メインクーンの子猫の大きさはどのくらい?成長に合った餌のあげ方!
メインクーンは大型種の猫ですが、子猫のときから大きいのでしょうか。
また、メインクーンは成長が長く続くといいますが、子猫時代がいつまでなのかわかりづらいですよね。
体が大きい分、子猫とは呼びづらいですが、大きくても立派な子猫です。

間違った餌のあげ方をしてしまうと成長や健康面でよくありません。
健康で大きなメインクーンになるための餌のあげ方や、子猫の大きさについて解説していきます。
メインクーンの子猫の大きさ
メインクーンは体が大きいことで有名ですが、子猫の大きさはどうでしょうか。
実は生まれたときから生後3か月くらいまでは他の種類の子猫と大きさはあまり変わりません。
骨太でがっちりとした骨組みではありますが、体長や体重は一般的な子猫と同じくらいです。
メインクーンらしく、大きさが目立ち始めるのは生後4か月頃からとなります。
一番成長が著しい時期で、一気に大きくなります。
1歳になるまでは、早いスピードで成長を続けるので、メインクーンとしての風格が出てきます。
また、メインクーンは成猫になるまで2から3年かかります。
子猫と呼ぶには長い時間かもしれませんが、成長期が長いのもメインクーンの特徴といえます。
メインクーンの成長推移
メインクーンの成長推移は1歳までは速いスピードで大きくなり、1歳以降3歳頃まではゆっくりと成長を続けていきます。
・生後4か月から著しく成長し、大きさが目立ち始める。
・生後6か月でメスは体重増加が緩やかになり始める。
・生後7か月で長毛種らしいふさふさとした毛が生えそろう。
・生後8か月で体長が伸びて、一般の猫の成猫サイズを超える。
1歳以降は体重増加が緩やかになりますが、2歳から3歳までは成長が続きます。
長いと5歳頃まで成長が続いたメインクーンもいるようです。
成長推移はあくまで平均であって、すべてのメインクーンが当てはまるわけではありません。
もっとゆっくり大きくなる子もいますし、平均より小さめなこともあります。
元気であれば問題なく、その子の個性です。
成長推移は目安として考えましょう。
子猫のメインクーンへの餌のあげ方
餌は猫の成長期に合わせたものを適量与えます。
子猫用やシニア用など猫の年齢に合わせたものが多数あるので、餌を選ぶ際には参考にしましょう。
成猫の1日の必要カロリーは体重×80キロカロリーとなります。
子猫はその2~3倍必要です。
体重×160キロカロリー程度を目安に計算します。
餌のパッケージに月齢や体重に合わせた適正量が記載されているものがほとんどなので、餌を変えたときなどは、都度確認しましょう。
子猫のあいだは1度にたくさんの量を食べることができないので、1日に3~4回に分けて必要カロリー分をとれるように餌をあげます。
また、たくさんほしがるからと与えすぎると肥満になってしまいます。
肥満は人と同じく病気のもとです。
メインクーンは体がもともと大きいため、肥満になると足への負担がかなり大きくなってしまいます。けがのもとでもあるので注意しましょう。
メインクーンは子猫時代が他の猫と比べると長いので、体重増加が緩やかになったタイミングで餌の種類を子猫用から成猫用に変えて、与える量を調整します。
筋肉質なメインクーンはとくに良質なたんぱく質が入った餌が良いです。肉や魚などが入ったものを選ぶようにしましょう。
成分表示を確認すればすぐにわかるので、餌を選ぶ際には意識してみてくださいね。
メインクーンの子猫の大きさと成長推移【まとめ】
メインクーンも生まれてから3か月ほどは、ほかの猫と変わらない大きさということでしたが、それ以降の成長が急激であることがわかりましたね。
体は大きくても子猫には変わりないので、餌のあげ方や種類に注意しましょう。
メインクーンは子猫時代もかなり長いので、体重の変化をよくみることが大切です。
成長推移について、メインクーンは少し長く特殊であることを理解した上でお世話してあげると、餌のあげ方も迷うことが少なくなります。