大戸屋の漬物の名前は?おかわりはできるの?
素材の味を活かした家庭的な料理を味わえる「大戸屋」には、定食やセットの種類が豊富でメニューを見るといつも迷ってしまうほどです。
その定食やセットのメニューに、ご飯や味噌汁、そして漬物が付いています。この漬物、普通の定食屋ではたくあんやきゅうり、茄子などの浅漬けが一般的ですが、大戸屋の漬物は少し異なります。
見た目は茶色くて、コリコリとした食感がくせになり、醤油味でこの漬物のファンも多いようです。この大戸屋の漬物、たくあんとも違いますがなんという名前の漬物なのでしょうか。
画像はイメージです。本文との関連はありません。
実はこの大戸屋の漬物は、切り干し大根ならぬ「割り干し大根」の漬物でその名も「はりはり漬け」です。
そこで今回は、大戸屋でこの「割り干し大根のはりはり漬け」の漬物がおかわりできるのか、また購入はできるのかをみていきたいと思います。
大戸屋の漬物のおかわりはできる?
私は切り干し大根はよく食べるので知っていましたが、「割り干し大根」というのは聞いたことがありませんでした。
調べてみると、切り干し大根というのは、干した大根を千切りにしてあるのに対し、割り干し大根は長さ5cmほどで厚さ2cmほどにスライスしたものだということです。
切り干し大根より厚みがあるので食べごたえもあるようです。
そして「はりはり漬け」というのは新潟県で保存食として作られた干した大根を醤油に漬けたもので上越地方の郷土料理のひとつだということです。「はりはり」というのは、食べたときの「音」が由来だそうです。
そもそも定食に付いてくる漬物というのは、漬物皿に箸休め程度にほんの少ししかありません。もう少し食べたいとき、おかわりはできるのでしょうか。
実は現在、大戸屋では残念ながらおかわりができるサービスはありません。しかし、2021年8月18日~31日まで期間限定で「ごはんおかわり無料キャンペーン」がありました。
その後、「ごはんおかわり無料キャンペーン」は未だ復活していませんが、大戸屋の公式アプリでは、定食のごはんが2杯目無料というクーポンがあるようです。
ただ、いつも使えるクーポンではないので、アプリを登録しておくとお得なクーポンに出会えるかもしれませんね。
そしてこのコロナ禍、なんと2022年4月15日から福田屋ショッピングプラザ宇都宮店の敷地内にごはんのおかわりが自由にできる「大戸屋 ごはん処」福田屋宇都宮店を新規オープンしました。
大戸屋初のごはんおかわり自由サービス「ドリンクバー」ならぬ「ごはんバー」を導入しました。その名も「Servi」という配膳運搬ロボットを大戸屋内に置いて気軽におかわりができるようになりました。
ただ、こちらは無料サービスではなく、ドリンクバーのようにブラス200円でごはんバーを利用できるものです。
しかし、ごはんだけではなく、味噌汁やなめ茸、梅おかか、生たまご、ふりかけ、おしんこなどごはんのお供もおかわりできるので200円で利用できるのであれば納得ですね。
しかし、残念ながらこの「ごはんバー」があるのは、この福田屋宇都宮店のみです。今後の展開については未定のようなので、取り扱い店舗が拡大されることに期待したいですね。
大戸屋の漬物は購入できる?
この大戸屋の「割り干し大根はりはり漬け」がおいしくて、いつでも家に常備しておきたい、という人のために購入できるのかどうかを調べてみました。
大戸屋の公式サイトから冷凍食品のネット販売はしていますが、残念ながらメイン料理が全体を占めており、「割り干し大根はりはり漬け」に関しては販売されていませんでした。
しかし、アマゾンや楽天などのショッピングサイトにおいて「割り干し大根はりはり漬け」を購入することはできます。そして乾燥した「割り干し大根」も購入することができるので、自家製はりはり漬けを作ることはできそうですね。
価格でいうと、「はりはり漬け」の漬物は200gで500円程度、乾燥したものは40g600円から200g1000円まで産地などによりさまざまです。
ここでは乾燥割り干し大根をつかったはりはり漬けの作り方をご紹介したいと思います。
【はりはり漬けの作り方】
割り干し大根 60g
(漬け汁)
しょうゆ 100cc
酢 100cc
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 1.5
切り出し昆布 (5cm角)
赤唐辛子 1本
(作り方)
①割り干し大根を洗い30分ほど水に浸けて戻す
②耐熱ボウルに漬け汁の材料を混ぜ合わせて、ラップをかけずにレンジで2分ほど加熱する
③粗熱がとれたら、昆布を取り出す
④沸騰した鍋に戻した割り干し大根を入れてすぐに取り出す
⑤ざるにあげて、冷めたら3~4cmの長さに切る
⑥割り干し大根を漬け汁に入れて冷蔵庫で一晩寝かせる
乾燥した割り干し大根を戻して、熱湯でゆがき、しょうゆベースの漬け汁に漬け込んでおくだけなので意外と簡単ですね。自分で作れば、甘さや辛さを好みに合わせて調整できるので嬉しいですね。
大戸屋の漬物【まとめ】
定食の漬物というのは、ほんの箸休めで脇役のひとつだと思っていましたが、大戸屋の漬物は、とても評判がいいようです。
そして、みなさん名前も分からないまま食べていた人が多かったようで、これは割り干し大根で作った「はりはり漬け」ということが分かりました。
その味に魅了されて、思わずおかわりをしたくなる人も多いようですが、残念ながら今のところ、おかわりはできないようです。
そして大戸屋の公式サイトからも「はりはり漬け」は購入できません。
しかし、アマゾンや楽天などのショッピングサイトでは「はりはり漬け」はもちろんのこと、乾燥した割り干し大根を購入することができるので、自分好みのはりはり漬けを作ってみるのもいいですね。