ネザーランドドワーフなのに大きい気がするのはなぜ!?遺伝子の違いについて解説!

ネザーランドドワーフといえば、家庭で飼育されるウサギの中で、最も小型な種類といわれています。大きくなっても子ウサギのような見た目がとても可愛いですよね。

けれど、ペットショップなどでネザーランドドワーフとして売られているウサギでも、思ったより大きくなる子もいます。

ネザーランドドワーフとして購入したのに、思っていたより大きくなるウサギに、「本当にネザーランドドワーフなのかな??」と疑問を持たれる飼い主さんもいるのではないでしょうか。

この違いはなぜなのでしょうか?

ネザーランドドワーフは、持っている遺伝子の違いから、トゥルードワーフとフォースドワーフ、ピーナッツドワーフという三種類が生まれます。

少し大きめで、耳や鼻が長いネザーランドドワーフは、フォースドワーフに該当するものです。

少し大きくて、耳や鼻が長くてもれっきとした、ネザーランドドワーフなのです。

今回は、ネザーランドドワーフの大きさについて、平均体重や大きめになる種類について書いていきたいと思います。

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ネザーランドドワーフには3種類いる!

ネザーランドドワーフといえば、小さな体に、短めの耳、丸い顔がトレードマークですよね。

ウサギ専門店などで血統書付きとして高値で販売されているネザーランドドワーフは、このトレードマーク通りの見た目のネザーランドドワーフが多いと思います。

普通のペットショップでも、ネザーランドドワーフは売っています。

筆者も普通のペットショップで、ネザーランドドワーフとして販売されていた子をお迎えしました。

お迎えした当時、生後2ヶ月だったのですが、体重は980g程ありました。

ネザーランドドワーフは成体で1kg程度の体重だと思っていたので、本当に生後2ヶ月なのかな??とペットショップには失礼ながら、疑問を抱いていました。

ネザーランドドワーフにしては、耳も長く鼻も長い子でした。

そこから、スクスクと成長し、成体になった現在は体重は1.7kg程です。

そこで、ネザーランドドワーフについて調べてみたのです。

調べた結果、ネザーランドドワーフはドワーフ因子という遺伝子を持って生まれてくるのですが、ドワーフ因子の組み合わせによって、トゥルードワーフ、フォースドワーフ、ピーナッツドワーフという三種類のネザーランドドワーフが生まれてくることを知りました。

ピーナッツドワーフは生まれながらにして短命で、市場に出回る事はないそうです。

なので、ペットショップやウサギ専門店で見かけるネザーランドドワーフは、トゥルードワーフかフォースドワーフという事になります。

トゥルードワーフは、体重は成体で1kg程度、耳の長さは5cm程度、顔が丸い子がほとんどです。

ショーなどに出るネザーランドドワーフもこちらになります。

ウサギの専門店などでは、このトゥルードワーフが販売されている事が多いようです。

一方で、フォースドワーフは、体重は1kg〜2kg程度、耳は長め、鼻も長めなウサギらしい見た目の子です。

筆者の家のウサギは、こちらに該当するようです。

ネザーランドドワーフの平均体重はどれくらいなの!?

ネザーランドドワーフの成体の平均体重は1kg〜2kgです。

あまり大きくならない、トゥルードワーフの子で1kg前後、大きめになるフォースドワーフで1.5kg〜2kg程度です。

体重に関しては、神経質にならずにその子に合った体格をしているかどうかを大切にしてください。

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ネザーランドドワーフなのに大きいのはなぜ?【まとめ】

いかがだったでしょうか。トゥルードワーフ、フォースドワーフについてまとめてみましたが、この二つはどちらかに優劣が付けられるものではありません。

どちらもネザーランドドワーフですし、どちらもとても可愛いです。

子ウサギのうちは、成体になるまでどのような成長をするのか、素人では判断が難しいかと思います。

どちらのネザーランドドワーフであっても、お迎えした子を目一杯可愛がってあげてください。