石焼き芋は土鍋や小石で作れる!甘くて美味しい焼き芋の作り方!

秋の味覚のひとつ「石焼き芋」。

肌寒くなる季節になると、ホクホクで甘~い焼き芋が食べたくなりますよね!

スーパーやコンビニでも手軽に手に入るようになった焼き芋ですが、たくさん食べたい方にとって、値段は少々お高め・・・。

お家で焼き芋が作れたら嬉しくないですか?

「石焼きなんてお家でできるの?」と思う方もいるかもしれませんが、十分可能です!

本記事では、石焼き芋を手作りする方法をご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

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なぜ石焼き芋は美味しいの?

さつまいもはもともと甘味が強い食べ物ですが、特に石焼き芋が甘く感じるのは何故なのでしょう?

実はさつまいもは、調理方法によって糖の量が変化する食べ物なんです!

さつまいもはじっくり低温で加熱すると、「でんぷん質の糖化」が進む性質があります。

石焼き芋が美味しくなるのは、小石から発生する「遠赤外線」が関係しています。

小石などの鉱石を加熱すると、より多くの遠赤外線を放出します。

遠赤外線は、表面は高温で焼き上げるのですが、内部は表面からの熱伝導でじわじわと加熱されます。

よって石焼き芋は糖が増加して甘味が増すことで、美味しく感じられるのです。

電子レンジで一気に加熱調理する方法は時短で便利ですが、糖化がされず甘味が増加しません。

調理方法だけで、甘さが変化するなんて驚きですよね!

石焼き芋に使う小石はどんな石?

スーパーやコンビニで見かける焼き芋売り場を見ると、小さくて丸い小石が使われていることがわかります。

具体的にどんな石を使っているのでしょう?

焼き芋に適した小石は、「熱すると多くの遠赤外線が出る小石」

代表的なもので「黒玉石」「溶岩石」などがあり、種類は数多く存在します。

天然にこだわらないのであれば、セラミックの小石でも遠赤外線の効果があります。

ホームセンターやネット通販などで、手に入れることが出来ますよ!

間違っても、道に落ちている石や砂利は使わないでくださいね(笑)

土鍋を使った焼き芋の作り方

遠赤外線効果は石だけではなく、土鍋などの陶器にもあります。

土鍋は鉄やアルミと比べると、3倍~4倍ほど多く遠赤外線が放出されています。

「土鍋ごはんが美味しい」とされるのもこのためです。

土鍋で焼き芋を作る場合は、水を一切入れずに火にかけ、「空焚き」します。

注意点もあるので、しっかり確認したうえで調理してくださいね!

➀さつまいもをアルミホイルで包む

➁土鍋にさつまいもを入れフタをし、弱火で20分加熱する

➂裏返してフタをし、さらに弱火で20分加熱する

➃火が通っていない場合は様子を見ながら追加で加熱する

➄やわらかくなっていれば完成!

※注意点※

お手持ちの土鍋が、空焚き可能かどうかを確認しましょう。

土鍋は急激な温度変化に弱いため、水を入れずに加熱すると割れる恐れがあります。

小石を使ってさらに美味しく!

小石を使うと遠赤外線の効果がより高まるため、さらに美味しい石焼き芋を作ることができます。

鍋は先ほどと同様、「空焚き可能な土鍋」がおすすめです。

鉄製の鍋やフライパンも、空焚きが出来ます。

鉄は遠赤外線の放出量は少ないですが、そこは小石がカバーしてくれます!

「アルミ鍋」「テフロンフライパン」などは、焦げ付きや表面の加工が剥がれる恐れがあるため、絶対に使わないようにしましょう。

焼き芋専用の土鍋も販売されているので、本格的に石焼き芋を作りたい方はチェックしてみてください。

作り方は、最初に鍋に小石を入れるだけで、土鍋の作り方と変わりません。

難しい工程はありませんので、試してみる価値ありです!

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石焼き芋は土鍋や小石で作れる!甘くて美味しい焼き芋の作り方!【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

石焼き芋が美味しくなる原理や、自宅での作り方を紹介させていただきました。

生のさつまいもを買って石焼き芋を作れば、出来立てが食べられますし、かなりの節約にもなります。

食べる量や頻度が多いファミリー層の方であれば、少しでもコストを抑えたいですよね!

ぜひお家で石焼き芋を作って、美味しい秋の味覚を堪能しましょう!