チワワにとって夏の適温は何度だろう?暑さ対策は飼い主の役割
小さなチワワにとって、暑い夏を乗り切るには室内を適温にしてあげるといいとは思っても、そもそも適温って何度?と思っている飼い主さんは多いでしょう。
チワワはメキシコ生まれと言われているため、暑さに強いと思われがちですが、実際はそんなに暑さに強いというわけではありません。
チワワにとって夏の適温は、25℃程度と言われています。

ただし、世界最小の小型犬であるチワワは、どの犬よりも地面に近い位置にいるため、しっかりと温度管理をしてあげることをおすすめします。
今回は、チワワにとっての夏の適温と、暑さ対策をご紹介しますので、夏を快適に過ごせるように参考になると嬉しいです。
Contents
チワワにとっての適温は?
チワワにとって「快適」と感じる適温は、25℃です。
犬は、比較的暑さに強いと言われていますが、日本の夏の特徴である高温多湿は苦手としています。
夏場は特に、熱中症にならないようにしっかりと暑さ対策をとってあげる必要があるでしょう。
チワワの夏の暑さ対策5つのポイント
では、ここからはチワワにとって夏を快適に過ごすための、暑さ対策について5つのポイントをお伝えします。
エアコン設定のポイント
夏の室内温度の管理には、エアコンを使って気温と湿度をさげることをおすすめしますが、使い方にもポイントがあります。
室内温度は25℃前後、湿度は60%以下に調整するといいでしょう。
涼しい空気は下にたまるので、室温を25℃に設定していてもチワワが居る場所が冷えすぎてしまう可能性があります。
室内の温度調整にばかり気を取られ、ケージにいる愛犬にエアコンの風邪が直接当たっていることに気づかず、風邪を引かせてしまったことがありました。
エアコンを使うときは、冷たい風が直接あたらない場所にケージを移動したり、冷たいマットだけではなくタオルなどを置いてあげたりすることをおすすめします。
お散歩の時間のポイント
夏場のおすすめは、早朝5時から6時の涼しい時間や夕方がおすすめです。
お散歩に出るときには、なるべく日陰などを歩いてあげましょう。
飼い主よりも地面に近い位置にいるチワワには、地面の温度を感じやすくなってしまいます。
また、チワワの肉球は人間の素足と同じなので、お散歩に出る場合は地面を触ってみて熱くないか確認してあげるといいでしょう。
水分補給のポイント
熱中症対策として、水分補給をしっかりとしてあげましょう。
ケージにペットボトルをさかさまにして下げたり、湧き水のように水が出てくる給水機を使ったりして、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしてあげるといいですね。
水ばかりじゃなくて、キャベツなどの水分が多い野菜や果物などを水分補給として与えてあげるのもおすすめです。
私が飼っているチワワは、夏場にお水をあまり飲まなくなったのですが、対策として水分量の多いスイカや梨を少し与えると喜んで食べてくれました。
体を冷やしすぎたり、お腹を壊したり、与えすぎに注意は必要ですが、夏の果物を愛犬と一緒に食べることができるのでおすすめです。
ケージ内環境のポイント
暑さ対策として、エアコンで適温調整すると同時に、ケージ内にも対策をしてあげましょう。
小さなチワワは、実は対応調整があまり得意ではありません。
室内温度を調整していても、身体が冷えすぎてしまう可能性もあるので、体温調整のためにタオルやクッションなども準備してあげましょう。
同時に、クールマットやペット用保冷剤なども準備して、暑さと寒さの調整が出来るようにしてあげることがポイントです。
サマーカットのポイント
スムースコートのチワワには必要ないですが、ロングコートチワワにはサマーカットがおすすめです。
サマーカットで、地肌に熱がこもりにくくなったり、肌トラブルに気づいたり、自宅でのお手入れがらくになったり、メリットがたくさんあるんです。
熱中症対策としてサマーカットは有効ですが、身体が冷えやすくなったり虫に刺されやすくなったりというデメリットもあるので、短くカットしすぎないようにするのがポイントです。
チワワの適温は何度?【まとめ】
チワワにとっての夏の適温を知り、暑さ対策をしっかりとってあげることで、夏を快適に過ごすことができますよね。
「エアコン」「お散歩」「水分補給」「温度調整」「サマーカット」、この5つのポイントに注意してあげてください。
飼い主と同じく、愛犬にとっても夏の高温多湿は辛いものですから、愛犬の体調や健康状態をしっかりチェックして、一緒に熱い夏を乗り越えてくださいね。