チワワの大きな目!斜視になる子が多いって本当?見分け方はある?

くりくりした大きな目は、チワワの大きな魅力のひとつですよね。

チワワのかわいい大きな目ですが、両方とも外に向いていることがあるのを知っていますか?

外に向かっている状態を、「ガチャ目」というのですがこの状態を心配する人がいるのも事実です。

このガチャ目の状態の子がチワワに多いのも事実ですが、心配しすぎないことですね。

今回は、このガチャ目がどんな状態で、どんな影響があるのか、見分け方はあるのかなどを調べてみました。

チワワを迎えるときの参考になると嬉しいです。

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斜視ってどういうもの?

チワワは斜視になる子が多いと言われますが、実際どんな影響があるのでしょうか。

*斜視の見分け方

チワワを正面からみて、両目もしくは片目が見ている方向と違う所を見ている場合は、斜視の可能性が高いです。

チワワを迎えるとき、ペットショップで確認するときは、正面からちゃんと見ているとよくわかるはずですよ。

*チワワのに斜視が多い理由

アップルヘッドと呼ばれるチワワの頭の形が、斜視に影響を与えていると言われています。

頭のてっぺんが丸く、真ん中が隆起したリンゴのような形がアップルヘッドと言われる理由です。

この形の頭をしているチワワは、先天性の斜視が多いとされ、脳の病気にもかかりやすいと言われています。

斜視は健康上問題ない?

斜視だからといって、日常生活に影響が出るとは言い切れません。

しかし、以下の場合は病気を発症している可能性もあるので注意が必要です。

●まっすぐ歩くことが上手くいかない
●ごはんやおやつを食べにくそうにしている
●壁にぶつかったり、何かにひっかかったりしている

斜視によって、焦点があわなくて引き起こされる症状だと認識できますよね。

なんだかおかしいと思ったときには、動物病院の受診も考えてあげてくださいね。

チワワの目の斜視は治るの?

結論から言うと、「チワワの目の斜視は治らない」ものです。

成長する段階で、斜視は自然と気にならない程度に改善されてくる子が多いようですが、完治するという事はありません。

迎えたチワワが斜視だったとしても、完治することがない事実を理解して、快適にすごせているかしっかりと飼い主さんがチェックしてあげることがポイントです。

あまりにも状態が良くないと感じたときは、早い段階で獣医さんに相談しましょう。

斜視に隠された病気を知っておこう

斜視は先天性が影響しているため心配しすぎないことがポイントですが、病気が原因で斜視になっている場合もあるので注意です。

考えられる病気は、「水頭症(すいとうしょう)」です。
水頭症は、軽度から重度まであり、症状も様々です。

水頭症の症状

●突然の発作やけいれんを起こす
●元気がなく眠っていることが多い
●落ち着きがなく興奮していることが多い
●視点が定まっていない
●いろんな所にぶつかったり転んだりする
●頭がドーム状に膨らんでいる

完治させることが難しいとされる水頭症は、内科療法と外科療法を組み合わせて治療を行っていきます。

内科療法では投薬によって症状をコントロールし、外科療法では症状が重度の場合に手術によって対応するということです。

どちらにしても、愛犬にとっては大きな負担と苦痛を伴うことになるため、常に愛犬の状態をみてあげることが必要ですね。

症状が確認された場合、早い段階で獣医さんに相談して治療を開始することで、愛犬への身体の負担を減らしてあげることができます。

愛犬の健康管理は、飼い主にとって本当に重要な役割のひとつです。

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チワワの目の斜視が多いのはなぜ?【まとめ】

大きなくりくりした目が本当にかわいいチワワは、目線の合わないガチャ目といわれる「斜視」になっている子が多いとされています。

斜視の見分け方は、正面から顔を見てあげることで、たとえ斜視であっても成長の段階で改善されてくる場合も多いです。

斜視は必ずしも病気と連動するということではありませんが、愛犬が元気がなく眠っている事が多かったり、ふらふらとどこかにぶつかったり転んだりするようなら、注意が必要です。

すこしでも愛犬の様子がおかしいと思ったときは、早めに動物病院を受診して獣医さんに診てもらいましょう。

健康上問題がないようであれば、ガチャ目の斜視でさえもチャームポイントとして愛してあげることができるのではないでしょうか。