除夜の鐘はいつからいつまで鳴らすの?意味や決まりなどについて解説!

1年の最後の日、大晦日から新年の元旦にかけて除夜の鐘を鳴らすという文化が日本にはあります。

除夜の鐘という言葉を知らない日本人はいないといっても過言ではないくらい日本人であれば誰でも知っている文化だと思います。

また、除夜の鐘を鳴らしに行く方も多いのではないでしょうか?

そんな除夜の鐘ですが、回数が108回なのは有名な話ですが、いつからいつまで鳴らすのか?

また、鳴らすタイミングに決まりはあるの?など、詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか?

詳しく調べてみましたのでぜひ最後までご覧下さい!

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除夜の鐘はいつからいつまで?

除夜の鐘の鳴らす時間は108回と言われていますが、それは1番有名な回数というだけであり、各お寺によって鳴らす回数は違っています。

それと同じく除夜の鐘を鳴らす時間も各お寺によってさまざまです。

しかし、一般的に多いのは大晦日である12月31日の22時、23時ごろから翌日である元旦の1月1日、1時頃までとされているようです。

近年の除夜の鐘事情

除夜の鐘を実際に鳴らしたことがある方も多いと思いますが、昔とは違って近年では近所迷惑となるため除夜の鐘を鳴らせなくなってしまったお寺も増えてきているようです。

また、一般人は除夜の鐘を鳴らすのに参加することは出来ず、お寺の方が鳴らすようにしているところや人数制限をしているところ、有料のところも年々少しずつ増えてきているようです。

逆に一切時間や回数を決めず、参拝にきた方が好きな時に鐘をつけるように開放されているお寺もたくさんあります。

近年ではコロナ禍の影響もあり、密を避けるため、接触を避けるため除夜の鐘を中止にするお寺も増えました。

参拝も時間を分けて分散して。と言われていたくらいですので、除夜の鐘を中止にせざる得ないのも納得ですよね。

除夜の鐘を鳴らしたい!という方は事前にホームページを確認したり、電話で確認するなどし、情報を得ることが大切です。

人数制限やコロナ禍でもしも陽性者が出た場合の対応などの関係で完全予約制となっているところもあります。

早めに確認し、予約を取るようにしましょう。

除夜の鐘を鳴らすタイミングはあるの?

除夜の鐘に限らず、お寺で鐘を鳴らしても良いタイミングというものがあるのをご存知でしょうか?

実は、鐘を鳴らしても良いタイミングというものがあります。

それは、【参拝をする前】です。
除夜の鐘もそうですが、除夜の鐘に限らずお寺に行った際に鐘をつきたい場合には必ず参拝前に鐘をつくようにしましょう。

参拝後は縁起が悪いとされ、鐘をつくのはダメとされています。

鐘がある場所によっては参拝前につくのが難しいお寺もあります。
参拝後に鐘に気づいた場合には鳴らしたくても我慢して下さい。

また、他のお寺を参拝後にまだ参拝していないお寺で鐘をつくのは大丈夫です。
参拝をしたお寺で参拝後に鐘をつくのはやめておきましょう。

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除夜の鐘はいつからいつまで鳴らすの?【まとめ】

除夜の鐘はいつからいつまで鳴らすのか?

また、除夜の鐘を鳴らすタイミングは?など、詳しく調べてみました。

いかがでしたか?参考になりましたか?

昔からの文化である除夜の鐘ですが、周りの環境や近年ではコロナ禍ということもあり文化を継続するのは大変な世の中となっています。

ですが、昔からの文化が絶えてしまうことがないように、出来る範囲で大切に続けていけると良いなあと個人的には思います。

また、子供にも経験させてあげたいなあと思います。

近所で除夜の鐘をつけるお寺がある方はぜひ家族みんなで除夜の鐘を鳴らしに行ってみてください。

除夜の鐘には邪気を払うという意味も込められていますので、邪気を払い良い新年を迎えてくださいね!