生ゴミの捨て方でレジ袋は使う?有料化による処分方法の変化を調査!

2020年の7月にレジ袋が有料化して、早一年以上が経過しました。

以前は無料でもらえたため、家中にレジ袋のストックが溢れていました。

我が家でも生ゴミだけでなく、各部屋のゴミ箱や衣類の整理にまでレジ袋を利用していました。

それが今ではたった数円とはいえレジ袋は買わず、エコバックを利用するようになり、レジ袋のストックは全て消え去りました。

そうなると問題になるのが生ゴミの捨て方です。

実は新聞紙を使うだけで生ゴミの匂いを抑えて捨てることができるのです。また、今まで何気なく捨てていたものがレジ袋の代用にもなります。

今回は生ゴミの捨て方の基本と気をつけたら良いところも紹介していきます。

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生ゴミの捨て方の基本

生ゴミ捨てるときに一番大切なことは水分をしっかり切ることです。

生ゴミ特有のあの嫌な匂いは水分と温度が高くなることで雑菌が繁殖するために発生します。

夏場は特に匂いが気になりますよね。それは湿度と気温が高くなり雑菌が繁殖するからなのです。

水分をしっかり切ることは匂いを抑制させるだけでなく、生ゴミの量自体も減らすことができます。

また、生ゴミの処理をするときに必要となる燃料を節約することもできます

生ゴミの水切りは思っている以上にたくさんの大切なことのようです。

水切りの方法としては

1.生ゴミを濡らさないようにする
2.キッチンに新聞紙を広げておき、その上に調理で出た生ゴミを乗せるようにする
3.野菜の汚れが酷くない時以外は皮をむいてから洗うようにする
4.食べ残しは新聞紙で包む

などが挙げられます。

新聞紙には水分を吸収するだけでなく消臭効果もあります。

その後の捨て方はそのまま新聞紙で包んで燃えるゴミで出すだけですので案外簡単なものですよね。

生ゴミを捨てる時のレジ袋の代用品は?

今まではレジ袋に困ることがなく、生ゴミも調理しながらレジ袋に入れることができました。

有料化してからは100均などで同じような袋をまとめて購入して使うようになった方も多いと思います。

ご自身のライフスタイルにあっている場合はその方法が良いと思います。

ただ、環境問題を考慮してレジ袋が有料になったことを考えると、少しでも「この捨て方で良いの?」と疑問を持っている方は新しい生ゴミの捨て方を考えてみても良いかもしれません。

身の回りのものも意外と生ゴミを捨てるために使えるものが多いので紹介していきます。

新聞紙

先ほども少し触れましたが、新聞紙は水を吸収するだけでなく、消臭効果もあります。

新聞紙を箱状に折って生ゴミを入れていくと三角コーナーも不要になるため、おすすめです。

破れるのが不安な場合は2重にして使ってみると良いですよ。

紙袋

紙袋の真ん中あたりを横にざっくりと切り、底の方をゴミ箱として使います。

紙袋も家に溢れがちなので、こういった再利用ができると嬉しいですよね。紙袋によっては破れやすいものもあるため、生ゴミ用というよりは各テープルの上に常備するゴミ箱として利用しやすいです。

食パンの袋

食パンの袋はポリプロピレン製(PP)でこれはおむつ用のゴミ袋などと同じ材質であり、匂いを全く通さない効果があります。

レジ袋はポリエチレン製(PE)のため、匂いを遮断する効果はあまりないようです。レジ袋より匂いを遮断する効果が高いことに驚きですね。

他にも家電などの箱の中で包装に使われている袋やおむつの袋、宅配サービスで食品包装に使われている大きな袋など、探してみるとゴミ捨てに再利用できそうな袋がたくさんあることがわかります。

家庭用生ゴミ処理機もおすすめ!

生ゴミの水分対策として、家庭用の生ゴミ処理機もおすすめです。

家庭用の生ゴミ処理機は電気を使って急速に乾燥させることで生ゴミを処理することができます。

生ゴミをその日のうちに処理すれば、匂いもほとんど発生させずにすみ、虫がよりつく事もありません。

そして、家庭菜園を行なっている方は乾燥させた生ゴミをそのまま肥料として再利用する事もできます。

機械によっては排水口のゴミ受けに設置したネットごと乾燥にかけても問題ないものもあるようです。

生ゴミ量の削減や燃料エネルギーの節約効果もあるため、家庭用生ゴミ処理機の購入に助成金がでる自治体もあります。助成金を活用して家庭用ゴミ処理機を検討してみるのも良いかもしれません。

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生ごみの捨て方!レジ袋は使う?【まとめ】

以前は当たり前のようにレジ袋に生ゴミを入れて捨てていましたが、レジ袋の有料化にともなって、生ゴミも工夫次第でいろいろなものを活用した捨て方ができましたね。

今までたくさんの資源を捨ててきたと考えると少し罪悪感ですね。

私もさっそく、食パンの袋は取っておいて再利用したいと思います。ちなみに、災害時に備えて防臭効果のある袋をストックしておく事も大切だそうですよ。

ご自身のライフスタイルに合わせた生ゴミの捨て方をして快適に過ごしましょう。