ライターの捨て方は?中身ありの場合の処分方法も合わせて解説!

煙草を吸う人にとって必需品のライター。煙草の着火だけでなく、アウトドアや、お墓参りや誕生日など、ろうそくや線香に火を付ける際にもライターがあると非常に便利です。

我が家には喫煙者はいませんが、誕生日ケーキのろうそくに火を付けたり、お墓参りの際には線香に火を付けるのに使用するので、ライターは必ず2本常備しています。

ところで、ライターに関することで頭を悩ませることといえば、捨て方ではないでしょうか?

ライターは何ゴミになる?ライターが壊れて液体が残ってる場合はどこに捨てたらいい?など疑問はたくさんあると思います。

そこで今回は、ライターの捨て方について取り上げます。

ライターのガス抜き方法や中身ありの場合の処分方法、液体が入っている状態でも捨てるのが可能な回収ボックスのことなど、いろんな角度からお話しますので是非参考にしてくださいね。

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ライターには種類がある!

ライターの捨て方の話をする前に、ライターの種類についてお話していきます。

ライターは大きく分けて3種類あり、それぞれ安価な使い捨てとオイルやガスを注入するタイプがあります。

フリント式

やすりとフリントと呼ばれる発火石がこすり合わせることで火花が発生し、火花とオイルが接触することで着火する仕組みのライターです。

ダイヤルを回しながらボタンを押しますが、そこそこ力が要るのが難点です。

安価で販売されている使い捨てライターには、フリント式も多くあります。
燃料は大きく分けてオイルとガスがありますが、フリント式は、唯一両方に対応しています。

電子式

電流による火花を発生させて着火するしくみのライターです。現在、安価で販売されている使い捨てライターの代表で、押すだけのライターです。電子式の燃料はガスのみです。

内燃式

着火の仕組みは電子式と同じですが、ライターの内部でガスと空気を燃焼させ作られた炎を外に出すタイプのライターです。

電子式と同じく燃料はガスのみです。ターボライターとも呼ばれています。

ライターの安全な捨て方は?

先に書いた通りライターにはガスやオイルなどが入っています。

ガスボンベと同じ成分のLPガスや、ガソリンなどが使われていますので、そのまま捨てると引火や爆発の可能性があり大変危険です!ライターの安全な捨て方は液体を使い切り、さらにガス抜きをします。

先に書いた通り、ライターには使い捨てと注入するタイプがあります。

使い捨てと注入するタイプではガス抜きの方法が変わりますので、タイプごとに分けてガス抜き法を紹介します。

ガス抜きをする際は、必ず火の気がない屋外で行いましょう。

使い捨てタイプ

使い切ったライターと、ガムテープを準備します。

①ライターのレバーを押し、火が付いたら吹き消す。
②ガムテープで固定し、ライターのレバーを押した状態をキープする。
③ガスが出ているか確認します。ガスが抜けているとシューという音が聞こえますが、聞き取れない場合もあります。調整レバーを最大にすると、音が聞こえやすくなります。

④風通しがよく火の気がない場所に、半日から一日放置します。
⑤レバーを固定していたガムテープを外し、レバーを押して火が付かないことを確認する。

注入するタイプ

使い切ったライターと爪楊枝を準備します。

①注入口の先を爪楊枝で押します。
②シューという音が聞こえるのを確認します。
③そのまま半日から一日放置します。

ライターのゴミ分別は、自治体によって「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」「資源ゴミ」などさまざまです。

私が住んでいるところでは、資源ゴミとなっています。

詳しくは、お住まいの自治体のWebサイトで確認をお願いします。

中身ありのライターはどうすればいい?

先に書いたように、ライターは安全のために必ず使い切ることが大切ですが、たまに中身ありの状態で、レバーを押しても火が付かなくなるライターもあります。

ガス抜きしようにもできないとなると、分解して中の液体を出すことを考える人も少なくないでしょう。

結論から申しますとライターを分解するのは危険です!絶対にやめてください!!

液体が残っているライターを処分したい場合は、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。役所が回収してくれる場合があります。

回収ボックスに捨てる場合は中身ありでもOKってホント?

地域によっては、ライターの回収ボックスを設置しているところがありますが、まだまだ数が少ないのが現状です。

回収ボックスに捨てるライターは、中身ありでもOKのところもあります。早く全国に設置が進むといいですね。

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ライターの捨て方は?【まとめ】

今回は、ライターの安全な捨て方について取り上げました。

ライターの中身の液体は可燃性です。

自治体のごみの日に出す場合は中身を使い切ることが原則ですが、ライターは時に壊れる時もあります。

中身が使い切れなかった時は、そのまま出すのではなく自治体に問い合わせをしてみましょう。

中身ありのライターをそのまま出すと、ゴミ回収の作業員だけでなく、近隣の住民や住宅が事故に巻き込まれる可能性もあることを頭の隅に置いておくことが大切です。

我が家は、ライターが途中で使い切れなくなった経験はありませんが、中身ありのライターはどう処分したらいいのか疑問だったので、勉強になりました!