ガストの減塩メニューの種類はどれくらい?外食で健康的な食事をするコツをご紹介
健康診断などでよく耳にする生活習慣病。
予防する方法の1つとして減塩メニューの食事に変えることが挙げられています。
減塩メニューを毎日自炊するとなると大変なので外食で気軽に食べられると嬉しいですよね?
外食しやすいお店といえば全国展開のファミリーレストランチェーンのガストが思い浮かびます。
そこでこの記事ではガストにどんな減塩メニューがあるのか、メニューの選び方や食べ方のコツを紹介していきます。
記事を読んで食事制限している人も食事を楽しめるようになってもらえると嬉しいです。
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1日の食塩摂取量の目安
1日の食塩摂取量の目安は世界保健機関(WHO)は1日5.0g未満、厚生労働省は男性は7.5g未満、女性は6.5g未満とそれぞれ推奨しています。
日本だけで見てみると1日の食塩摂取量が男性が10.9g、女性が9.3gと報告されていて、基準を大幅に越えていることが分かります。
日本人にとって身近な料理である和食は、味付けに醤油や味噌などの塩分を多く含む調味料や、付け合せの定番である漬物は塩を沢山使って野菜を漬けるため日常的に塩分を多く摂り過ぎてしまう傾向になってしまいます。
なぜ減塩する必要があるのか?
塩分を摂り過ぎるとまず最初に心配されるのが高血圧をはじめとする生活習慣病です。
塩分をたくさん摂ると血液中のナトリウムが増えます。
体は塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、周りにある水分を血管の内に引き込もうとします。
そうすると血液の量が増え、心臓から全身へと血液を送る時により強い圧をかけて送り出そうとするので血圧が上がります。
この状態を高血圧と言います。
高血圧がしばらく続くと血管に圧がかかり過ぎて傷つき易くなります。
次第に動脈の壁が厚くなって硬くなり、動脈硬化になり心臓の疾患や脳の疾患を引き起こす原因となります。
そういった疾患を引き起こさないためにも減塩することが必要となってきます。
ガストでの減塩メニューの選び方や食べる時のコツ
厚生労働省の1日の塩分摂取量を基準とすると、1食あたりの塩分摂取量は約2.5g。
これを意識した時にガスト全メニューの中から選べるのは58種類になります。
そこでガストでメニューを選ふ時どうしたら良いのかや減塩メニュー以外を食べて塩分摂取量を減らす食べ方のコツを紹介していきます。
※メニューの塩分量の表記をしっかり確認する
ガストのメニューはカロリーと塩分量が表記してあります。
これを参考にして自分が食べたいメニューの塩分量はどれくらいか、どういったメニューで組み合わせれば1食分の塩分量を越えずに食べられるか計算出来るので確認しながらメニューを選んでみて下さい。
※和食メニューは味噌汁を飲まない
ガストの和食メニューはメインのおかずや丼ぶりにごはんや味噌汁が付いた定食セットになっていることが多いです。
塩分を気にする上で1番塩分が含まれている物は何かというと味噌汁です。
なのでメインのおかず+単品ライスや丼のみを注文したり、定食に付いてきた味噌汁は飲まないようにすると減塩することが出来ます。
※困った時はミニサイズを選ぶ
ごはんだけだと飽きてしまってパスタを食べたいなと思うこともあると思います。
パスタの場合ソースに塩分が多く含まれているので、全部食べてしまうと塩分の摂り過ぎになってしまいます。
そんな時は4月のメニュー改定から導入されたハーフサイズのパスタを注文すると、1日の塩分摂取量を越えずにパスタを食べることが出来ます。
またパスタ以外にうどんや丼ぶり物もハーフサイズがあります。
こちらも通常サイズに比べて塩分が少なめで、ミニ大葉おろしうどんが1.7g、ミニねぎとろ丼が0.7g、ミニしらす丼が0.9gとなっています。
丼ぶりの場合は味噌汁の塩分量が1.5gなので、1日の塩分摂取量をクリア出来るので小腹が空いた時におすすめの組み合わせです。
※ドレッシングやソースは全部かけない
メニューの中にはソースやドレッシングに塩分が多く含まれている場合があります。
ガストのステーキやサラダはソースやドレッシングが別添えで付いてきます。
全部かけてしまうと塩分摂取量を越えてしまうので半分はそのまま食べて、残りはソースやドレッシングをかけて食べるなどして全部かけないように工夫をすると良いです。
また揚げ物などにソースをかけて食べる人もいると思いますが、減塩中は素材の味を楽しむようにしてかけるのを我慢しましょう。
ハンバーグなどはソースがかかって提供されることもあるので、その場合はソースを少し落としてから食べると塩分量を減らすことができます。
※デザートは気にせず選べる
食後にデザートを食べたくなることもあると思いますが、減塩は食べられるのかなと悩む人もいると思います。
ガストのデザートメニューの塩分量は0~1.3gとほとんどのメニューが1g以下となっています。
なのでメインとの組み合わせによっては塩分を制限していても食後のデザートまで楽しめるので安心して下さい。
ガストの減塩メニューについて【まとめ】
最近は塩分量を気にしている人が増えてきているので、ガストを始め色々な飲食店でメニューに塩分量を表記をし始めています。
塩分量を気にしているとはいえ、食事は美味しく楽しくしたいものです。
塩分量表記を参考にして減塩メニューを探したり、食べ方を工夫するだけで塩分の摂取量を抑えることができます。
ちょっとしたひと手間で楽しく減塩しながら健康に過ごせることはとても嬉しいことだと思います。
この記事を参考に楽しい減塩生活を送って下さい。