くら寿司からとろサーモンがなくなった理由とは。いつから復活?

くら寿司のとろサーモンを食べたことはありますか?

キラキラとした美しい見た目と、旨みを含んだ脂が口の中に広がってとても美味しいですよね。

大人にも子どもにも大人気のメニューです。

そのとろサーモンが最近くら寿司からなくなった?という心配の声をたまに見かけます。

実際はどうなのでしょうか?

この記事では、くら寿司のとろサーモンがなくなったと噂される理由や、今後のとろサーモンの動向の予測をまとめました。

ぜひ最後までご覧ください。

くら寿司にとろサーモンはなくなった?

くら寿司からなくなった?と言われるとろサーモンですが、調べてみると現在は「大切りとろサーモン」という名前でくら寿司のメニューに存在しています。

・大切りとろサーモン1貫 115円

・大切りとろサーモン2貫 230円

上記の2種類の価格で販売されているようです。

とろサーモン自体はメニューにあるようでほっとしましたが、では何故とろサーモンがなくなったと噂されているのでしょうか?

それは以前の販売価格と名称に理由がありそうです。

以前は「とろサーモン」の名で2貫115円という通常価格帯で販売されていたことがありました。

とろサーモンがなくなった!というのはこの2貫115円のものを指しているようです。

サーモンメニューが激減の理由

かつて回転寿司業界ではサーモン人気に乗って各社がこぞってサーモンメニューを開発していました。

私も以前は沢山あるサーモンメニューを見て、どれを頼もうか毎回悩んでいた思い出があります。

その頃に比べ、今のメニューを見ると種類が少なくなったなと感じます。

その背景には安定した価格で輸入できなくなった3つの理由がありました。

ウクライナ情勢

アトランティックサーモンの主な輸入先であるノルウェーからの空輸が、ウクライナ情勢の影響でロシア上空を民間機が飛行できなくなり困難になった。

輸送コスト

上記の空輸が難しくなったことで迂回しての航路での輸入ルートができて入手は可能になったが、迂回のために輸送費が高くなりサーモン自体の価格も上がってしまった。

円安

近年の為替の円安を受けて、そもそものサーモンの値段が値上がりしている。

これらの理由でとろサーモンの原料であるアトランティックサーモンの価格が高騰しているため、サーモンのメニューも減り、残ったメニューも高価格帯のお値段になってしまったのですね。

確かにスーパーのお刺身コーナーを見ても、サーモンが1番値上がりしているなと実感します。

「まぐろは高いからサーモンを多めに買っていこう」なんて考えて買い物していたのが嘘のようにサーモンが高くなり、なかなか買いづらいお値段になってしまって残念です。

レギュラー価格のとろサーモン、復活はある?期間限定に注目!

様々な理由でいまや高級魚の仲間入りとも言える価格のサーモンですが、みなさんの待ち望むレギュラー価格での販売再開はあるのでしょうか?

結論としては、価格高騰の原因がすぐに解消されることはないので難しそうです。

ただ、期間限定のイベントでは復活もあるかもしれないです。

実際に2023年8月に開催されたくら寿司の「極上とろフェア」では、2貫で115円のとろサーモンが期間限定で復活しています。

またいつか復活の機会もあるかもしれないので、くら寿司のサイトなどでこまめにチェックしてみましょう!

くら寿司のとろサーモンはなくなった?【まとめ】

以上、くら寿司のとろサーモンの行方と、サーモンメニューがなくなった理由などを見てきました。

とろサーモンの原料であるアトランティックサーモンの価格高騰の要因は、「戦争」「輸送費」「円安」と、どれもすぐに解消されるものではありませんでした。

しかし、期間限定なら復活の可能性もありそうなので、その時を楽しみに待ちましょう。

現在も「大切りとろサーモン」はメニューにありますので、そちらもぜひ食べてみてください。

いつかまたお手頃価格でいろいろなサーモンのメニューを食べられる日がくるといいですね。