お歳暮のハムの食べ方はそのままで?加熱と非加熱の違いや料理法は?

お歳暮の定番は?と聞かれると、ハムを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

普段、スーパーでは買わないような贅沢なハムを口にすることができるわけなので、大概の人に喜んでもらえそうですよね。

さて、このハムには様々な種類がありますが、食べ慣れていない種類のものだと、そのまま食べていいものかと、食べ方に悩むことはありませんか?

加熱食肉製品と記載されているものは「そのまま食べていい」という意味なのか。
それとも「加熱して食べてください」という意味なのか。

結論から言うと、加熱食肉製品と記載されているものはそのまま食べていいんです。

今回は、お歳暮でいただいたハムの食べ方の悩みを解消する情報を、料理法と併せて紹介していきましょう。

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「加熱食肉製品」と「非加熱食肉製品」の違い

ハムのパッケージを見てみると「加熱食肉製品」と記載されているものと「非加熱食肉製品」

記載されているものがあります。

前者はすでに加熱済だからそのまま食べられるのかな?後者は加熱していないから一度焼かないと食べられないのかな?と混乱したことはありませんか?

「加熱食肉製品」は、中心の温度が63度以上且つ30分以上燻製したもの、または加熱・殺菌処理をしたものと食品衛生法で定められています。

つまり、すでに加熱処理済なのでそのまま食べても問題ないのです。

「非加熱食肉製品」は、加熱・殺菌での製法ではなく、水分含量を低くし、塩分含量を高くすることで微生物の繁殖を抑える製法です。

身近なところでいうと、生ハムがこれに該当しますね。

お歳暮のハムの食べ方!加熱食肉製品タイプのおすすめ料理法

「加熱食肉製品」として一般的に知られているのが、ロースハムやウィンナーソーセージ、ベーコンです。

ロースハムはなんといってもスライスしてサラダと合わせるのが一番!

というように、ロースハムはそのまま食べることに抵抗のない人が多いとは思いますが、ベーコンやウィンナーソーセージは加熱して食べることの方が多いのではないでしょうか。

それ故、加熱しないと食べられないというイメージもあるでしょう。

その理由は、ウィンナーソーセージやベーコンは加熱することで脂が程よく溶け出し、甘味や旨味が増すからなんですね。

そのため、そのまま食べるというイメージが定着しないのでしょう。

さて、本題です。

お歳暮でいただくような贅沢なハムの食べ方ですが、先にも述べた通り、スライスしたロースハムをサラダに、という定番の食べ方の他に、あまり料理をしない私でも簡単にできるオススメの料理法をいくつか紹介してみましょう。

 

かいわれ大根のスライスロースハム巻き

かいわれ大根やブロッコリースプラウトのような新芽の野菜をスライスされたロースハムで巻き爪楊枝で留めます。後はマヨネーズやお好きなドレッシングをつけて食べるだけ。

調理時間、わずか5分!

野菜嫌いな子どももなぜかペロリと食べますし、お酒のつまみにも最適です。

厚切りロースハムのステーキ・温玉のせ

ロースハムの塊をいただいたなら、まずはステーキですよね。

今回は、ちょっとしたアレンジを紹介します。

塩・胡椒やガーリックなどで味付けしたハムステーキの上に、クレソンなどの香味野菜と温玉を乗せます。

温玉の上にはブラックペッパーとマヨネーズとレモン汁を少々。

簡単なのに品のある一品になるので、ぜひ、試してみてください。

厚切りロースハムのスパム風おにぎり

ロースハムの塊を1センチくらいの厚さに切って塩・胡椒で焼きます。

チーズ入りオムレツを作り、ハムと合わせておにぎりの上に置き、海苔で巻きます。

私はオムレツとハムの間にマヨネーズまたはケチャップをほんの少し置きますが、オムレツやハムにしっかりと味がついていればそのままでも十分美味しいですよ。

お歳暮のハムの食べ方!非加熱食肉製品タイプのおすすめ料理法

「非加熱食肉製品」としての代表格はやはり生ハムでしょう。

生ハムの食べ方といえば、マリネにしたりサラダに混ぜたり、アボカドやメロンに巻いたりと、生野菜との相性が抜群です。

というより、それが一番生ハムの良さを引き出せるし、間違いなく美味しいんです。

とはいえ、毎回同じでは・・・と思うこともあるわけで。

そこで、ちょっとだけアレンジした料理法の中で、私でも簡単に作れてしまうオススメの料理法を紹介しましょう。

生ハムとリーフ野菜の冷製ジェノベーゼパスタ

名前だけ見ると、なんだか手の込んだことをしてそうですよね(笑)

いえいえ。少し手間かな?と思う作業は、トマトとブロックチーズを1センチ角に切るということだけ。

後はレタスやリーフ類をざっと洗って下準備は完了です。

1.4mm以下の細いパスタを茹でて冷水でしめて、市販のジェノベーゼソースと和えたら、トマト、チーズ、レタスやリーフを上から散らし、生ハムを4~5枚置いたら完成です。

お歳暮の時期に冷製パスタ?と思うかもしれませんが、暖房が効いた部屋でアイスクリームを食べると美味しい!というのと同じ感覚で、けっこうハマりますよ。

生ハムのロールサンドイッチ

サンドイッチ用の薄いパンを半分に切って、バターを塗ります。

その上にレタス、スライスチーズ、生ハムを置いてマヨネーズを少々。くるくるとロール状のくるんで半分に切り、一口サイズのサンドイッチを並べると、一瞬で完成するパーティーメニューです。

お正月の集まりなどにちょっと置いておくとおしゃれですよね。

マヨネーズの部分は、市販のジェノベーゼソースやシーザーサラダ味のドレッシング、コブサラダ用のドレッシングなんかも合うので、お好みの味を見つけてみてください。

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お歳暮のハム食べ方はそのままで?【まとめ】

いかがでしたか?

お歳暮でいただいたハムの食べ方は決まりましたか?

ハムの詰め合わせギフトの中には様々な種類がありますが、私はやっぱり、ロースハムの塊が一番うれしいです。

そして、今回は「加熱食肉製品」と「非加熱食肉製品」の違いについてもまとめてみました。
意味をしっかり理解すれば、保存方法や料理方法のイメージも湧いてきませんか?

せっかくいただいたハムを美味しく食べて、贈ってくださった方にもその感想やオススメの食べ方を伝えてあげてくださいね。