ドムドムバーガー店舗が激減!?【閉店】続出する理由とは?
2020年で創業50周年となった、日本で初めてハンバーガーショップを出店したドムドムバーガー。
かつては400店舗もあったのだが、現在は30店舗ほどまでに減少している。
ダイエーが子会社として設立したドムドムバーガー。
ショップ名もダイエーのキャッチフレーズである「良い品をどんどん安く」から由来するものだ。
ドムドムバーガーが閉店していく理由として、親会社のダイエーがバブル崩壊で多額の負債を抱え、産業再生機構のもと経営を再建することによりダイエー自体が大量閉店となった背景がある。
ドムドムバーガーも自ずと閉店する店舗が続出したのだ。
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ドムドムバーガーが次々と閉店する理由
今の若者にハンバーガーチェーン店と聞いて思い浮かぶのは、「マクドナルド」「モスバーガー」「ロッテリア」といった感じではないでしょうか?
日本で初めてハンバーガーを出店したのがドムドムバーガーだと知ったら驚くかもしれません。
そんなドムドムバーガーの店舗が軒並み閉店していった理由は、バブルが崩壊して親会社のダイエーが経営困難になるほどの負債を抱えてからです。
その後も消えていく店舗が続出。
もうひとつの理由として、ダイエーがイオンの傘下になり店舗を見直しリニューアルしたのだ。
ドムドムバーガーの店舗も閉店を余儀なくされた。
閉店していく勢いは、ドムドムバーガーのファンたちにとってショックが大きかったと思う。多い時は、3か月で10店舗もの閉店が予定されたこともあった。理由はどうであれ、もうドムドムバーガーが食べられなくなる・・・。
今で言う「ドムドムロス」が街中に溢れたでしょうね。
閉店する店舗が続出!消えていくドムドムバーガー
かつては400店舗まであったドムドムバーガー。閉店が続出し、現在の店舗数は30店舗ほどまでになっている。ダイエーが親会社だったころ、有名だった店舗まで閉店をしていった。
東京都町田市にあったドムドムバーガー1号店も既に閉店。
ハンバーガー店なのに、ドムドムカレーという変わったメニューを提供していた大阪の水無瀬FC店。当時、FC契約していたキヨスクとによる「キヨスクドムドム」という店舗も存在していた。食品スーパー「マルエツ」に出店していて、5店舗が一気に閉店していった。
ここまで閉店する店舗が続出するほど、経営困難になっていた元親会社のダイエー。
消えていったドムドムバーガー。かつて店舗があった跡地には、「ミスタードーナツ」「はなまるうどん」といったファミリー層向けの店舗が多く展開しているそうです。
ドムドムバーガー閉店から現在まで
創業から現在まで370店舗ほどの閉店を余儀なくされたドムドムバーガー。現在の事業やこれまでの店舗経営など、たくさんのストーリーが詰まっていることでしょう。
実はあまり知られていないのだが、ドムドムバーガーが開店する前にダイエーとアメリカのマクドナルドとで合併をし会社を設立する事業を計画していた。その事業が破断しなければ、ダイエーが日本初のマクドナルドを開店していたのだ。
この事業がなくなったことで、ハンバーガーの開発・研究をしてドムドムバーガーが誕生したのである。
その後、経営破綻から閉店が続出していき親会社や社名なども変わっていったが、現在もドムドムバーガーが30店舗ほど営業し続けている。
2017年に、株式会社ドムドムバーガーフードサービスを設立し、47年間も続けていたダイエーが事業を撤退した。新生ドムドムバーガーとなったがもちろん見直し店舗も続出する中で、新たにロゴマークや制服なども心機一転した。
そのロゴマークを元に、有名ファッションブランドとのコラボし多くのグッズを展開している。
2020年現在、ドムドムバーガーが注目を集めているのだ。
ドムドムバーガー店舗が激減!?閉店続出する理由とは?【まとめ】
目まぐるしく店舗が軒並み閉店していったドムドムバーガーはどうなるのか。
ここまで閉店が続出することになった経緯や時代の流れは、経験して初めて知ることであり、現在に至るまでの財産でもあり物凄く意味のあることだと思います。
50年という長い歴史の中にたくさんの人が関わり変化し続けた。
2020年、また注目を集めつつあるドムドムバーガー。
ハンバーガーチェーン店ドムドムバーガーが今後身近なものになっていくことを期待したい。