入れたときにたまたま液が跳ねてきて、服ならまだしも目に飛んでくることも考えられます。

目に入ったら最悪、失明してしまうかも…。なのでキャップで計りながらハイターをゆっくり注ぎ入れるようにして下さい。

熱湯は使わない!

掃除のときに熱湯を使うと、油汚れや菌が落ちやすくなりますよね。

その頭でハイターを薄める時に熱湯を使うなんてことは危険なので絶対にやめて下さい。

ハイターの成分が蒸気と共に舞い上がり、目や鼻に刺激を与えてしまうことがあります。

熱湯は使わず、使うとしても40℃以下のぬるま湯にしましょう。そのくらいの温度でしたら、冷水より効果を発揮するでしょう。

スプレー容器に移し替えたらダメ!

使いやすくなりそうですが、スプレー容器への詰め替えは禁止です。霧状の薬剤が空気中に漂い危険です。

そしてハイターの成分によって、容器が腐食して変形や穴が開く場合があります。

予期せぬ方向にハイターが飛んで目に入ってしまっては大変です。注意書きにもありますので、絶対にやめましょう。泡タイプのハイターも売っています。

個人的に泡ハイターが一番使い勝手がいいので、ぜひお試しあれ!

ちなみに目にハイターが入った時は?

すぐに流水で15分以上洗い流しましょう。

そして眼科を受診するようにしましょう。ゴシゴシ擦らず、目をパチパチして表面を洗う感じです。

もしお子様の目に入った場合は、目の下に手を当ててコップなどで洗い流してあげましょう。それから眼科を受診するようにして下さい。

すぐに失明なんてことは滅多にありませんので、慌てずに対処しましょう。

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ハイターで目が痛い!【まとめ】

キッチンでも浴室でもハイターひとつでピカピカになるので使用頻度は高いと思います。

私も定期的に使用しますが、毎回素手でトクトクっと入れてしまいます。

衣類に飛び跳ねて変色したこともあるのに危険行為ですね。

小さい子供を持つ親として、危険な事は避けてきちんと使用上の注意を守らないといけません。特に原液で扱う時には十分気をつけてください。

気持ちよく掃除して、気持ちよく終わらせましょう!