ネザーランドドワーフの飼育は大変!?飼育にかかる費用はどれくらいなの!?

ネザーランドドワーフを飼育しようと思った時に最初に気になる事は、飼育する事はどれくらい大変なのか、きちんと生涯飼育できるのかという事ではないでしょうか。

また、ネザーランドドワーフが飼育しやすい種類なのかどうか、性格の特徴も気になりますよね。

筆者はネザーランドドワーフを飼育していますが、飼育が大変かどうかと聞かれたら、「結構大変」と答えます。

しかし、これはネザーランドドワーフの飼育に限った話ではないと思います。

生き物を飼育するという事は、一生涯責任を持って飼育しないといけないので、簡単に飼育できる生き物などいないと思っています。

その事を踏まえた上で、今回はネザーランドドワーフの飼育が他の生き物と比べて大変なのか、また性格の特徴やかかる費用についてまとめていきたいと思います。

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ネザーランドドワーフの飼育は大変?

一言で、ネザーランドドワーフの飼育といっても、飼育環境や飼育方法は様々だと思うので、まず筆者が飼育しているネザーランドドワーフの1日の世話の内容について書きたいと思います。

筆者は小型犬用のサークルでネザーランドドワーフを飼育しています。

朝、起床と同時に様子を見にいきます。

夜にあげた餌を食べているか、うんちをしっかりしているか、いつもと変わりなく元気にしているか確認します。

その後、30分程部屋に出してあげて(部屋んぽ)、その間にトイレとサークル内の掃除をします。

部屋に出している間、壁やソファなど色々と齧るので、完全に目を離すことはできません。サークル内に戻した後に、新しい牧草と野菜等をあげます。

筆者が現在飼育しているネザーランドドワーフは、トイレをサークル内の自分のトイレでするのですが、以前飼育していたネザーランドドワーフは、部屋の中のあちこちで、うんちやおしっこをしていたので、その後始末も大変でした。

部屋んぽは朝と夕方、1日2回行うようにしています。

餌も1日2回、食べきれる量を入れます。牧草は24時間いつでも食べられるように、補充する必要があります。

筆者は家で仕事をしているので、このようなスケジュールですが、飼い主さんのスケジュールによっては1日1回の部屋んぽだったり、もしくは完全に室内で放し飼いだったり様々だと思います。

ただ、ネザーランドドワーフの世話に1日最低1時間程度は必要となってくると思います。

決して放ったらかしで飼える生き物ではありません。

犬のように、毎日散歩に連れて行く必要はありませんが、犬ほど賢くないので、齧ってはいけない場所を齧りますし、壊します。

叱っても効果はないので、飼い主が先回りして対処する必要があります。

これらの事を考えると、ネザーランドドワーフの飼育は大変か、と聞かれれば飼育している人は皆さん、簡単ではないと答えると思います。

ただ、とにかく可愛いので、「世話は大変だけど可愛い」、これに尽きると思います。

ネザーランドドワーフの飼育の大変さは、性格にもよる!?

ネザーランドドワーフといっても、性格や特徴は様々です。

飼い主との性格や生活パターンとの相性もあるので、飼育の大変さは各家庭で異なってくるのではないでしょうか。

例えば、筆者が現在飼育しているネザーランドドワーフは、前述したように自分のトイレでしか排泄をしません。

ですので、部屋んぽをさせていても、ソファやカーペットを汚す事はないですし、うんちを拾って歩く必要もありません。

けれど、以前飼育していたネザーランドドワーフは、家の中のお気に入りの場所で毎回おしっこをしていました。

なので、部屋に出す前におしっこをしそうなところには、ペットシーツを敷いて対策をしていましたが、違う場所でおしっこをすることもしょっちゅうだったので、後始末が大変でした。

筆者は、この「おしっこのための準備と後始末」を負担に感じていたので、現在のネザーランドドワーフはその点が楽だな、と感じています。

けれど、現在のネザーランドドワーフは、あちこちとにかく齧る上に、消しゴムのカスやゴム製の物を齧って食べてしまうので、齧られないようにあちこち対策をしないといけません。

以前のネザーランドドワーフは、ほとんど齧りませんでした。

このように、同じネザーランドドワーフでも、行動の特徴や性格が全然違うので、どこに負担を感じるのかで、うさぎとの生活をとても大変に感じる場合もあれば、そうでない場合もあるのではないでしょうか。

ご自身の性格(部屋を齧られたくない、ソファなどを汚されたくない)と、想定できるうさぎの行動をよく考えて、うさぎとの生活について考えてみてください。

ネザーランドドワーフの飼育にはどれくらい費用がかかるの!?

お世話の大変さと共に、飼育費用についても気になりますよね。

飼育費用について、筆者が考えつく物を挙げていきたいと思います。

・初期投資(ケージ、トイレ、餌入れ、水入れ等)1万円〜
お店によっては、飼育パックのような形で必要な物を揃えて手頃な値段で販売しています。

・毎月の餌、牧草代 1000円〜3000円程度
どのような餌を選ぶかでかなり変わってきます

・病院代 数万円(保険の加入の有無、病気の種類によって変わる)
保険に加入するかどうか、加入していたとしても保険適用の疾患がどうかでかなり変わってきますが、うさぎ飼育で一番大きな出費は病院代だと思います。

また、避妊・去勢手術をするのであれば、まとまった出費となります。

避妊の方が手術代は高いようですが、筆者のうさぎの病院では4万円程度です。

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ネザーランドドワーフの飼育は大変?【まとめ】

いかがだったでしょうか。

ネザーランドドワーフの飼育が大変なのかどうかについて、まとめてみました。

ネザーランドドワーフは、決して楽に飼育できる生き物ではありません。

けれど、毎日とても可愛くて幸せを与えてくれますし、ウサギが元気に過ごしてくれる事が、飼い主にとっては一番の幸せです。

ネザーランドドワーフの飼育を検討されている方に、少しでも具体的な飼育のイメージを持ってもらえれば幸いです。