ステーキガストの閉店ラッシュが進んでいるのはなぜ?閉店予定店舗は?

すかいらーくグループは数多くの業種のチェーン店を保有し、いまや誰もが知る人気飲食店の大手企業となりました。ステーキやハンバーグなどのグリル料理に特化した「ステーキガスト」もそのひとつです。

しかし、2022年8月、突然、「ガスト」や「ステーキガスト」の店舗の多くを閉店するとことになりました。主要道路沿いや郊外型店舗を中心に約100店舗を閉店すると発表されましたがなぜなのでしょうか。

長期化するコロナ、そして食料品や日用品の値上げが続く中、国民の多くが外食を控えるようになり、採算が取れず2022年6月には利益が28億円の赤字となったことが大きな原因のようです。

さらに連日ニュースでも報道されているように円安が進み、食材の輸入コストの上昇からも大量店舗の閉店という苦渋の決断をしたようです。

そこで今回は「ステーキガスト」の閉店ラッシュが進んでいる理由について詳しくみていきたいと思います。

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ステーキガストの閉店ラッシュの理由は?

ステーキガストの閉店ラッシュの一番の大きな理由は、コロナウィルスが影響していると思います。

もうすぐ終わるだろう・・・と思いながら、いまだ終息の気配はなく、コロナウィルスと共存している状況が続いています。

さらに今年に入ってから食料品の多くが次々に値上げをし、燃料費も高騰したため、外食産業にとってはかなりの危機に直面していると言えます。

メニューの値上げをしたところで、客足が遠のいてしまえばまったく意味がありません。メニューの値上げをできる限り抑え、安くておいしいものを提供するためには閉店もやむ得ない選択かもしれませんね。

さらに、最近ではコンビニや冷凍食品のレベルも上がり、昔では考えられませんでしたが、ドラッグストアでも安くおいしいお弁当を購入することができます。

このように、ライバル店は飲食店だけに限らず、他の業界でもライバル店が増えたことも事実です。

そのため、安くておいしいのは当たり前、より魅力的な商品を生み出すことが経営の存続につながるようになりました。

コロナ禍になり、UberEatsや出前館などの宅配業者が勢力を増し、自宅にいながら店と同じ味を堪能できるとなれば、実店舗での売り上げを増やすための策を生み出すのはさらに困難な状況と言わざるを得ません。

ステーキガストの閉店予定店舗は?

ステーキガストは2023年初めまでに約100店舗の閉店を予定していますが、2022年に閉店された店舗は以下の店舗です。

https://reiwajpn.net/archives/8177

10月だけでも6店舗も閉店しました。今後2023年の閉店予定店舗については、今のところまだ発表されていませんが動向をみていきたいと思います。

閉店後のステーキガストは、まったく別の店舗になるのかどうかまでは決まっていないようですが、一部の店舗では同じすかいらーくグループのバーミヤンに生まれ変わりオープンした店舗もあります。

すかいらーくグループは多くのチェーン店を保有しているので、好調な店舗に変更するというのは今後も可能性としては考えられますね。

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ステーキガストの閉店店舗は?【まとめ】

ステーキガストに限らず、多くの飲食店が長期化しているコロナ禍に悩まされているのはこの上ない事実ですね。

すかいらーくグループのようにチェーン店を多く抱えているグループであれば、採算の取れない店舗を閉店して、好調な店舗に変更することも可能ですが、その辺りの見極めも同じ飲食店なので簡単ではなさそうですね。

個人的にはステーキガストではおいしい肉料理が食べられる上にサラダバーがあり、とても気に入っているので、店舗が減っていくのは少し寂しいですが、他に安くておいしい店舗に生まれ変わるのであれば、その店にも今後期待したいですね。