卒業式で着物は浮くの?着物の母親の割合はどの程度いるのか?

子供の晴れ舞台である行事ごとの中でも一大イベントの卒業式。女性はどのような服装で行くかとても悩みますよね。

着物を着て卒業式に行きたいけど、「着物で卒業式に行ったら浮くのではないか?」「着物を着ている人は自分しかいないのではないか?」と不安は尽きません。


画像はイメージです。晴れ着やん!って突っ込みはナシでお願いします

スマホで調べてそわそわしてみたり、他の母親に何を着ていくか聞いてみたりした人もいるのではないでしょうか。

そのため、着物を着て卒業式に来ている人の割合や実際に卒業式で浮くのかについて調査してみました。

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卒業式に着る着物の種類とは?

そもそも、卒業式にはどのような着物を着ていくのが正しいのか知っていますか?

お子様の卒業式に母親が着るのにふさわしい着物は『訪問着』『付け下げ』『色無地』の3種類です。

一昔前は、卒業式には礼装である一つ紋の色無地がいいといわれていました。しかし現在では、派手な色や柄でなければ、訪問着を着て参列される方も多いため問題ないでしょう。

逆に五つ紋の留袖のような格式が高すぎる着物は、お子さんが主役の卒業式には不向きです。

また、色や柄が派手でないといわれても、どのようなものが浮くのか、どのような着物ならいいのか悩みますよね。

色としては、薄いグレー、ピンク、ブルー、ベージュ、藤色など淡い色合いのものが好ましいです。柄に関しては、桜、桃、牡丹、藤、菖蒲といった春の花があしらわれたものであれば、着物好きな方からも好印象を持たれます。

両袖に大きな柄の入ったものは避け、柄は片袖のみか、片袖の柄が小さいものを選ぶようにしましょう。

帯は祝福の意味を込めて格式の高い袋帯の二重太鼓結びがおすすめです。

着物の母親の割合はどのくらいいるの?

調べてみたところ、着物を着ている母親の割合は3%程度らしいです。200人の学年に対して5,6人程度と考えると納得のいく人数ですね。

あくまで平均なので多い年や少ない年もありますが、やはり想像していたとおりあまり多くはありませんね。

着物を持っていても1枚だけで、入学式と卒業式どちらも同じ服を着ていくのは気になるという人もいます。

同じ服を着るのが気になる人の中には、より華やかなイメージの入学式に着ていくという人の方が多いようです。

ただでさえ着物を持っている人の少ない現代では、卒業式に着物を着る人はどうしても少なくなってしまいます。結果として卒業式で着物を着る人が少なくなっているようですね。

着物で卒業式に行くと浮くのか?

着物を着て卒業式に来ている人が少ない以上どうしても浮いてしまう可能性はあります。しかし、着物を着ている母親は全くいないわけではありません。

また、あくまで子供が主役のイベントなので母親の服装にずっと関心が向いている人は少ないです。明らかに場違いな派手な色や柄でなければ、大丈夫でしょう。

せっかくなら浮くかどうかは気にせず、自分が着たいものを着て卒業式に参加した方がよいのではないかと思います。

後で卒業式のときの写真を見返したときに「やっぱり着物を着ておけばよかった」と後悔しないように、少しでも着たい気持ちがあるのなら、着物を着ていくことをおすすめします。

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卒業式に着物は浮く?【まとめ】

やっぱり想像していた通り、着物で卒業式に出る母親の割合はおよそ3%程度とそんなに多くはないようです。

私の小中高の卒業式のときも着物の母親の人数は少なく、2人か3人ほどだったので、体感と一致しているといった印象です。

やはり、着物を着ている人の割合が少ないとどうしてもじっと見られる可能性はあると思います。

しかし、派手な色や柄でなければ、そんなに浮いているわけではありません。

せっかくの子供の晴れ姿を見に行くのですから、母親も多少は着飾ってもよいのではないでしょうか。親子で写真を撮るときにも見栄えがとても良いと思います。