がってん寿司のキャラクターの名前は何?サッカー選手がモデルって?

がってん寿司に行くと、思わず目に止まるのが大きな看板と、いかにも気合入っていますというような風貌のキャラクター。

そしてお店に入店すると威勢の良い「がってん承知」という掛け声。極めつけは、店内に大きく張られたスローガン。

看板の印象そのままを入店と同時に感じることが出来ます。

この「がってん寿司」という名前とマスコットキャラクター。江戸っ子のような雰囲気を放つなと感じたのは筆者だけでしょうか。

そこでこのキャラクターの名前や「がってん寿司」という名前に込められた想いを探ってみました。

がってん寿司のキャラクターの名前は?

まずはあのキャラクター。

赤い顔でへの字に曲がった口元、まっすぐ鋭い目つきに、腕っぷしを鳴らしている様は、THE 職人といったいでたちですよね。

なんだか頑固そうだなとかいろいろ勝手に思ったり・・・名前は「がってんオヤジ」というそうです。イメージにぴったり!というか、そのまんまな気も(笑)

特別プロフィールなるものは存在しておらず、年齢も不詳のようです。

それにしても、見れば見るほど今にでも「がってん承知!」と言ってきそう(笑)

このキャラクターにも使われている「がってん」という言葉、お店の名前ですが、どんな由来なのか、気になりますよね。

がってん寿司の名前の由来には、創業者の家庭内エピソードがあった?

がってん寿司の創業者の家庭内のエピソードからきているようです。

創業者が家に帰って子供たちに「勉強しろ」などと言っても中々素直に「うん」という返事がなくモヤモヤしていました。

聞えているのか、聞こえていないのか、とにかく返事しろよ!っていうやつですよね。お気持ちお察しします(笑)

そこでお店では、お客さんにこんなふうにモヤモヤしてほしくないと思った創業者は、「すぐやります」「はい喜んで」のような面白い言葉はないかと考え、「がってん承知!」にしようと思いついたようです。

お店の名前の由来はそんな掛け声からきているということでした。

家庭を持つ筆者としては、日常茶飯事なエピソードですが、それがきっかけとは面白いですね。

しかもまさかのお店をしようと決めて最初に考えられたのが、コンセプトでもなく掛け声とは・・・興味深いですよね。

がってんオヤジのモデルになったサッカー選手とは?

がってん寿司のあのキャラクターを見て思い浮かぶ人もいるのはないでしょうか。むしろサッカー好き・がってん寿司ユーザーには有名かもしれません。

その選手の名前は武藤雄樹選手です。2021年まで浦和レッズに所属しており、現在は柏レイソルで活躍しています。

唯一がってん寿司と個人スポンサー契約を交わしている選手なんです。そして、武藤選手がゴールを決めると、サポーターはあのキャラクターと同じ「がってんポーズ」をして、お寿司を食べるそうです。

ただ、モデルというわけではないそうです。

もともとお寿司が好きな武藤選手が当時共にプレーしていた選手と「ゴールを決めたら、寿司をおごる」と約束をし、見事勝利。

そこでのやり取りがサポーターの間で話題となり、ゴールを決めると寿司を食べることが恒例となり、がってん寿司の本店もある埼玉の浦和レッズに所属したときには、そのサポーターががってん寿司にも押し寄せるように。

そこでがってん寿司側もそこに乗っかるような形で「浦和レッズの勝利・武藤選手のゴールでマグロ1皿サービス」ということを始めたことで、武藤選手とがってん寿司との関係が出来たという話でした。

これもまた、偶然といえど面白いエピソードであり、地元チームをこういった形で応援するがってん寿司の粋を感じます。

がってん寿司のキャラクターの名前は何?【まとめ】

武藤選手のエピソードも、「がってん」という名前の由来エピソードも、とっても親しみやすい印象を受けました。

これはネタや味にこだわりながらも、手頃な値段で、子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛されるお店ならではなのかなと思います。

何よりもこの「がってん」という言葉、がってんオヤジというキャラクター、元気出ますよね。

静かなお店でゆっくりたしなむのも良いですが、たまにはこういった威勢のいい活気あるお店を利用するのもいいなと感じました。