祇園祭の後祭はどこで見る?おすすめの場所と楽しみ方

祇園祭は京都の夏の風物詩ですが、実は祭りは7月だけではありません。

8月にも後祭と呼ばれる祭りが行われます。

後祭は前祭とは違った魅力がありますが、どこで見るのがいいのでしょうか?

この記事では、祇園祭の後祭の見どころとおすすめの場所と楽しみ方を紹介します。

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祇園祭の後祭とは?

後祭は8月16日に行われる祇園祭の後半の祭りです。

後祭は前祭よりも規模が小さく、山鉾の数も少ないですが、その分、より地元の人たちの情熱が感じられる祭りです。

後祭の特徴は、山鉾の巡行ではなく、鉾先の飾りを取り外した「鉾先曳き」と呼ばれる行事が行われることです。

鉾先曳きでは、鉾先の飾りを小さな台車に乗せて、町内を練り歩きます。

鉾先曳きは、祇園祭の起源とされる神事で、災厄を払うという意味があります。

祇園祭の後祭はどこで見る?おすすめの場所

祇園祭の後祭は、前祭と同じく、京都市内の四条通りや烏丸通りなどのメインストリートで行われますが、鉾先曳きは、それぞれの山鉾の町内を回りますので、前祭とは違った場所で見ることができます。

おすすめの場所は以下の通りです。

*八坂神社


祇圾祭の総本山であり、後祭の始まりと終わりの場所です。
鉾先曳きの出発式と帰着式が行われます。

神社の境内には、鉾先の飾りが展示されていますので、間近で見ることができます。

*祇園新橋


祇園新橋は、鴨川にかかる橋で、後祭の最も見ごたえのある場所の一つです。

鉾先曳きの際に、鉾先の飾りを川に向けて傾ける「水垂れ」という儀式が行われます。

水垂れは、川の水に鉾先の飾りを浸すことで、災厄を流すという意味があります。

水垂れの様子は、橋の上から見ることができますが、混雑が予想されますので、早めに場所を確保することがおすすめです。

*寺町通り


寺町通りは、四条通りと並行する通りで、後祭の鉾先曳きのコースの一つです。

寺町通りは、前祭の山鉾巡行のコースではありませんので、前祭とは違った雰囲気を楽しむことができます。

寺町通りには、京都の伝統的な町家やおしゃれなカフェや雑貨屋などが並んでいますので、鉾先曳きを見ながら、散策するのも楽しいです。

祇園祭りの後祭りの楽しみ方

祇園祭の後祭は、前祭よりも落ち着いた雰囲気で、地元の人たちと一緒に祭りを楽しむことができます。

後祭の楽しみ方は以下の通りです。

*鉾先の飾りを見る

鉾先の飾りは、前祭の山鉾の飾りとは違って、より古典的で繊細なものが多いです。

鉾先の飾りは、八坂神社の境内や各町内の会所などで展示されていますので、見学することができます。

鉾先の飾りには、それぞれに歴史や伝説がありますので、興味のある方は、ガイドブックやインターネットなどで調べてみると、より楽しめるでしょう。

*屋台を楽しむ

祇園祭の後祭でも、前祭と同じく、屋台がたくさん出ています。

屋台では、京都の名物や季節の食べ物などが楽しめます。

屋台の中でも、特におすすめなのは、祇園囃子という祇園祭の音楽に合わせて揚げるという独特のやきそばです。

祇圾囃子は、後祭の期間中だけ食べられる祭りの味ですので、ぜひ一度試してみてください。

*おみくじを引く


祇園祭の後祭は、神事の色が強い祭りですので、おみくじを引くのもいいでしょう。

八坂神社では、祇園祭の期間中だけ販売される祇園祭おみくじという特別なおみくじがあります。

祇園祭おみくじは、普通のおみくじとは違って、祇園祭の山鉾の名前が書かれています。

山鉾の名前には、それぞれに縁起がありますので、自分の引いた山鉾の名前を覚えておくと、祇園祭の後祭をより楽しむことができます。

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祇園祭の後祭りはどこで見る?【まとめ】

祇園祭の後祭は、前祭とは違った魅力がある祭りです。

鉾先曳きや水垂れなどの神事を見ることができますし、地元の人たちと一緒に祭りを楽しむことができます。

祇園祭の後祭は、8月16日に行われますので、ぜひ京都に足を運んでみてください。

祇圾祭の後祭はどこで見る?

おすすめの場所と楽しみ方を参考にして、素敵な夏の思い出を作ってください。