ダメな栗の見分け方を知って、美味しい栗を食べよう!

秋が旬の食べ物のひとつ「栗」。

特に加工されていない生栗は、秋にしか手に入らない貴重な食材です。

栗拾いで採ってくる人も多いですが、秋になると八百屋やスーパーなどに並ぶこともあります。

栗は皮に包まれているため中身を見ることは出来ませんが、ダメな栗の見分け方はあります!

出来ることなら、なるべく中身の詰まった美味しい栗を選びたいですよね。

本記事では、ダメな栗の見分け方についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

スポンサードリンク

生栗が手に入る時期

栗の収穫時期は8月下旬~11月と幅広いです。

中でも収穫の最盛期は9月~10月ごろと言われています。

農園や果樹園で栗拾いができたり、八百屋やスーパーなどで生栗が手に入るのもこの時期になります。

普段は加工された栗を食べることがほとんどですが、上記の期間は旬な生栗を食べることができる貴重な時期と言えるでしょう。

ダメな栗の見分け方

穴が空いている栗

穴が空いている栗はすでに虫に食べられてしまっている可能性が高いです。

色が白っぽい栗

白い斑点がある栗も、虫に食べられている可能性が高いです。

ハリツヤがない栗

ハリツヤがないカサカサした栗は、鮮度が良いとは言えません。

これらのダメな栗の見分け方は、100%保証される方法ではありません。

選別作業をしないよりは、「良い栗の割合が上がる」程度に考えておきましょう。

拾った栗は虫止めをしよう!

比較的良い栗を選別できたとしても、栗拾いで採った栗の場合は注意が必要です。

採れたての栗は中身が詰まっていたとしても、そのままにしておくと虫に食われてしまう場合があります。

これ以上実をたべられないよう、虫止めをしましょう。

虫止めの手順

➀鍋にお湯を沸かし、沸騰前(80℃程度)に栗を入れる

➁温度を80℃にキープして1~2分茹でる

➂栗を取り出し良く冷まし、表面をよく乾かす

以上で虫止めは完了です!

スーパーなどで販売されている栗は虫止めしてあるので、心配いりませんよ!

より美味しい栗に熟成させるコツ

生栗の常温保存は基本的にNGです。

鮮度が落ちて、すぐに傷んでしまうからです。

しかし冷蔵庫で正しく保存すると、糖度がアップしてより美味しくなります。

表面が乾いた皮付きの生栗を新聞紙で包んで、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れるだけです!

簡単ですが、ここでポイントになるのが「水分」です。

水分はカビの繁殖の原因になってしまうので、水分を徹底的に排除するのがコツ。

「ポリ袋に何ヵ所か穴をあけて水分の逃げ道を作ってあげる」

「包んでいる新聞紙をこまめに取り替える」などの工夫をしましょう。

熟成期間は2週間~4週間になります。

早く食べてしまいたい気持ちもありますが、より甘くて美味しい栗を食べるために、もう少し我慢です(笑)

栗の皮のむき方

栗の皮はとても硬いのですが、熱湯につけることでやわらかくなります

栗の皮には表面の「鬼皮」と内側の「渋皮」の二種類があります。

表面の硬い鬼皮は食べられませんが、料理によっては渋皮をむかないものもあります。

➀栗を水に半日ほど漬ける

➁鍋に皮つきの栗と水を入れ、火にかける

➂沸騰したら火を止めて5分ほど待つ

➃熱腸から取り出し、包丁ではがすように鬼皮をむく

➄水またはお湯に半日ほど漬ける

⑥包丁で渋皮をむく

栗はえぐみやアクが強いので、水につける工程は大切です。

皮がむけたらあとはお好きな方法で栗を調理して、旬の味覚を堪能してください!

スポンサードリンク

ダメな栗の見分け方を知って、美味しい栗を食べよう!【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

身近な野菜や果物と違い、手にする機会が少ない生栗。

市場に出回ることが少ない分、決してお値段は安くはありません。

ダメな栗の見分け方の知識は、とても価値のあるものだと思います。

栗拾いをした時、スーパーなどで生栗を見かけた時、ぜひ参考にしてみてください。