かっぱ寿司のサラダ軍艦の中身とカロリーは?長野県で愛される理由は?

「かっぱ寿司」は、日本で初めてひと皿100円を世に広め、一躍話題の寿司店となった人気回転寿司チェーン店です。

当時では珍しいサラダ軍艦や、特急レーンなど今では一般的となったメニューやサービスを生み出しました。

寿司と言えば、生魚がシャリの上にのった握り寿司が頭に思い浮かびますよね。

しかし、マヨネーズベースのサラダ軍艦が今では、かっぱ寿司を代表とする人気の寿司となり、子どもはもちろんのことお年寄りにまで愛されるようになりました。

そしてこのサラダ軍艦は、全国にあるかっぱ寿司の店舗の中でも、かっぱ寿司の第一号店が出店された長野県では人気が高く、サラダ軍艦の売上も1位というのです。

そこで今回は、かっぱ寿司のサラダ軍艦の中身とカロリー、またなぜ長野県で愛されているのかについてみていきたいと思います。

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かっぱ寿司のサラダ軍艦の中身とカロリーは?

サラダ軍艦といっても、マヨネーズベースというのは見た目にも分かりますが、実際にサラダの部分はどのようなものが入っているのでしょうか。

サラダの部分は、茹でて細かく刻まれたタコやイカゲソ、きゅうりがマヨネーズと塩こしょうで味付けされたものです。

そして海鮮がメインですが、きゅうりが入っていることで「サラダ軍艦」と名付けられたというのはなかなかユニークですね。

次にサラダ軍艦のカロリーと栄養成分についてみていきたいと思います。

【栄養成分】

エネルギー量:132kcal
たんぱく質:2.8g
脂質:6.2g
炭水化物:15.9g
食塩相当量:0.8g

見た目はとても小さいのに、やはりマヨネーズがたっぷり使われているからなのか意外とカロリーが高いという印象を受けました。

このサラダ軍艦が人気の理由のひとつとして食感にもあり、またマヨネーズをたっぷり使っているのに、あっさりしていてクリーミーで食べやすいと評判です。

具材はタコやイカゲソ、きゅうりが細かく刻まれているので、何かひとつ食材が際立っているわけでもなく、サラダ軍艦としての一体感が多くの人に好まれているようです。

このかっぱ寿司のサラダ軍艦を家でも食べたいとき、サラダ軍艦の具材の部分だけ購入することができたらいいですよね。

しかし、残念ながらサラダ軍艦の具材の部分は販売されておらず、かっぱ寿司に行かなければ食べることができません。

ただ、このサラダ軍艦に似たマヨネーズベースのものが海鮮チューブとして販売されており、通販で購入することはできるようです。

そしてこのサラダ軍艦をお手軽に家でも食べたいとき、家庭でも似たような味のものを作ることができます。ここでは家庭で簡単に作ることができる再現レシピをご紹介したいと思います。

<材料>

茹でたイカゲソ:100g
カニカマ:5本
きゅうり:1本
マヨネーズ:大さじ5
砂糖:小さじ2分の1
酢飯:適量
海苔:適量

<作り方>

①イカゲソ、カニカマ、きゅうりを細かく切る
②切った材料をマヨネーズ、砂糖と混ぜ合わせる
③形成した酢飯の上に乗せる
④軍艦巻のように海苔で巻く

マヨネーズの量はお好みで、具材もこれ以外の海鮮ものを入れてもよく、気軽に自分好みのサラダ軍艦を楽しむことができそうですね。

サラダ軍艦が長野県で愛される理由は?

全国にあるかっぱ寿司ですが、一番人気のネタはやはり「まぐろ」です。

しかし、長野県においては、この「まぐろ」を差し置いて1位の寿司があるというのです。

それがなんとこの「サラダ軍艦」なんです。

そして2位が「まぐろ」になるというのは驚きです。

それにしても、なぜこの「サラダ軍艦」が長野県のかっぱ寿司では一番人気があるのでしょうか。

ご存知のように、長野県というのは内陸に位置し、海に面していません。

生魚が手に入りにくい土地柄、発想の転換から生魚以外のもので、野菜好きな県民性に受け入れられる寿司を、と開発したものがサラダ軍艦ということです。

生魚の流通が活発ではなかったため、長野県民そのものが生魚を食べる習慣もなく、生魚を食べ慣れていないという背景もあったようです。

さらに他店舗では見られない光景ですが、長野県にあるかっぱ寿司では、持ち帰りのメニューとしてサラダ軍艦だけで24貫入りのものがあります。

これは長野県のかっぱ寿司においての話ですが、一年を通してお祭りや年末年始など何か行事があるときには、サラダ軍艦が当たり前のように食されており、一日50から100セットが売れるというのです。

これらの理由から長野県民にはサラダ軍艦が多くの人に受け入れられ、今でも不動の一位を誇っていると言うわけです。

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かっぱ寿司のサラダ軍艦の中身は変わった?【まとめ】

今では当たり前のようにメニューにある「サラダ軍艦」という新しい寿司を生み出したのが、このかっぱ寿司です。

中身は茹でたイカゲソ、タコ、きゅうりをマヨネーズで和えたものですが、マヨネーズで和えてあるので意外とカロリーは高いようです。

また長野県においては、海なし県というだけあって、元々魚の流通が少なく、生魚を食べる習慣がないことから、サラダ感覚で食べられるこのサラダ軍艦が人気ナンバーワンとなり、今でも多くの長野県民から愛されています。

サラダ軍艦のネット販売はされておらず、似たようなサラダ軍艦の具材のような海鮮チューブは通販でも購入できるようです。

本来のサラダ軍艦は、かっぱ寿司に足を運ばなければ食べることができませんが、家でも簡単に自分好みにアレンジしながら作ることはできるので、家でも食べたい方は是非試してみてくださいね。