小型犬のうんちの回数はどれくらいが正常なの?食べ物で変化はある?

小型犬のうんちの回数は、1日にどのくらいが正常なのか知っていますか?

うんちの回数や、うんちの状態から、愛犬の健康状態を知るきっかけになることを飼い主さんは知っておく必要があるでしょう。

愛犬のうんちの回数を知り、状態をしっかり確認していくことで、愛犬の体調の変化にも早く気づくことができるので、万が一の病気の早期発見にも繋がります。

今回は、小型犬のうんちの回数や、うんちでわかる体調の変化などについてご紹介していきます。

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小型犬のうんちの回数はどのくらいが正常?

小型犬のうんちの回数は、平均2回〜3回くらいです。

子犬から成長していくにつれ、ごはんを食べる量も増えていくと思っていてもいいでしょう。
また、シニアになるとうんちの回数は子犬の頃とくらべると減っていきますが、これは消化吸収能力の違いによるものです。

成犬は、ご飯の回数に対してうんちの回数は、1回〜3回程度が平均です。

うんちでわかる体の状態

愛犬のうんちの回数を知ることも大切なのですが、回数と一緒にうんちの「形状」にも注目しましょう。

うんちのやわらかさや臭いなどから、胃腸が正常なのか判断することができます。
健康的なうんちかどうか、チェックする項目は4つです。

1.回数
2.色
3.硬さ
4.臭い

では、順番に説明していきましょう。

回数

子犬の場合は、消化する力がまだ弱いこともあり、1日に5回など細かくご飯の回数をわけることもあるため、1日に5回以上うんちをする場合があります。

1日のご飯の回数とうんちの回数が比例しやすい傾向はありますが、あまりにもうんちの回数が多い場合は病気が隠れている可能性もあるので注意しましょう。

健康なうんちは、茶色〜黒色に近い色をしています。

愛犬に与えるご飯の原材料によっても、うんちの色が変化することがあります。

毎日同じご飯を食べていると、同じような色のうんちをするので、健康状態をチェックしやすいでしょう。

血の混ざった血便が出たり、真っ黒なうんちが出たりする場合は、消化器内の異常を疑ってみるべきです。

硬さ

理想的なうんちの硬さは、つかんだうんちの形が崩れず、地面にほとんど汚れがつかない状態です。

硬すぎたり、つかんだときにバラバラになるうんちは、水分量が少なかったりご飯の量が少ない可能性があります。

やわらかすぎるうんちは、水分量が多かったりご飯が合っていない可能性があります。
万が一下痢をした場合は、ウイルス感染や腸炎や膵炎などを発症している場合があるので、早急に病院へ行きましょう。

臭い

毎日同じご飯を食べている場合は、うんちの臭いに変化は少ないです。

しかし、血液や硫黄のような臭いがする場合は異常と判断して、獣医さんに相談することをおすすめします。

食べ物でうんちの状態も変化する

愛犬の健康を考えたご飯を与えて、元気に健康で長生きできることを飼い主なら望みますよね。

ご飯を変えることで、うんちの回数や量に変化がでる場合があります。

与えるごはんの原材料の割合が、うんちの回数に変化を与えるなんて知らない飼い主も多いでしょう。

原材料が「肉や魚がメイン」の場合は、消化しやすいことからうんちの量が減ります。

原材料が「穀物がメイン」の場合は、食物繊維が豊富ということからうんちの量が増えます。

うんちの回数が多くなるようなら、無理に回数を減らさずに、消化吸収率のいいご飯を選んで与えることもおすすめです。

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小型犬のうんちの回数【まとめ】

小型犬のうんちの回数は、1日に平均2回〜3回と言われています。

また、うんちは「愛犬の健康状態を知ることができる」ものであり、日々の観察も必要だということを飼い主は理解する必要があるでしょう。

もし愛犬のうんちの形や色などに異常があると気付いた場合は、病気の可能性も考えて早急に獣医さんに診察してもらいましょう。

動物病院を受診する場合は、愛犬のうんちを持参したり、写真撮影したり、獣医さんの診察の参考になるようにしていくことをおすすめします。

愛犬のうんちの状態は、飼い主がしっかりと観察して、体調の変化などにいち早く気づいて、健康に生活できるようにしてあげてくださいね。