犬の耳掃除をするとかみつく!嫌がる場合の上手なやり方を知ろう

犬が耳の汚れなどから、外耳炎などの病気になってしまうとかわいそうですよね。

とくにたれ耳や、耳の毛が多い犬の場合は、耳のなかが蒸れやすくなって、耳垢やホコリがたまりやすくなってしまいます。

汚い状態を放置しておくと、耳のなかで雑菌が繁殖してしまいます。

耳掃除を定期的に行うことで、犬が痛い思いや、不快な思いをしなくてすむものです。

しかし、耳掃除を好んでさせてくれる子は少ないのではないでしょうか?

耳掃除を嫌がってかみつく場合や、嫌がる場合があります。
そんなときでも、耳掃除をせずに放置するようなことはさけたいですよね。

今回は、耳掃除を嫌がってかみつく犬の、上手な耳掃除のやり方をご紹介していきます。

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犬の耳掃除の必要性

犬の耳掃除は、頻繁にやる必要はありません。

しかし、耳掃除をせずに放置していると、耳垢がたまったり、雑菌が繁殖したりして、外耳炎のような病気を発症してしまう可能性が高くなります。

定期的な耳掃除は、一週間に2回〜3回程度でじゅうぶんでしょう。
ただし、耳の汚れ具合や、犬種によっても頻度は異なるので、まずは愛犬の耳の汚れを定期的にチェックすることからはじめてみましょう。

上手な犬の耳掃除のやり方

耳掃除をむりやり行うと、嫌がってかみつく可能性があります。

せっかくきれいにしてあげようと思ったのに、かみつくという行動をとられると飼い主にとっても気持ちのいいものではありませんよね。

上手な耳掃除のやり方を、いくつかご紹介します。

耳を触られることになれてもらう

音を聞き取ったり、情報を集めたりするのに大切な耳を触られることを嫌がる犬は多いでしょう。

敏感な部分を触られたことで、おどろいて飼い主にかみつくなんてことはあり得ると思いましょう。

普段からスキンシップをはかり、耳を触ることに慣れてもらえるようにしましょう。

耳掃除をするときは、体を押さえたり、耳をひっぱったりすることもあるでしょう。
耳を触ることに慣れていないと、耳掃除は嫌なもので絶対触らせるものか!と、犬は身構えてしまいます。
そうならないように、普段からスキンシップをしっかりとりましょう。

慣れるまでは動物病院にまかせる

耳掃除をしようとすると嫌がってかみつく仕草をする場合や、どうしても耳を触ることが怖い場合は、動物病院におまかせしましょう。

耳掃除に慣れていない場合、耳を傷つけてしまう可能性もあります。

自宅で頑張って耳掃除したのに、病院へ通う必要がでてきたなんて、飼い主にとっても愛犬にとってもいいことはありません。

少しでも不安がある場合は、動物病院で耳掃除をお願いしましょう。

がんばったらご褒美のおやつをあげる

「おりこうさんだね」「えらいねぇ」などと、声をかけながら耳掃除することもおすすめですよ。

まずは、耳を触ったときに嫌がったりかみつく素振りをしなかったら、「おりこうさんだね」と褒めてあげましょう。

そして、耳掃除中も大人しくしている場合は、「えらいねぇ」と耳掃除を頑張っていることを褒めてあげましょう。

犬は、叱ってしつけるだけではなく、褒めてしつけることも大切です。

そして、無事耳掃除が終わったときには、めいっぱい褒めてあげると同時に、大好きなおやつをあげましょう。

そして、たくさん遊んであげることで、耳掃除をすればいいことがある!と認識してくれるようになります。

洗浄液をつかうときのポイント

耳掃除をするとき、耳洗浄液をつかうといいですね。

人肌程度に温めた洗浄液を、コットンにしみこませて準備しましょう。

いきなり冷たいものを耳にくっつけると、犬が驚いてかみつく場合があります。

また、アルコールが使われているものは臭いが気になる子もいるので、できるだけアルコールが使われていない洗浄液を選んであげることをおすすめします。

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犬の耳掃除でかみつく【まとめ】

犬の耳掃除は、耳を清潔に保ち、病気にならないようにするためにも定期的に行うことをおすすめします。

ただし、耳は犬にとっては敏感な部分なので、耳に触れることを嫌がりかみつく仕草をとることがあります。

嫌がって耳掃除をさせてくれない状態を避けるためにも、普段からスキンシップをはかり、耳や体に触れることに慣れさせる必要があります。

愛犬が耳掃除を嫌がっても、決して大きな声で怒ったり、無理やり耳掃除をしないようにしましょう。

そして、ちゃんと耳掃除を頑張ったときには、たくさん褒めて、たくさん遊んであげることで、耳掃除を頑張ればいいことがあると認識してもらえるようにしてくださいね。