ハムスターがケージ噛む!わさびは有効?やめさせるには?
「ガジガジガジ」「ガリガリガリ」ハムスターを飼ったことがあるなら、誰しもが聞いたことがある音。
そう、ケージを噛む音です。
筆者もジャンガリアンハムスターとゴールデンハムスターを飼っていたことがあり、当時は深夜「ガリガリ」ケージを噛む音で起こされた経験があります。

そこで、ケージにわさびを塗るとケージを噛ませないようにするしつけになる!?そんな噂を耳にしました。
結論、「わさび」はハムスターには刺激が強い為、絶対に与えないでください!というか、犬や猫などもNGなためペットを飼っている方は、冗談半分でも匂いをかがせてみたり、しつけに使用したりしないでくださいね。
ここでは、わさびがハムスターにNGな理由と、ケージを噛むのをやめさせる方法をお伝えします。
Contents
ハムスターがケージ噛む時わさびがNGな理由
わさびには「アリルイソチオシアネート」という辛味成分が含まれています。
この成分は、ハムスターにとって刺激が強く、食べてしまうと胃の働きが弱くなってしまいます。
またハムスターは嗅覚が優れている為、わさびの刺激の強いにおいだけでもハムスターにとってはとても嫌なものです。
目に刺激を与え、顔や体を掻いてしまい傷だらけになってしまうなんてことも。
誤ってハムスターの口に入った場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。
ケージを噛むのをやめさせるには
*ストレスの原因を無くす
ケージを噛む理由として、ストレスが溜まっている・ケージの外に出たい・おやつが食べたいなどがあげられます。
中でもストレスを解消させてあげることが、ケージを噛むのをやめさせることに繋がると筆者は考えます。
まず、ストレスの原因になるものを探してみましょう。
ハムスターは匂いや、音、光に敏感なため、ケージの近くに芳香剤を置いていないか・テレビを置いていないか・トイレが汚れたままになってないかなど、ケージの中やケージを置いている部屋の環境を見直しましょう。
また温度管理も大切で、20~25℃、湿度は40~60%を保つようにしましょう。
*ストレス発散をさせる
定期的にケージの外に出してお散歩をしたり、おやつを与えたりしてストレスを発散させてあげましょう。
回し車を置いてあげて運動できるようにしてあげるのも良いですね。
また野生のハムスターは土を掘って巣穴に住んでいることは知っていますか?その為、砂遊びが大好きです!ハムスターが砂遊びできるように用意してあげるのもいいかもしれませんね。
*ハムスターが噛み噛みできるおもちゃを用意してあげる
何より、ケージを噛むという行為はハムスターの歯にもよくありません。
その為できるだけ早く噛む頻度を減らすようにしてあげた方がいいでしょう。
ハムスターが遊べるおもちゃの中に、かじり木や噛み噛みできる木のおもちゃなどがあります。
噛むことによって、ストレス発散と歯の健康を保つことになるので、是非与えてみてください。
口に入れる物なので、間違っても外に落ちている木の枝などは与えないでくださいね!
ペットショップなどに売っている無添加の物や、安全が証明されているものを噛み噛みさせてあげましょう。
ハムスターがケージ噛む時にわさびはNG?【まとめ】
ハムスターにわさびは絶対与えない。
わさびの刺激は匂いだけでもハムスターの害になる。
ケージを噛む原因を探る。
飼育環境を整える。
ストレス発散をさせる。
噛めるおもちゃを与える。
ハムスターを飼い始めるとケージを噛む音に悩まされることがあるかと思いますが、適切な対処をしてあげましょう。
ハムスターはデリケートな生き物ですが、おやつをあげたり遊んだりしているとだんだん飼い主に懐いていきます。
筆者が飼っていたハムスターは撫でてあげるとよくウトウトして、手の上で寝ちゃうなんてこともしばしばありました。
そんな癒しを与えてハムスターとの素敵な生活を楽しんでくださいね。