マンチカンの適切なご飯の量は？その種類と適切な回数について

マンチカンには、長足タイプ・短足タイプがおり、特に短足のタイプのマンチカンには、ご飯の量とバランスに気を使わないといけません。

前の記事にもご紹介しましたが、マンチカンは、他の猫と比べて、寿命が短く、特に短足タイプのマンチカンは、足が短い分、運動不足・肥満などで、足に負担かかってしまうと、推間性ヘルニアや、脊椎、関節関係のトラブルが起きやすくなってしまいます。

それらを防ぐ為にも、飼っているマンチカンに、適切なご飯の量と、種類、回数を知ることが大切です。

皆さんが飼っているマンチカンに合った、日頃の餌の栄養バランスや、ご飯の量、回数を見直して、健康な体を維持するために、適切なご飯の量・種類・適切な回数についてご紹介いたします。

マンチカンの適切なご飯の量は？

猫は、肉食動物です。

なので、人間よりも沢山のタンパク質が必要になります。

何故かというと、タンパク質は体内でアミノ酸に分解することにより、エネルギー源の利用・筋肉や皮膚を作るために必要です。

マンチカンも、必要な主な栄養は、タンパク質です。

成猫のマンチカンの平均的な体重は、およそ３～４ｋｇ程なので、1日必要なタンパク質の量は、約２１～２８ｇ必要であることが分かります。

あと、タンパク質だけでなく、体内では作れない１１種類のアミノ酸を食事から摂取する必要があります。

特に、タウリンとアルギニンは必須で、それらが不足してしまうと、目の網膜に異常が起こり、失明します。

アルギニンが欠けていると、中毒症状を引き起こし、酷い場合だと命を落とすことがあります。

マンチカンのご飯の種類について

マンチカンのご飯の種類には、様々な種類があり、特におすすめなのは、

等の栄養バランスが優れた、マンチカンに良いバランスが良いご飯の種類があり、どれも栄養価が高く健康に良いご飯ばかりでした。

その他にも、オーガニック性のご飯や、低脂肪かつ低カロリーのキャットフードがありました。

飼っている猫に合ったキャットフードを買ってみてください。

マンチカンのご飯の回数について

飼っているマンチカンが、まだ子猫の場合は、成長に備えるために栄養を与えないといけません。

なぜなら、子猫の成長を促す為と、好奇心が旺盛の為、活動が活発の為、沢山の食事が必要だからです。

ですので、子猫のマンチカンのご飯は、自由に食べさせても問題ありません。

生後2か月目の場合、1日に必要なカロリーは、体重約１ｋｇ当たり260calと成猫よりもカロリーが必要です。

生後６か月たった子猫は、成猫が食べるカロリーより多めの約2倍必要とされています。

生後6か月を過ぎると成長のスピードが遅くなりますが、体の成長はまだまだ大きくなります。

まだ、子猫の胃袋は小さいので、1日3回~5回、ご飯をあげてください。

成猫の場合は、肥満にならないように注意をしなくてはいけません。

子猫の頃は、あまり運動しないので、食べ過ぎてしまうと太ってしまいます。

特に短足のマンチカンが太ってしまった場合、腰に負担がかかり、腰痛や推間板ヘルニアになる可能性が高くなってしまいます。

飼っているマンチカンの体重と運動量に合った量のご飯を与えることが大事です。

1日に必要なエネルギー　カロリー

この表を基準に、飼っているマンチカンの体重と活動量によって調整すると良いでしょう。

標準的な体重のマンチカンの場合は、240～320calが必要で、このカロリーに相当する量のご飯の回数は、1日2～3回だという事が分かります。

特に、活動量が少ないマンチカンの場合は、低カロリーのダイエット専用のご飯を与えるようにしましょう。

マンチカンの適切なご飯の量は？【まとめ】

マンチカンに必要な主な栄養は、タンパク質です。

摂取量については、人間の何倍の量のタンパク質が必要で、成猫の平均的な体重の場合は、1日必要な約21～28ｇ必要で、タンパク質以外の必要な栄養は、『必須アミノ酸』と呼ばれる栄養も必要で、11種類があり、その内の必要なのは、タウリンとアルギニンで、この2つが欠乏すると、目の網膜に異常が起き、中毒症状が起こり、酷い場合は命を脅す可能性があります。

ご飯の量については、買っているマンチカンの、体重と活動量に合わせてご飯の量と種類を調整することが大事です。

例えば、生後2か月たった猫の場合、マンチカンは、好奇心が旺盛の猫なので、子猫の時は特に活動量が多い為と、成長のために沢山の栄養を摂取させるため、1日必要なカロリーは、体重約１ｋｇあたり260calで、成猫の約3倍と成猫より多いご飯の量と回数が必要です。

標準的な体重のマンチカンの場合は、240～320calで、成猫の場合、ご飯の回数は、2~3回分けて与えてください。

活動量が少ない、体重が重いマンチカンの場合は、体重の調整のため、低カロリーで、ダイエットに向いたご飯を食べさせることが必要です。