うさぎが牧草を選んで食べる!選り好みしていても大丈夫??

うさぎの主食は牧草です。

毎日モリモリ沢山食べて欲しいですよね。

ただ、牧草をあげても、チモシーの穂の部分しか食べない、短くて柔らかい部分しか食べない、などうさぎによって牧草の好みがあるようです。

このように、牧草を選んで食べることは健康に問題はないのでしょうか??

今回は、牧草を選り好みするうさぎについて、その原因と対策についてまとめていきたいと思います。

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うさぎが牧草を選んで食べるのは大丈夫なの?

うさぎが、牧草の穂の部分や、柔らかくて短い部分しか食べないという事は珍しくないと思います。

筆者が以前飼育していたうさぎも、牧草があまり好きではなく、食べたとしてもチモシーの穂の部分だけを食べていました。

また、現在飼育しているうさぎは固くて長い牧草の茎の部分も食べてはいるのですが、見ていると、食べる順番としては柔らかい部分から先に食べているようです。

このように、牧草の柔らかい部分を好んで食べるうさぎは結構多いのではないでしょうか。

その一番の理由としては、食べやすいからではないかと思います。

固い茎の部分は、前歯で噛み切ってから食べないといけないのに比べて、柔らかい牧草はそのままモグモグと食べられます。

うさぎの歯やお腹の事を考えると、固い繊維質の部分を沢山食べる事が望ましいようです。

なぜなら、前歯と臼歯を両方使う事で、歯の伸び過ぎを防ぐ事ができますし、牧草の繊維質がお腹の調子を整えてくれるからです。

ただ、固い部分を食べたくないうさぎに無理やり食べさせる事はできませんよね。

まず、柔らかい部分だけでもうさぎが食べているのであれば、うさぎの健康維持には十分だと考えましょう。

柔らかいオーツヘイという牧草でも、うさぎの主食として与えて問題ないと言われているので、チモシーの柔らかい部分しか食べなかったとしても、歯の伸び過ぎ予防や、お腹の調子を整える効果はあります。

何よりうさぎが食事の時間を楽しんで食べてくれる事が一番です。

うさぎは元々色々な野草を食べている!選り好みは仕方がないのかも!

野生のうさぎは、春や夏など草花が生い茂っている季節は好きな草花を沢山食べています。

秋、冬になり植物が枯れてくると固い木の皮などを齧って過ごしています。

このように、野生のうさぎは色々な種類、色々な歯応えの植物を食べています。

なので、飼育されているうさぎは毎日同じチモシーばかり食べていると飽きてしまい食べやすい牧草だけを食べたり選り好みするのかもしれません。

うさぎが飽きないように複数の牧草を用意しておくと、牧草の食いつきが良くなるかもしれません。

筆者の飼育しているうさぎも、たまにチモシーに見向きもしなくなります。

その際は、オーツヘイという牧草をチモシーと一緒に混ぜてあげると、チモシーもよく食べるようになります。

オーツヘイはチモシーに比べてとても柔らかい牧草です。

また、匂いもチモシーとはだいぶ異なりますし、チモシーに比べて嗜好性がとても高いようです。

いつもと違う牧草をあげる事で、チモシーへの食いつきも改善します。

普段からチモシーをあまり食べない、柔らかい部分や穂の部分しか食べない、など選り好みが激しいうさぎには一度オーツヘイをあげてみてください。

オーツヘイを気に入るようなら、チモシーに混ぜ込んであげてみてください。

このように、うさぎのお気に入りの牧草や野草など、うさぎの食欲を刺激する食べ物を知っておくと、いざという時にとても助かります。

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うさぎは牧草を選んで食べる際の対策は?【まとめ】

いかがだったでしょうか。

うさぎが牧草を選んで食べる事の原因と対策についてまとめてみました。

野生のうさぎは実に色々な種類の草花や木の皮などを食べているようです。

また、動物の舌には味蕾という味を感じる器官があるのですが、その数がうさぎは人間の約2倍あると言われています。

うさぎは、食べ物の味にとても敏感でグルメな動物なのです。

そう考えると、飼育されているうさぎがチモシーの中でも、好きな部分だけ食べるなど選り好みする事にも納得ですよね。

うさぎが食事の時間が楽しくなるように、うさぎ好みの牧草を見つけてみてください。