チワワはダブルコート・シングルコートどっち?抜け毛が多いのか調べてみた!

小さな体に、ピンとした尻尾を振って走ってくるチワワの姿って、本当にかわいいですよね。

チワワには、ロングコート・スムースコートと2種類いますが、どちらも「ダブルコート」と呼ばれる種類の被毛で、抜け毛が多いとされています。

ダブルコートがどんな毛資で、どんな特徴があるのかを知り、抜け毛対策などをしてあげることは、飼い主にとって必要なことのひとつではないでしょうか。

今回は、チワワのダブルコートがどんなものなのか理解し、抜け毛が多い理由と対策を知って頂けるといいですね。

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ダブルコートの特徴

ダブルコートの特徴は、毛質が2重構造になっていることです。

・オーバーコート(上毛)
 粗く生えているコシのある毛で、紫外線や細菌から皮膚を守る役目を持っています。
 
・アンダーコート(下毛)
 オーバーコートの下にある密集して生えている柔らかい毛で、体温調節の役割を持っています。

犬にも毛穴はありますが、肉球をのぞいて「汗腺」がないため、肌から汗が出るということがありません。

犬の体温調整は、毛を生え変えたり、ハァハァと呼吸をすることで行っています。

また、毛並みをみることで愛犬の体調を知ることもできるので、飼い主さんは愛犬の状態をしっかりみてあげましょう。

ダブルコートのチワワは抜け毛が多いの?

ダブルコートのチワワは、基本的に抜け毛が多いということを理解しましょう。

チワワは、年に2回の「換毛期」という毛が生え変わるタイミングがあります。

暑い夏を乗り越えるための春先と、寒い冬を乗り越えるための秋ごろの2回です。

普段からも比較的抜け毛が多いチワワですが、換毛期は特に抜け毛が多くなることを知っておきましょう。

換毛期の抜け毛対策

飼い主さんがちゃんと対策することで、抜け毛を減らすこともできます。

特に換毛期に実施するといいことがあるので、3つご紹介します。

毎日のブラッシング

換毛期には最低でも2日に1回のペースでブラッシングしてあげることで、抜け毛対策になります。

ブラッシングに使うブラシには、たくさんの種類があります。

愛犬の大きさや、ブラッシングする部分に合わせてブラシを選んであげるといいでしょう。

ブラッシングをする時の注意点もあるので、チェックしてみてくださいね。

●ブラッシングを嫌がる子には、無理やり行わない
●毛玉になりやすい耳や脇、お尻の周りは念入りに
●大きな毛玉は、むりやり取ろうとしない
●顔の周りは、目に注意しながらブラッシングする
●ブラシで強く引っ張って、皮膚を傷つけないようにする

ちょっとしたコツを理解しておくことで、ブラッシングを嫌がらないようになります。

定期的なシャンプー

換毛期にシャンプーを怠ると、毛玉が増える原因になります。

シャンプーをすることで抜け毛対策にもなるので、健康な子なら1カ月に1~2回程度を目安にしてみましょう。

シャンプーする時は、愛犬の健康状態をチェックしてあげましょう。

皮膚が弱い子もいるので、状態をちゃんと理解してあげないと逆効果にもなるので注意です。

洋服を着せてあげる

洋服を着せるのは、抜け落ちる毛を減らすためです。

夏場はメッシュ素材や冷感素材のもの、冬場はモコモコ起毛素材のものなど、季節に合わせて洋服を選んであげましょう。

常に着せたままだと、皮膚が蒸れてしまって皮膚炎の原因になることがあります。

また、洋服を着せたままお留守番させていると、何かの拍子に洋服が脱げてしまって絡まってしまったりと危険な場合もあるので注意です。

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チワワはダブルコート・シングルコートどっち?【まとめ】

チワワは、換毛期を知ることと対策をとってあげることで、抜け毛が多くてもちゃんと対応することができます。

え?チワワってこんなに毛が抜けるって知らなかった!なんて、あとになって後悔しないようにも、ちゃんとチワワの毛質を理解しましょう。

ブラッシングを通して、スキンシップをとりながら、愛犬との蜜な時間を築いてくださいね。