蚊を潰しても血が出ない理由は?特性を理解して理由を解明!

皆さんは蚊を見つけ叩いて潰しても血が出てこなかった経験はありませんか?

今回は、その理由についてお伝えしていきます。

また蚊を潰しても血が出てこない理由だけでなく蚊に刺されないためにも蚊の種類やどんな時に発生するかなどといった蚊について理解しておく必要があります。

蚊を少しでも理解することで対策や防止につながりますので最後まで目を通していってください

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蚊の種類と発生する場所や期間について

皆さんは蚊には何種類いると思いますか?

実は日本にいる蚊でも約130種類生息しているといわれています。

予想よりはるかに多いと思います。

普段の日常生活で特にかかわりのある蚊は2種類です。
ヒトスジシマカ・アカイエカです

この2種類の蚊の特徴など見ていきましょう

ヒトスジシマカについて

一般的にヤブカと呼ばれたりもします

特に公園や庭や森林周りに多く発生し、昼間に活発に動き血を吸い、5月頃から10月頃まで活動しています

デング熱などといった感染症の媒介することが知られています

アカイエカについて

下水溝や用水桶などといった汚れた水があるところに多く発生します

活動は夜の時間に動き寝ている間に血を吸い、3月~11月ごろまで活動しています

特徴として吸血嗜好性がとても強くヒトだけでなく犬や鳥類の血も吸います

蚊はなぜ刺さして血を吸うのか

一度はなぜ血を吸うのか考えたことはありませんか?

蚊は人間だけでなくイヌやニワトリなどの血も吸います

また蚊は動物の吐く息や体温を感知して襲ってきます

その為真っ暗な場所でも、場所がわかることができます

よく刺されやすい人の特徴として以下のことが挙げられます。
体温が高い人、肥満体型なヒト(息を吐く量が多いため)・黒い服を着ている人・お酒を飲んでいる人 です

僕たちの体に引っ付いて血を吸うのは「メス」です

メスは、卵を産むときにタンパク質を必要とします。

人間や動物の地には蚊にとって大事な栄養分が多く含まれています

オスは植物の花などを吸って糖分を摂取してエネルギーとしているため人間の血液を吸うことはありません
ちなみに一度吸うと体重が2~3倍ほど膨らむそうです

なぜ刺された後は痒いのか

蚊は皮膚に針を刺したときに唾液と血液が固まらないようにするための成分を送り込みます。

そのなかでも特に刺された後に痒くなるのは、唾液に関係があります

蚊の唾液がアレルギー反応を起こし皮膚の中にヒスタミンという原因物質が出てきて痒くなります。

また、アレルギー反応で血管が膨れるためぷっくら皮膚が膨れ上がります

刺される前に叩いてしまえばいいと思いますが刺されていてもなかなか気づかないですよね

これは蚊の針がとても細いからです

蚊の針は約直径0.05mm程で髪の毛が約0.1mmなので半分くらいの細さです

とても細いですね

針は細くなるほど痛点を避けることができ痛みを感じにくくあります

そして針は1本だけでなく6本もありそれが筒状になっています

蚊を叩いたり潰しても血が出ない理由

では、ここからが本題です。

なぜ、蚊を叩いたり潰しても血が出ないのでしょうか?

どこで蚊をつぶしたかにもよると思いますが空中や壁などで蚊を潰したときはまだ血を吸っていないか吸っていたとしても消化が終わっているかもしれません

また血を吸うのはメスだけですその為潰した蚊がオスで血が出ない可能性も考えられます
皮膚にくっついていても血を吸う前だと血は出ませんね

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蚊を潰しても血が出ない理由は?【まとめ】

いかがだったでしょうか?

蚊について少しは理解が深まったでしょうか

日常生活で関わりのある蚊は・ヒトスジシマカ・アカイエカの二種類でした

人や動物の血を吸うのはメスだけです

理由は産卵するときにタンパク質などの栄養を必要とするため植物からでは摂取できないためです

また蚊は体温や二酸化炭素の排出だけで居場所を特定できます

蚊を潰しても血が出ない理由はまだ血を吸っていないか消化された後です

また潰した蚊がメスではなくオスだという可能性もあります

これからの季節多くなった来るので刺されないためにしっかり対策をして行きましょう