犬が苦手な匂いは?寄りつかない匂いを使ったしつけの方法と注意点を徹底解説!

犬が苦手な匂いで、犬が寄りつかないことがあるのを知っていますか?

人が気にならない匂いが、犬にとって嫌いな匂いだとしたら犬は不快な気持ちになります。
犬の嗅覚はそれだけ優れているということなんですね。

匂いにとても敏感な犬にとって、嫌な匂いで不快な気持ちにさせない空間が一番です。
飼い主さんは、犬が苦手な匂いを知ることも必要となります。

犬にとって嫌な匂いは、しつけ対策として役立つことがあります。
犬が寄り付かない匂いを使ったトレーニングです。

どのようなしつけなのか気になりませんか?

そこで今回、この記事では犬が苦手な匂いを詳しく説明。
嫌いな匂いを使ったしつけの方法と注意点を併せて解説していきます!

犬が寄りつかない、苦手な匂いを活用したしつけを知りたい方は是非最後までご覧下さいね!

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犬が苦手な匂い

犬の嗅覚は人より優れています。

匂いを敏感に嗅ぎ取ることができる犬にとって、苦手な匂いはストレスとなっているかも知れません。

意外と多くあるのが、犬が苦手な匂いです。
犬が嗅いだ時の反応や、どのような影響を犬に与えるのかを見ていきましょう!

柑橘類

さわやかな匂いの柑橘類の匂いは好きな方も多いですよね。

柑橘類の皮に含まれる成分リモネンは犬の鼻の粘膜を刺激する匂いとなります。
犬は顔をそむけてしまうこともある、嫌いな匂いとなります。

香辛料

犬が嫌う匂いの中には、料理には欠かせないコショウもです。
わさび、唐辛子なども苦手な匂いとなります。

お菓子などに入っているシナモンも犬は嫌いな匂いです。

人もむせてしまう、コショウの刺激的な匂いは嗅覚の優れた犬にとって強い刺激となります。

注意しなければならないものもが香辛料です。
植物の実や種、茎や根で作られたものが多い香辛料は、犬にとって毒性がある場合もあります。

犬は健康に悪影響となる場合もあるので、少量でも誤って口にしないよう注意が必要となります。

らっきょう

玉ねぎやネギ類は犬に食べさせてはいけない食べ物です。

らっきょうはネギ類に属する食べ物となり気を付けなければいけません。

誤って食べてしまった場合、命に関わります。
すぐに動物病院に連れて行きましょう。

コーヒー

コーヒーの匂いが苦手な犬も多いようです。

犬は、コーヒーに含まれるカフェインを解毒する機能がありません。

少量のコーヒーは命に関わることはありませんが、犬が大量に口にしないよう注意しましょう。

お酢

お酢は独特な匂いです。

犬にとっては刺激臭となり、犬には強すぎる匂いとなります。
多くの犬は苦手な匂いとなりますが、中には徐々に慣れていく犬もいます。

アルコール

犬の嫌いな匂いとなるのがアルコールです。

犬の体内で分解できない匂いは、犬にとって危険な物質となります。

匂いを嗅ぐだけで、酔う犬もいます。
嗅覚がいい犬はアルコールを飲んだ人の息の匂いに敏感に感じとり反応します。

アルコールの中には犬の好む匂いが入っているものもあるので、犬が舐めたりしないようにしましょう!

アルコール消毒をした手に反応することもあります。

タバコ

ほとんどの犬が苦手な匂いとなるのがタバコの匂いです。

室内にも染み付く匂い(カーテンや服)は犬が苦手な匂いとなり、ストレスになります。

人と同じように、受動喫煙による健康被害もあります。
犬は副流煙からアレルギー性鼻炎となる場合もあります。

誤食してしまうと命に関わる危険があるので、おく場所には十分気をつけましょう。

ハッカ

虫が嫌う匂いのハッカは犬や猫、ハムスターなども苦手な匂いとなります。
虫除けスプレーとして使用することもある匂いですが犬が他の動物と生活している場合、スプレーする場所や量に注意しなければなりません。

マニキュア

犬は苦手な匂いなのが、刺激臭となる匂いです。
人も好きな匂いとは思えない独特な匂いが、マニキュアですよね。

マニキュアに配合された揮発性溶剤の匂いが刺激臭の元となり、飼い主さんが使用している部屋に一緒にいる犬が具合いが悪くなってしまうことがあります。

犬がいない部屋で換気をしながら塗るようにしましょう!

揮発性の強いものには、ガソリンや消毒液もあります。

香水

香水は苦手な犬が多く、長く香る香水や強い香りの柔軟剤は人がいい香りと思うものも犬にとっては苦手な匂いです。

また、化粧品も犬にとって嫌いな匂いとなります。

犬が寄り付かない匂いを使ったしつけ

嗅覚が発達している犬が反応するのは、特定の匂いです。
この匂いを利用して、2つの犬の行動を改善させることができます。

犬の噛み癖の改善

ストレス発散や遊びたいとき、噛む行為でサインを送ったりします。

この時に誤って手を噛む、家具などを噛む癖がつくと問題となります。
このような時には、犬の苦手な匂いを利用します。

噛むべきではない場所や手にスプレーを吹き付けます。 

スプレーの中身は酢の匂いを含むものや、柑橘系の匂いがいいでしょう。
犬は匂いを嫌がり、噛むという行為をしなくなります。

マーキング癖の改善

犬が行うマーキングは自分の領域を示すためです。
ですが、家でのマーキングは困りますよね。

犬は一度マーキングをした場所にしやすく、犬が苦手な匂いを利用します。
犬の嫌がる匂いを含むスプレーをマーキングする場所に吹き付けることで、犬にとって嫌な場所となります。

犬の苦手な匂いを使い、しつけをする際に気をつけること

しつけとして犬が苦手な匂いを使うときには、注意点があります。

慣れてしまう匂い

犬が苦手な匂いを何度も経験すると、険悪感が薄れてしまうことがあります。
犬は、刺激に順応する能力が高い理由からです。

一つの苦手な匂いだけではなく、いくつかの異なる嫌いな匂いでローテーションすると効果があります!

直接犬に拭きかけないようにする

犬の体や顔に拭きかけないように注意しましょう。
犬は罰を与えられたと理解すると、飼い主さんとの信頼関係が悪くなる可能性があります。

アレルギー反応に注意する

犬が材料によって異常な反応や肌に赤み、痒みが出るアレルギー反応を起こす可能性があります。

使用する時は必ず試しに少量を小さな範囲でテストしてから使用しましょう。

犬が苦手で嫌いな匂いを頼りすぎない

犬が、嫌いな匂いにばかり頼りすぎるのはよくありません。
飼い主さんは、犬の行動を理解することも必要です。

犬が寄り付かない匂いでしつけをするやり方だけではなく、他の訓練法と組み合わせが重要となります。
常に犬を観察しましょう。

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犬が苦手な匂いは?【まとめ】

犬が苦手な匂いは意外と多いことが分かりました。

嗅覚が人より優れている犬は、特に刺激臭は敏感に感じてしまいます。

人にとっていい匂いと思う匂いが、犬には嫌いな匂いである場合もあります。
犬と一緒に生活する上で、気を付けなければならないことですね。

嫌いな匂いを嗅ぐことで犬がストレスとならないように、犬が苦手な匂いを参考にしてくださいね。

愛犬には、空気環境を整えてあげましょう!