栗拾いでその場で食べることはできる?栗の調理方法をご紹介!
秋の風物詩のひとつ「栗拾い」。
9月~10月ごろをピークに、全国各地で栗の収穫が最盛期を迎えます。
栗の木のある公園や農園果樹園などで栗拾いをすることもできます。
栗はトゲトゲのイガや硬い皮に包まれていますが、獲れたての栗をその場で食べることは可能なのでしょうか?
本記事では、栗の調理方法を中心にご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
栗拾いで栗をその場で食べることはできる?
結論、栗拾いした栗をその場で食べることは可能です。
しかし栗は、りんごやぶどうといった果物のように、生で食べることはできません。
加熱調理が必須になるため、キャンプ用品などを持参して、火をおこす必要があります。
火を扱うとなると、キャンプ場などの火をおこすことが許可されている環境で行うのが基本です。
良い栗の見分け方
栗は皮に包まれているため、調理前に中身を確認することはできません。
しかし見た目だけでも、良い栗を選別できる要素はあります。
より美味しい栗をいただくためにも、調理の前に確認しておきましょう!
➀栗に穴が空いていないか
穴が空いている栗は虫に食べられている可能性が高いです。
➁皮にハリツヤがあるか
「表面がしぼんでいる」「カサカサしている」栗は、鮮度が落ちています。
➂皮の色が深い茶色か
白っぽい斑点がある栗は、虫に食べられていることもあります。
これらの条件に当てはまっている栗は比較的良質な栗と言えるでしょう。
収穫した栗をひとつひとつ確認するのは大変かもしれませんが、明らかに傷んでいるものは取り除いておきたいですね。
その場で食べる調理方法➀「焼き栗」
栗拾いした栗をその場で食べる場合におすすめなのが「焼き栗」です。
焼き栗の作り方
➀水につける
本来はアク抜きのため半日ほどつけるのが良いとされています。
時間がない場合は出来る限りで大丈夫です。
➁栗に切れ込みを入れる
皮のまま栗を焼くと、爆発するので必ず切れ込みを入れてください!
切れ込みを入れても弾けることはありますので、十分注意しましょう。
➂アルミホイルで包む
ホイルで包むことで、火の通りが良くなります。
焚火や炭火の中に入れて焼く場合には、「灰が付かない」「取り出しやすい」などのメリットもあります。
➃栗を焚火・炭火の中へ!
火力があれば15分、平均30分程度で焼きあがります。
➄網の上で焼く場合
網の上で焼く場合も30分程度で焼き上がります。
弾けて飛んでしまう栗もあるかもしれないので、やけどには十分気を付けましょう。
⑥完成!
ホクホクの焼き栗が完成です!
皮をむいたら、そのまま食べられますよ。
その場で食べる調理方法➁「ゆで栗」
鍋などの調理器具がある場合は茹で栗にして食べることもできます。
茹で栗の作り方
➀水につける
焼き栗と同様に、水につけてアク抜きします。
出来る限り長めにつけておくことをおすすめします。
➁鍋に栗と水を入れ火にかける
水は栗が十分にかぶるくらいが目安です。
➂沸騰したら塩を入れる
可能であれば、ここでお塩を投入!(1kgに対して大さじ一杯)
甘味が引き立つひと手間です。
➃中火~強火でじっくりゆでる
40分~60分が目安です。
ゆであがったら10分程度蒸らしましょう。
➄完成!
しっとり柔らかいゆで栗の完成です!
基本は持ち帰っての調理がおすすめ
栗拾いした栗をその場で食べる方法をご紹介しましたが、栗はアクやえぐみの多い食べ物です。
また獲れたての栗は甘味が少ないと言われているため、熟成させた栗と比べると味はどうしても劣ってしまします。
味に過度な期待はせず、屋外で栗を調理するアクティビティだと思って楽しんでみてください。
栗拾いでその場で食べることはできる?栗の調理方法をご紹介!【まとめ】
いかかでしたでしょうか。
栗拾いした栗をその場で食べる調理方法やポイントは、おわかりいただけたかと思います。
屋外で調理する体験は、普段なかなかできない貴重なものです。
安全に配慮して、ぜひ栗拾いやキャンプ料理を楽しんでくださいね。