マックシェイクが販売中止?理由や販売中止の過去について解説します。

イギリスでマックシェイクが販売中止になった過去があるのをご存知ですか?

2021年8月にイギリスのマクドナルドでマックシェイクなどの在庫がなくなり、マックシェイク類の販売が中止になりました。

販売中止の理由は、イギリスの欧州連合(EU)からの離脱と新型コロナウイルスの影響が大きく関係していたためでした。

今回は、マックシェイクが販売中止になった理由や過去を詳しく解説していきたいと思います。
最後までお付き合いください!

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マックシェイクが販売中止になった理由

日本のマックシェイクにあたる「ミルクシェイク」が販売中止になった理由は2つ。

イギリスが欧州連合(EU)から離脱したことと新型コロナウイルスによる人員不足です。
この原因について詳しくみていきましょう。

イギリスが欧州連合(EU)から離脱

(1)2020年1月末に欧州連合(EU)からイギリスが離脱
(2)以前からEU離脱に関連した人員不足が報告されていた
(3)新型コロナウイルスの流行によるサプライチェーン(供給網)の遅延
(4)2021年夏以降からは物流網の混乱
(5)インフレ(物価の高騰)の加速

EUからの離脱やコロナ、物流の混乱が一気に重なりマックシェイク類の販売中止につながりました。

新型コロナウイルスによるスタッフ不足

(1)新型コロナウイルスの影響でスーパーや食料品店のスタッフ不足

(2)濃厚接触者の隔離を求める法律が改正され、さらにスタッフが不足
レストランや食品生産の現場は、「濃厚接触したら自主隔離」というルールだったため、よりスタッフ不足が加速したようです。

後に法律が一部修正され、ワクチン接種済みの濃厚接触者は隔離が免除されるようになりました。

運送業界の人員不足

ドライバーの不足により、スーパーマーケットの品ぞろえにも大きく影響しました。
トラックの運転手は全国で約10万人。
その中の約2万人はEU出身者で、イギリスの離脱とともに国外へ出て行ってしまいました。

有名チェーン店の閉店・メニューの制限

南アフリカ発祥のチキン専門店「Nando’s(ナンドス)」の看板商品「PERI-PERI Chicken(ペリ・ペリ・チキン)」が提供できなくなり、イギリス国内には350店舗近くありましたが、うちの45店舗が閉店しました。

マクドナルドやNando'sだけではなく、ケンタッキーフライドチキンもサプライチェーン(供給網)の影響でイギリス国内での調味料や容器などが不足し、一部の店舗ではメニュー数を制限していることが発表されています。

このことからイギリス国内の約1300店舗がマックシェイクの販売が中止になり、マックシェイクのほか、ペットボトル入りの飲料も販売が中止されてしまいました。

マックシェイクが販売中止になった過去

イギリスでマックシェイクが販売中止になったのは今から約1年前の2021年8月。

イギリスのほか、スコットランド、イングランド、ウェールズにおいてマックシェイクやペットボトル入り飲料が販売中止になっていました。

マックシェイクの販売中止にあたり、イギリスのマクドナルド公式ホームページのメニューからはマックシェイク(ミルクシェイク)が消えるということはなかったようです。

*現在は販売再開している?
2021年9月頃の記事に「マックシェイクが再入荷された」という情報があったので、現在のイギリスではマックシェイクが販売再開されているようです。

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マックシェイクが販売中止【まとめ】

今回は、イギリスのマックシェイクが販売中止になった理由や過去についてご紹介していきました。

ちなみにイギリスにはどんなメニューがあるのか気になったので、イギリスのマクドナルドのメニューを調べてみたところ、日本には売っていないペットボトルでのミネラルウォーターやオーガニックミルク、ドーナツやヴィーガンの方も食べられる「MacPlant」というハンバーガーなども販売されていました。

気になるメニューがたくさんあったので、いつかイギリスのマクドナルドにも行ってみたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!