ジョイフルのヒカルって誰?芸能人なの?いつまで販促は続くのか解説!
今、ジョイフルでは「ヒカル考案!冗談抜きで旨い牛焼肉定食開発してみた!」というメニューを目にしますが、この「ヒカル」という人物は誰なのでしょうか?
ポスターにもなるくらいなので芸能人なのでしょうか。
実はこの「ヒカル」という人物は、登録者数477万人という日本ではトップの動画クリエイターで2013年から様々な実験や検証をする動画を始めた兵庫県出身の人気YouTuberです。
例えば、催眠術というのは本当にかかるものなのかという実験系の動画から、縁日のくじを大量に購入して大吉率がどれくらいあるかという検証系のものまで幅広い視野で動画を作成し、話題を呼んでいます。
そんな人気YouTuberがジョイフルとコラボして話題となっていますが、今回は、YouTuber「ヒカル」がいつまでコラボするのか、コラボ商品を打ち出したことによる販促効果はどれくらいなのかについてみていきたいと思います。
ジョイフルとYouTuberヒカルはいつまでコラボするの?
そもそもなぜYouTuberのヒカルがジョイフルとコラボすることになったのでしょうか。
ことの発端は、ヒカルがTwitterで飲食店を応援する企画を始めたのをジョイフルの社員が偶然見つけて声をかけたということです。
もともと子どもの頃からジョイフルを利用していたヒカルは、ジョイフルの経営危機を知り、なんとか力になりたいと思ったことからコラボが実現したそうです。
昨年7月からコロナ禍で200店舗閉店したジョイフルのため、ヒカルは大分市にあるジョイフル本社へ直接出向き、商品開発担当者と何度も試作を繰り返して「冗談抜きで旨いハンバーグ」「冗談抜きで旨いハンバーグ&えびフライ」を開発しました。
ヒカルのこだわる「味」への想いには妥協がなく、ヒカルが納得する味になるまでには試行錯誤、紆余曲折があったようです。
その苦労の甲斐あって空前の大ヒットとなり、販売開始から約1週間で販売数20万食、約1ヶ月で販売数50万食の売上を記録したと言われています。
そして間もなく販売数100万食を突破し、その記念としてヒカルはジョイフルの「アンバサダー」に就任しました。
ヒカルとジョイフルの快進撃、そしてこのコラボはいつまで続くのか、コラボ商品の販売期間については、明確に提言されていません。
ただ、これまでにコラボしてきた「冗談抜きで旨いハンバーグ」や「冗談抜きで旨いおかんの唐揚げ」も、発売当初はいつまで販売されるのか未定だったそうです。
しかし、あまりに好調な売れ行きが続いたため、そのままレギュラーメニューとなりました。
このような経緯より現在販売されている「冗談抜きで旨い牛焼肉定食」もいつまで販売されるのか、はたまたレギュラーメニューの仲間入りとなるかは、今のところ定かではありません。
そしてジョイフルとYouTuberヒカルのコラボはこのまままだまだ続きそうですね。
ジョイフルでヒカルの販促効果はどれくらい?
ジョイフルにおいて、数々のコラボヒット商品を生み出したヒカルですが、販促効果はどれくらいなのでしょうか。
最初の「冗談抜きで旨いハンバーグ」は初日で店舗売上が異例の2万食を超えたそうです。通販の販売結果においても通常の約200倍の売上げとなり、ジョイフルにとっては前例のない快挙だったようです。
この経済効果はなんと18億円とまで言われています。この売上に伴い、ジョイフルの株価も上がり、とんでもない経済効果を生み出しました。
もともとジョイフル愛が大きかったヒカルは、ジョイフルとコラボして動画で紹介したことがここまでの経済効果を上げたことにヒカル自身も驚きを隠せなかったようです。
味はもちろんのこと、値段にもこだわりがあったヒカルは、おいしいものを1000円以下で食べたいという点においても妥協しなかったそうです。
「冗談抜きで旨いハンバーグ」は799円、「冗談抜きで旨いハンバーグ&えびフライ」は959円、最新のコラボ商品「冗談抜きで旨い牛焼肉定食」は999円と、1000円以下も実現しているため、若者からの支持が厚いことに納得です。
株価まで動かしてしまったヒカルとジョイフルのコラボは、すでに大成功ともいえますが、今後どのようになるのかまだまだ注目したいところです。
ジョイフルのヒカルって誰?【まとめ】
YouTuberヒカルの絶大なる若者からの支持と、ヒカルのジョイフル愛がうまく作用して、素晴らしいコラボ商品を生み出し、ここまでの経済効果をあげるとは驚きました。
ジョイフルの経営を立て直しつつある、アンバサダーにまでなったヒカルとのコラボはまだまだ続きそうですが、このコロナ禍において他の飲食店においても何かヒントになりそうですね。
このような経済効果が日本を元気にしてくれるYouTuberの存在は、日本にとっての財産ともいえると思います。これからの彼らの活躍、そしてそれを受け入れる企業にこれからも期待したいと思います。