お盆の落雁の飾り方!いつまで飾る?落雁の美味しい食べ方も解説!

お盆のお供え物である落雁、皆さまお仏壇にお供えしていますか?

筆者の家の仏壇にも落雁がお供えしてありますが、個人的に落雁にはトラウマがあるので、触りたくもないのですが(笑)

そんなこと言ってしまってはご先祖様に失礼ですから、きちんとお供え物の落雁について今回はしっかりと記事を書いていきますよ!

落雁をお供えする際の飾り方があるんだぁと思ったそこのあなた。

いまさら聞けないお盆と落雁の繋がりや、飾り終えた後まで一緒に見ていきましょう!

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お盆に落雁をお供えする理由

お盆のお供え物には欠かせない落雁ですが、なんとなく毎年お仏壇に飾っていませんか?

スーパーのお盆コーナーにあったから飾るものなんだなと何気なく手に取って飾る、それは去年で終わりにしましょう!

落雁は砂糖や穀紛などでできた甘い砂糖菓子で、昔は砂糖自体が高級品とされていて、その高級品を祭壇や仏壇に供えたとされています。

他にも砂糖の白色は故人が棺桶に収まる際に身に付ける白装束の色になります。

俗世に染まらず純粋な魂で旅立つという意味もあり、故人が心残りなくあの世へ旅立てるように願いを込めてお供えするという説もあるんだそうです。

今ではカラフルな落雁も沢山あり、形も様々ですね。

高価なものでも、故人やご先祖様のためにお供えするのはそれだけその存在を大切にしていたということですね。

お盆の落雁の飾り方

仏壇は三段に分かれているものが主流です。

落雁を含めたお供え物は2段目の中段に、箱や袋から出した状態で飾りましょう。

要は、すぐに食べられる状態でお供えするという事ですね。

ご先祖様や故人も中身が何か分からないままだと食べられないですし、袋を開けられる訳でもないです。

また、ご先祖様や故人は匂いでお供え物を食べると言われています。

落雁などの盆菓子だけではなく、そうめんや汁物などの料理もお供えしましょう!

家によっては小さなお仏壇の場合は三段になっていない場合もあるかと思います。

その時は仏壇の前に小さなテーブルや台を置いて、お盆用のお供え場所を確保しましょう!

落雁などのお供え物はいつまで飾る?

落雁を含む盆菓子や料理を下げるタイミングですが、落雁や盆菓子はお盆が終わる16日の夜に下げます。

料理などの生ものはずっと置いておくわけにはいかないので、お供えした日の内に下げてくださいね。

何なら、一度お供えして仏壇を拝んだ後すぐに下げて、それを家族みんなで食べるというのも良いと思います!

世の中食品ロスと言われてますので、処分してしまうよりかは食べて消費した方が良いでしょう。

下げた落雁の食べ方!

落雁はそのままでも食べられます。

が、筆者はそのまま食べてあまりの甘さと、偶然食べた落雁にしそが入っており、その味の不味さにトイレとお友達になった経験があるのでもう二度と食べないぞと心に誓っています(笑)

というのは筆者の問題ですので置いといて(笑)

ただ捨てるのはもったいないけれど、そのまま食べる以外の方法があるようなので見ていきましょう!

1.コーヒー、紅茶に入れる
2.ヨーグルトに入れる
3.おしるこ、ぜんざいなどの和スイーツに入れる

溶かして食べる方法は良いですね!

落雁は砂糖の塊ですので(笑)

角砂糖やはちみつなどの代わりとして使いやすいですね。

他にもスイーツを作る際のトッピング、和食などの味付けにも使えます!

意外に使い道のある落雁、今年のお盆後にぜひおためしあれ!

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お盆の落雁の飾り方【まとめ】

いかがだったでしょうか?

落雁の由来、お供えの理由から仏壇から下げた後の食べ方まで見ていきました。

今では気軽に買うことができる盆菓子・落雁は、昔は贅沢品であったわけですが、高いお金を出してでもご先祖様や故人を思い、大切にする気持ちと、生きている人たちを見守ってほしいという願いを込めてお供えする人たちの行動が素晴らしいですし、日本人らしい誠実さを感じますね。

筆者を含めた若い世代になればなるほど、お盆や正月などご先祖様や故人をお迎えし、もてなす風習を疎かにしがちです。

改めてご先祖様や故人との向き合い方を考える機会として、お供え物の飾り方から学ぶ機会も必要ですね。

筆者も非常に良い機会となりました!

皆さまもぜひ今年のお盆はご先祖様や故人とお仏壇を通じてゆっくり過してみるのはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。