ペキニーズは猫と同居できるのだろうか?注意点を理解しておこう

犬も猫も好きな人にとっては、犬と猫が同居できるのかどうかは気になるところですよね。

犬同士の多頭飼いでも、相性の合う合わないがあるのですが、それが犬と猫ならいったいどうなるのでしょうか。

ペキニーズは、犬なのに猫のような性格をしていると言われますが、実際に猫と同居はできるのでしょうか。

ペキニーズの性格から、猫と同居ができるのか、同居する場合の注意点はどのようなものがあるのかを解説していきますね。

スポンサードリンク

ペキニーズの性格

まず最初に、ペキニーズの性格を解説していきます。

*ペキニーズは賢い?

ペキニーズは、落ち着きのあるお利口な犬です。

自立心旺盛で吠えにくく、飼い主にも誠実なのですが、プライドが高く頑固な一面も持っています。

賢い犬種ではあるのですが、「好きなものは好き、嫌なものは嫌」と自分の意思で行動するため、しつけはゆっくりと時間をかけて行う必要があります。

ペキニーズは賢いけれど、無理やり芸事を教えても頑固さから、飼い主の言うことをきかないわがままな性格になってしまうので注意してくださいね。

*ペキニーズはマイペース?

ペキニーズは落ち着きがあってマイペースな部分があることから、猫のような性格と言われています。

自分だけの時間を欲しがるため、いくら飼い主であっても気分がのらないときには遊びにのってくることはありません。

私が飼っているペキニーズも、今一緒に遊んでいたかと思えば急に方向を変えてどこかへ行ってしまったり、ひとりでおもちゃで遊んでいたかと思ったら急に膝の上に乗ってきて甘えてみたりします。

このツンデレな感じこそ、猫みたいと言われる「マイペースな性格」なのでしょう。

*ペキニーズは攻撃的?

ペキニーズは吠えにくい傾向のある犬で、自分から他の犬にケンカをしかけることは少ないのですが、売られたケンカは引かずに向かっていくタイプです。

自分からトラブルを起こすことは無くても、いざけんかになると一歩も引かないという頑固な一面がみられます。

犬を飼ったら、ドッグランへ行ってみたいとか、ドッグカフェへ行ってみたいとか考える飼い主さんがいると思いますが、ペキニーズには向いていません。

落ち着いた自分だけの時間を好むため、他の犬とのトラブルになりそうな場所や、飼い主以外の見知らぬ人間がいる場所には抵抗を示し、ストレスになってしまいます。

ペキニーズと猫は同居できる?

ペキニーズと猫の同居が、ダメということはなく、犬と猫が仲良く生活している様子は、ネットやテレビなどで見かけたことはありますよね?

子犬の頃から一緒に育った猫となれば、兄弟も同然で仲良くしてくれる可能性はとても高いです。

ただ、全ての犬と猫が仲良く同居できるとは言い切れませんし、いつになってもけんかばかりしている犬と猫もいるんです。

犬と猫を同居させる場合は、どんなことに注意するべきかを知っておくことが大切です。

ペキニーズと猫の同居で知っておくべきこと

犬と猫の違う種別の同居では、どのようなことが考えられるかを知っておきましょう。

*ストレスがかかってしまう

犬と猫のお互いの性格を知った上での同居じゃない場合、お互いにストレスを与えてしまう可能性が高くなります。

特にペキニーズは、頑固で自分だけの時間が必要なので、遊ぶことやじゃれ合うことが大好きな性格の子との同居は向いていません。

*犬と猫の習性の違いを知っておく

犬と猫の同居を考える場合、それぞれの習性をちゃんと理解しておきましょう。

犬の習性は、飼い主との遊びや散歩など、日中に行動することが多く、夜は寝ていることがほとんどです。
特にペキニーズは、ひとりの時間を好むため、落ち着ける場所を作ってあげるといいですよ。

猫の習性は、日中に行動することもありますが、どちらかと言えば体力温存に眠っていることが多く、暗くても良く見える目があることから夜に動き回ることが多いです。

犬と猫に共通して言えるのは、「お互いにテリトリーがある」ということです。

ペキニーズは、特に自分の場所を大切にするため、テリトリーに入ってくることでけんかになってしまうことがあります。

*仲良くならない可能性あり

犬と猫の同居では、時間をかけて仲良くなる場合もありますが、いつまでたっても仲良くならない場合があることを理解しておきましょう。

飼い主さんとしては、仲良くなって欲しいと思うものですが、どうしても相性が合わないことも考えて、お互いの落ち着ける場所をちゃんと作ってあげる必要があります。

ペキニーズと猫の同居注意点

ペキニーズとの同居が決まった場合、ペキニーズとの同居を考えている場合は、同居する時の注意点を5つお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。

*同居させるタイミング

同居させるなら、お互い幼い頃がいちばん理想的です。

小さい頃から一緒にいれば、「一緒にいることが普通」になるのです。

これは、犬と猫に限らず、ペキニーズと別の犬種を多頭飼いしようと思う場合も同じことがいえます。

*ごはんは別にする

犬にはドッグフード、猫にはキャットフードを与え、必要な栄養素がちゃんと補えるようにしましょう。

また、犬は出されたごはんを一度に全部食べてしまうのですが、猫は一度に全部食べずに食べたいときに食べるという違いがあるので、犬の届かない場所に猫のごはんを置くなどの配慮が必要です。

猫のごはんを犬が食べてしまったら、「食べ物の恨みは怖い」ではないですが、けんかのもとになりますからね。

*トイレの管理

犬はペットシート、猫は猫砂など、トイレもちゃんとわけて設置しましょう。

は自分の排泄物を隠す習慣があるので、きれいな猫砂をちゃんと用意しておくことがポイントです。

犬のペットシートも、噛みちぎって遊ばないように、メッシュ付きや挟み込むタイプのトイレトレイを使うことをおすすめします。

*留守にする時の隔離

幼いころから一緒に生活していて仲良しであれば、留守中のけんかの心配もありませんが、そうじゃない場合は対策をしっかりとりましょう。

犬はケージに入れて、落ちついて過ごせる環境を作ってあげましょう。
その際、お気に入りのおもちゃなども一緒にいれてあげるといいですね。

猫はキャットタワーなど、犬の視界に入らなくてもいい場所を用意してあげるといいですね。

飼い主が留守でも、あんしんしてすごせる環境を作ってあげることが必要です。

*ストレス発散させよう

犬も猫も、ストレス発散は必要ですよね。

猫は、キャットタワーなど運動できる場所を自宅の中に作ってあげることができますが、犬の場合は適度に散歩へ行くことをおすすめします。

とくに、ペキニーズは激しく走り回って遊ぶような犬種ではないので、10分程度の散歩をしてあげることでストレス解消にもつながります。

スポンサードリンク

ペキニーズと猫は同居できるの?【まとめ】

・ペキニーズの性格は、マイペースで猫のようだと言われる
・ペキニーズと猫の同居は、どんなことが起こるのかと注意点を知ることが大切
・犬と猫の習性を知って、同居する場合の注意点を理解しよう

犬と猫の同居は「相性」が関係してくるようですが、自分だけの時間や自分の場所が欲しいペキニーズにとっての同居は考えることが多くありますね。

ペキニーズと猫が同居できないということではありませんが、ペキニーズの性格や、猫の習性も理解してあげることで、飼い主にとっても、愛犬にとっても楽しく幸せな生活を送ることができますよ。