ペキニーズの飼いやすさは?飼いにくいと言われる理由も解説!

たれた耳に短い鼻、丸い黒目で見つめてくるペキニーズは本当にかわいいですよね。

ペキニーズは、落ち着きがあってマイペースで吠えにくい犬種なのですが、人懐こいわけではなく抱っこも嫌がる子が多いという一面があります。

甘えてほしいと思う人にとっては物足りないかもしれませんが、飼い主には従順で気が向いた時には甘えに来るなんてかわいいところもありますよ。

実際、ペキニーズの飼いやすさはどうなのか、実は飼いにくいのではないか?などを、今回はお話していきますね。

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ペキニーズの基本情報

中国が原産で、ラサ・アプソを祖先にもつと言われています。

中国の歴代皇帝に愛された宮廷内で飼育されていて、庶民が飼うことが許されていなかったとされています。

ペキニーズは鼻が短く、目と鼻が並んでいるような顔をしています。

横から見るとでっぱりのない、鼻ぺちゃと言われる「ぶさかわ」な姿がとてもかわいいんです。

ペキニーズの足は、太めで短くてガニ股で横にゆれるような「ローリング」という歩き方でとても愛らしいという特徴があります。

毛色は、「ブラック」「ホワイト」「グレー」「パーティーカラー」などが人気です。

長く細目の毛に覆われ、特に耳や首の周り、足のうしろなどの毛量が多く、まっすぐ長く生えたダブルコートになっていて、抜け毛が多い犬種です。

ペキニーズの飼いやすさは?

小型犬は、キャンキャンと高い声で吠える印象を持っている人は多いと思いますが、ペキニーズは吠えることが少なく、激しく走り回って暴れることが少ない犬種です。

落ち着きがあり、利口でマイペースな性格のペキニーズは、初心者でも比較的飼いやすい犬種だといえます。

では、なぜペキニーズは飼いにくいと言われてしまうのでしょうか?

ペキニーズが飼いにくいと言われるのはなぜ?

ペキニーズが飼いにくいと言われる理由を3つあげてみましょう。

抜け毛が多い

細く長い毛が特徴のペキニーズは、硬い上毛と柔らかい下毛のダブルコート(2重構造)なのですが、下毛の毛量が多いだけでなく大量に抜け落ちます。

毎日ブラッシングをしてあげることで、大量に抜ける毛が絡まって毛玉になることを防止することもでき、きれいな姿を保ってあげることができます。

細い毛がとにかくたくさん抜けるので、掃除したと思ったらまた毛が落ちているなんてことが普通なので、気にしすぎないことがポイントです。

顔のお手入れが大変

鼻と目が近くてしわが多いため、定期的にお手入れしてあげないと汚れがたまったり、涙焼けがひどくなったりします。

鼻周りの毛が、目にささらないように定期的に切ってあげることも大切です。

鼻や目の周りを触られることを嫌がるので、小さいころからスキンシップをとりながらお手入れに慣れさせることが必要です。

お手入れは、犬用のウェットティッシュやぬるま湯を付けた綿棒などがおすすめです。

強くこすらず、しわに沿って優しくなぜてふき取ることがポイントです。

お手入れのあとは、濡れた部分をしっかりと乾燥させてあげないと雑菌が入って、皮膚病の原因になってしまうので気を付けてくださいね。

我が家のペキニーズも、お手入れを始めたころは、なかなか目の周りを触らせてくれなかったのですが、「おりこうさんだね」「きれいきれいしようね」など声かけをしていたことで、お手入れに慣れてくれました。

嫌なことは嫌という頑固な性格から、気分が乗らないとお手入れさせてくれないので、無理やりお手入れをしてしまわないようにしてくださいね。

しつけが難しい

ペキニーズは頑固でマイペースな性格なので、なかなか飼い主の思い通りにしつけができないのです。

性格に合ったしつけ方をしないと、わがままな性格になってしまうので注意が必要です。

ペキニーズの性格から、厳しく怒るしつけは逆効果なので、根気よくゆっくりと時間をかけてしつけをすることで、ちゃんと教えたことが出来るようになります。

うまくできたときこそ、おおげさに褒めてあげることがペキニーズのしつけ成功へのポイントですよ。

我が家のペキニーズは、歯磨きを覚えさせるときは遊びのひとつとして取り組みました。

口を触っても嫌がらないようにならないと歯磨きは絶対に上手くいかないので、なかなか大変でしたが、犬用の歯ブラシと歯磨き粉を使って根気よく続けたことで、今では「ゴシゴシする?」と言って歯ブラシを見せるだけで近寄ってくるようになりましたよ。

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ペキニーズの飼いやすさは?【まとめ】

・ペキニーズの飼いやすさと、飼いにくいと言われるには理由がある
・ペキニーズの飼いやすさは、落ち着きがあって利口だから初心者でも大丈夫
・ペキニーズが飼いにくいと言われるには、3つの理由がある

ペキニーズの飼いやすさと、飼いにくいと言われる理由が伝わりましたか?

ペキニーズは、決して頭が悪くてしつけが難しいということではないので、根気よく楽しくしつけをしていくことがポイントなのです。

犬でありながら猫のようだと言われるマイペースな性格の持ち主であるペキニーズは、そのギャップがかわいくてしかたがありませんよね。

これからも、我が家のツンデレ犬ペキニーズと、楽しい日々を送っていきたいものです。