メインクーンに短毛の子はいる?長毛の理由や毛色の特徴!

メインクーンといえば立派な長毛と大きな体のイメージされる方が多いでしょう。

とてもゴージャスな印象ですよね。

しかしお手入れを考えるとあの長毛は大変なのでは?と思う方もいますよね。

メインクーンが好きだけど、お世話やそうじを考えると短毛の子はいないのかなと思う方のために短毛のメインクーンはいるのかまとめました。

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短毛のメインクーンはいる?

立派な長毛が魅力のひとつであるメインクーンですが、すべてが長毛なのか気になりますね。

答えは短毛のメインクーンはいます。

しかし純血種ではすべて長毛になり、交配の方法によって短毛のメインクーンが生まれるということです。

その方法とはメインクーンとほかの種類の猫と交配させるというものです。

簡単にいうと雑種やミックス猫と呼ばれるものです。異なる種類の交配で生まれた子は両親どちらかの血統を名乗ることができます。

ミックス猫として生まれた子はメインクーンの顔や体の大きさのまま、短毛なことがありますが、必ずそうなるわけではありません。

逆に小さな体で長毛の子が生まれることもあります。

どちらの場合も親のどちらかがメインクーンであればその子もメインクーンと名乗れるわけです。

この方法で生まれた子は短毛のメインクーンということになりますが、ほかの種類の猫と比べると長毛にはなります。
猫は純血よりも雑種のほうが体は丈夫になります。体が丈夫で、短毛のメインクーンというのは飼いやすかもしれませんね。

メインクーンはなぜ長毛なのか

メインクーンの生まれはアメリカのメイン州で自然に誕生した猫種となっています。

メイン州はアメリカの最東北部に位置し、冬の寒さが厳しいところです。

寒さを凌ぐため、ボリュームのある長毛になったといわれています。

寒さの厳しい土地の生まれということもあり、メインクーンは寒さには強いですが、日本のような蒸し暑さは苦手です。

毛色ごとの印象や抜け毛のちがい

メインクーンの毛色には数種類あります。

ブラウン・レッド・シルバー。ブラック・クリーム・ブルー・ホワイト・キャリコなどです。また、単色だけでなく、タビー柄といわれる縞模様の子などもいます。

一番人気なのはブラウン(濃い茶色)で単色ではなく、すべてタビーです。

レッドは明るいブラウンで華やかな印象で、クリームはやさしい雰囲気を持ち、シルバーやブラック、ブルーはクールで気品を感じられます。

ホワイトの単色は珍しく、ブルーの瞳を持つ子もいてとても美しいメインクーンとなります。キャリコは日本でいう三毛猫です。

抜け毛については、ブラウンタビーやレッドタビーよりもシルバー系のほうが抜け毛は多いです。しかし、毛色による違いは少しの差です。

メインクーンは実はシングルコートです。

しかし体長が大きく立派な長毛なので、ほかの猫と比べると、どの毛色でも抜け毛は多いです。

また、明るい色の毛は目立つので服などにつくとさらに抜け毛が多く感じられるかもしれません。

抜け毛対策については毎日のブラッシングや毎月のシャンプーなどでお手入れしてあげましょう。

暑さが苦手なので、夏はサマーカットにしてあげると、メインクーンは少し快適に、飼い主はお手入れが楽になるかもしれませんね。

服などにつく毛は粘着テープが便利です。

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メインクーンに短毛はいるの?【まとめ】

メインクーンに短毛の子はいます。しかし純血であれば必ず長毛に、ほかの種類の猫との交配であれば短毛のメインクーンが生まれることもあるということでした。

その場合は、雑種やミックス猫となりますが、体の丈夫な子が生まれやすいというのはメリットですね。

毛色により、抜け毛に少しちがいがあるのも覚えておきたいポイントですね。

立派な長毛はとても愛らしいですが、お手入れやお掃除を考えると少しデメリットともいえるかもしれません。

その場合はミックスされたメインクーンを探してみるといいかもしれませんね。