ケンタッキーの鶏は【4本足】って本当?実態を調査しました!
皆さん、こんにちは!
「ケンタッキーの鶏は4本足」という噂を聞いたことはありますか。
私はこの噂を初めて聞いたとき、大変驚きました。今回はこの噂について調査していきます。
最初にはっきり申し上げますが、この噂はデマですので、ご安心ください。この記事ではその根拠を様々な角度からお伝えします。
Contents
ケンタッキーの鶏は4本足?ケンタッキーのチキンの基本
ケンタッキーでは、1970年の創業からおいしさへのこだわりを大事にしており、常に伝承・実践・進化させています。
看板メニューである「オリジナルチキン」は特にこだわりが強く、国内産ハーブ鶏を使用しています。チキンはケンタッキーの厳しい審査に合格をした認定工場でカットされ、新鮮な状態で各店舗に毎日届けられます。
ケンタッキーは鶏の育て方から店舗での調理までの一つ一つの工程をとても大切にしているのです。
ケンタッキーの基本方針
ケンタッキーは「FHH&H」という考えを重視して、ここまで信頼を積み上げてきた企業です。これはケンタッキーが大切にしている言葉の頭文字からとっています。
Healthy(安全で健康的)
Handmade(手づくり)
Hospitality(おもてなしの心)
「Fresh(新鮮)」と「Healthy(安全で健康的)」の2つの言葉を見れば、品質にも十分に気を使っていることは一目瞭然です。
ケンタッキーはお客様を大切にしている会社ですので、品種改良した4本足の鶏を使用して、自らお客様からの信頼を裏切るといったことは絶対にしません。
オリジナルチキンは1羽につき9pcカットされている
この記事では店舗にはどのように入荷されるのかについてもお伝えしていきますが、その前にオリジナルチキンについて簡単に説明をします。オリジナルチキンには下記の5種類の部位があります。
ドラム…今回のテーマでもある足にあたる部位です。
キール…むね肉です。丸のような形をしていて軟骨がある部位です。
サイ…腰に当たる部位です。一番人気があります。
ウイング…手羽の部位です。形は小さいですが、手羽の部分なのでファンが多いです。
オリジナルチキンは上記の5種類の部位に分かれています。鶏1羽につきチキンは9pcにカットされています。リブ・ドラム・サイ・ウイングの4種類は2pcずつ・胸にあたるキールのみ1pcしかカットされません。
店舗にはどのような形で入荷されるのか?
オリジナルチキンの部位について知ったところで、ここからは店舗にはどのような形でチキンが入荷されるのかについてお伝えします。
これを読んで頂ければ、「4本足のチキンはあり得ない」ということにより納得していただけるでしょう。
先程1羽の鶏からは9pcカットできるとお話ししました。店舗には1箱108pc単位(12羽単位)で納品されます。内訳は下記のとおりです。
1箱に入っている本数・・・1袋18pc×6袋=108pc
袋には2羽分のチキンが入っています。
また、チキンを提供する部位の組み合わせはマニュアルで細かく決められているので、1袋につき2羽分ということを理解していれば、仮に4本足の鶏を開発したところで、店舗で準備する部位のバランスが崩れてしまい、提供する部位に偏りが生まれてしまい、品種改良をする意味がないことがわかります。
ケンタッキー店舗内での検品方法は?
チキンは各工場だけでなく各店舗でも検品します。
調理担当者がチキン一つ一つ目視や秤を使って、製品として問題がないかをチェックしています。ただし鶏も個体差がありますから、イレギュラーな個体が出てしまう可能性は0ではありません。
そういったチキンは工場で除外しますし、万が一店舗に届いてしまっても、確実に店舗内で除かれます。規格外のチキンが皆さんの手元に届くことはありません。
ケンタッキーの鶏は4本足って本当?【まとめ】
ケンタッキーは世界に店舗をもつ大手外食チェーンです。
世界中にファンがいるのは、これまでケンタッキーが安全な商品を提供することに力を注いできたからです。それは工場を厳選していることや店舗でのオペレーションを見れば明らかです。
従って、お客様の不安にさせるような「品種改良をした4本足の鶏を育てている」なんていうことはあり得ません。デマや噂に惑わされずに、安心してケンタッキーの商品をお楽しみください。