はま寿司が回らない回転寿司店に!そのビックリな理由に迫ってみた

回転寿司チェーン店の人気店「はま寿司」のお寿司が、店内で回ってないと話題になっています。

回らないお寿司屋さんと言えば高級寿司店というイメージでしたが、はま寿司の場合、店舗の形は特に変わらず、オーダー品のみ高速レーンでやって来るということのようです。

なぜこんな形の回転寿司店になってしまったのでしょうか。

回っているお寿司の中からお皿を選んで取るのが回転寿司の醍醐味ではなかったのでしょうか。

また、回るお寿司をキラキラした目で見ていた子どもたちでしたが、回らないお寿司屋さんに行った場合どうなのでしょう。

お寿司が回らないはま寿司について、その理由など調べてみました。

はま寿司のお寿司が回らないってそれでいいの?

はま寿司に限らず回転寿司チェーン店の一部が、回転するレーンを辞め高速レーンのみ稼働するという方法に切り替えているようですね。

もう既に回らない回転寿司店を利用された方も多いのではないでしょうか。

今や回転寿司はタッチパネルで注文し、キッチンで出来上がったら高速レーンで席までやってくるという店舗が主流になっています。

確かにそういうシステムで注文する人が多いのであれば、回転レーンはあまり必要なくなりますね。

しかし回転レーンが本当になくなってしまってもいいのでしょうか。

席に座ってすぐに、回っている美味しそうなお寿司を取って、取りあえずコレ食べてから次の食べたい物を考えよう、という事も多いです。

それに本物のネタを見たい時、目の前を回っていれば、ネタの大きさや新鮮さを見てから注文できるので嬉しいです。

メニューの写真やタッチパネルの映像だけではよく分からないですからね。

そして小さな子どもたちは、特に回るお寿司に大興奮していた気がします。

自分でお寿司を選び、取って食べることの楽しさは、回転レーンでないと味わえない醍醐味でした。

それなのに、いつからか回らない回転寿司の店舗が増えてきたのはなぜなのでしょうか。

理由その1.お客さんの意識の変化

回転寿司店では、回っているお寿司を取るのが主流だった時代から、タッチパネルなどで店員さんに注文してから新鮮なお寿司が席まで来るという時代へと流れてきているように感じます。

そんな中、徐々にお客さんも
「回っているお寿司はいつ出来たのか分からないから、タッチパネルで注文して新しいのを作ってもらおう」
という傾向になってきたのではないでしょうか。

回転しているのは誰も取らなかったお寿司だけ。

そんなお寿司は新鮮さもないような気がして、つい注文してから食べるようになってきました。回転寿司のお寿司はそう待たずに席まで来てくれますから、「お腹がペコペコで待てない!」「子どもがぐずるからすぐ食べさせたい!」という時を除いては、注文している気がしますね。

そうなってくると、ますます回っているお皿のお寿司は時間が経っていて新鮮ではない気がしてきます。最近では特に、回転レーンのお寿司が取られないことが多くなってきているようです。

お客さんの意識の変化が、回転レーンを無くす方向へと向かわせたのかもしれません。

理由その2.食品ロス対策

お寿司は生ものが多いですから、適切な温度以外の所に長時間置いておくと良くありません。

はま寿司では、寿司皿にチップが入っていて、一定時間経過したお寿司は自動的に廃棄されているそうですが、それでは食品ロスが出てしまいます。

回転寿司において食品ロスは避けられないものでした。

近年食品ロスについて改善する企業が増えてきて、はま寿司もそれについて見直すよう取り組んでいるのかもしれませんね。

はま寿司がお寿司の鮮度や安全にこだわっているからこその取り組みでしょう。

はま寿司が回らない回転寿司店に!【まとめ】

回っているお寿司に手を出そうとして
「待って!今注文するから新しいのにしなさい」
とお母さんに注意されている子どもを見かけた経験があります。

子ども達には、自分で食べたい時に取って食べるお寿司が嬉しいのでしょうが……。

それに席についてすぐにお寿司を食べたいという人にとっても、回るお寿司は便利でした。

サッと食事して帰りたい人、タッチパネルが面倒で使いたくない人には、回らない回転寿司屋さんは少し近寄りがたいかもしれませんね。

まだまだお寿司が回っている店舗も多いですから、そんな人には回っているはま寿司がおすすめ、タッチパネル派の人は回らないはま寿司がおすすめです。

お好みで選べるのもはま寿司のいい所ですね。