*柴犬のご飯の量が不適切だとどうなる?回数と頻度を徹底解説!
柴犬のご飯の量に迷うことありませんか?
よく食べるからとたくさん与えてしまうのも心配です。
回数や頻度が肥満や栄養不足を起こしているとしたら、、、
愛犬にはいつまでも元気に長生きしてもらいたですよね。
柴犬にとって正しいご飯の量を知ことが大切です。
柴犬のご飯の量があっているのか確認方法を併せて解説していきます。
柴犬のご飯の量が不適切だとどうなるのでしょう。
こちらもご紹介していきます!
Contents
柴犬のご飯の量や回数の違い
柴犬のご飯の量は変化するのが年齢や体重、体型、運動量です。
他の犬種より小さな子、大きな子と個体差がある柴犬のご飯の量は迷ってしまいますよね。
ご飯与える量(350kcal)のフードの場合をみていきましょう。
子犬の場合
(月齢)(1日の摂取量)( 1日の食事の回数)
生後2ヶ月…約137g /3〜5回
生後3ヶ月…約162g /3〜4回
生後4ヶ月…約157g /3〜4回
生後5ヶ月…約178g /2〜3回
生後6ヶ月…約200g /2〜3回
生後7ヶ月…約210g /2〜3回
生後8ヶ月…約221g/2〜3回
生後9ヶ月…約227g/2〜3回
生後10ヶ月…約185g/2〜3回
基礎代謝の高い子犬期に必要となるのがエネルギーです。
体も急激に成長します。
消化器が未発達である柴犬は一度に多くのご飯の量は食べられません。
目安として生後5ヶ月までは1日3〜5回、それ以降は1日2〜3回与えます。
栄養が高く食べやすい粒サイズがおすすめです。
成犬(去勢や避妊済)の場合
1日のご飯の量と頻度の目安は128〜183gを2〜3回です。
消化器官が成熟する生後12ヶ月頃になると一度に多くのご飯が食べられるようになり体重も安定しています。
成犬期は一般的には体重が10kg以下の小型犬が8歳までです。
体重が11〜25kgまでの中型犬は7歳までとされます。
柴犬は個体差が大きいことから体重で判断するとよいでしょう。
老犬(去勢、避妊済)の場合
1日のご飯の量と頻度の目安は96〜137gを3〜4回です。
内臓機能や消化吸収力など衰える老犬期は1回のご飯の量が減ります。
柴犬のご飯の量の回数は1日3〜4回与え胃腸の負担を減らしてあげましょう。
柴犬のご飯の量を計算する
商品により柴犬のご飯のカロリーは違いがあります。
ご飯の量は目安としてくださいね。
1日当たりの柴犬のご飯の量
=DER(kcal)÷フードのカロリー(kcal/100g)×100
DER(1日あたりのエネルギー要求量)=RER(kcal)×活動係数
DER(安静時エネルギー欲求量)=(体重×30+70)
年齢別の活動係数(犬の状態、生活ごとに設定された数字)
(生後4〜9ヶ月)…2.5
(生後10ヶ月〜1歳)…2.0成犬(去勢、避妊済)…1.6
成犬(去勢、避妊なし)…1.8
老犬…1.4
例えば、体重5kg(去勢、避妊済)成犬、フードカロリー300kcal/100g
RER=5×30+70=220
DER=220×1.6=352
352÷300×100=約117g
体重は理想体重をいれ、摂取カロリーのおさえすぎにより代謝が落ちてしまわないよう徐々に調整していくとよいでしょう。
柴犬のご飯の量があっていないと問題が起こる可能性もある!
誤った柴犬のご飯の量を与え続けると問題が起こることもあります。
どのようなリスクがあるのでしょう。
3つのリスク
① 肥満
柴犬のご飯の量が多い場合、カロリーを摂り過ぎ肥満を起こしやすくなり心臓病や糖尿、膵炎など病気のリスクが高まります。
負担がかかってしまうのが足腰です。
また、首周りの脂肪は気道がせまくなります。
② 胃腸への負担
消化不良を引き起こすのが食べ過ぎです。
習慣化により胃腸が休めずに胃もたれや食欲低下となることがあります。
犬は胃酸の働きが強いので空腹により胃酸過多が原因の嘔吐をすることもあるでしょう。
犬には珍しいことではありませんが、慢性化となると胃潰瘍につながる恐れがあるので柴犬のご飯の量の回数や頻度には気をつけましょう。
③ 栄養不足
柴犬のご飯が少な過ぎる場合も必要な栄養とエネルギーを十分に摂取できないと、さまざまな影響がでることから貧血や食糞、誤食を引き起こすこともあります。
毛艶も悪くなり歯が欠ける、また気力の低下などの症状が見られることもあります。
栄養不足によりバランスが傾くことから要らないものを溜め込む体となり肥満になることも考えられます。
柴犬のご飯の量は合ってる?チェックの仕方!
個体差のある柴犬のご飯の量はその犬によってかわります。
必要となるエネルギーも運動量によっても差があるでしょう。
今の柴犬のご飯の量は合ってる?
と気になる方はぜひ、チェックしてみましょう!
体重
柴犬の餌の量があっているか確認するには愛犬の体重をはかります。
平均体重を超えていないか知ることですが、脂肪太りもあるので注意が必要です。
この場合、BCS(ボディコンディションスコア)が重要となります。
オスの柴犬平均体重は9〜11kg、メスの柴犬平均体重は7〜9kgです。
理想体重は筋肉量や体格により変わりますが平均体重を上回っている場合、食生活の見直しが必要となります。
月齢により変動の幅が変わる子犬の場合です。
2ヶ月…3.0kg
3ヶ月…4.0kg
4ヶ月…5.0kg
5ヶ月…6.0kg
6ヶ月…7.0kg
7ヶ月…7.5kg
8ヶ月…8.0kg
9ヶ月…8.3kg
10ヶ月…8.5kg
肉付き
肉付きをみるとご飯の量が合っているか判断がしやすいですね。
BCS(ボディコンディションスコア)は見た目がやせ過ぎ、適正、太り気味、太り過ぎを評価する触った感覚のチェックです。
適正体重はやせ過ぎ、太りすぎにも十分気をつけ維持しましょう!
チェックの仕方は上、横からの見た目です。
次に、助骨や腰となります。
助骨は手で触れわかる状態であることや助骨の後ろに腰のくびれが見られるか、腹部の吊り上がりが見られことが理想体型です。
便の状態
便は地面に汚れがほぼつかない硬さ、拾ったときに床に残る場合の軟便は可能性としてご飯の量が多いことが考えられます。
またコロコロした水分が少ない便は、ご飯の量が少ないのかもしれません。
便の状態によってチェックができるので食事の量を確認する目安にするとよいでしょう。
体調不良や食事の内容により変化はあります。
柴犬のご飯の量が不適切だとどうなる?【まとめ】
柴犬のご飯の量が不適切だとどうなる?回数と頻度を徹底解説!
は、いかがでしたでしょうか。
成長期には体重の変化もあります。
太り過ぎ、やせ過ぎとならないように食事量の管理が必要なんですね。
つい与えすぎてしまうおやつも与えすぎには気をつけましょう!
肥満は病気のリスクもあることから、ご飯の量があっているのかチェックするときにはぜひ、参考にしてくださいね!