うさぎを外で飼う事はできる?夏や冬の過ごし方や寿命について解説!

皆さん、うさぎをどこで飼育していますか?

最近はペットとしてうさぎを飼うお家が増えたため、室内に専用のケージやサークルを置いて飼育している方が多いのではないでしょうか。

ただ、現在も学校のうさぎは外に置いてある飼育小屋で飼育されていますし、外でうさぎを飼う事はできるのでしょうか?室内で飼うよりうさぎにとっては過ごしやすいのでしょうか?

結論からいいますと、ペットとしてうさぎを飼育するのであれば室内飼育が一番良いです。

暑さや寒さ、外敵などに気を配った環境であれば外で飼育する事は可能だと思うのですが、室内飼育よりははるかに、うさぎにとって身体への負担が大きいと思います。

今回は、うさぎを外で飼う事ができるのかどうかについて、気をつけたい事などを中心にまとめていきたいと思います。

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うさぎを外で飼う事はできる?

うさぎを外で飼う場合には、外敵から身を守る事ができて、体温調節できる場所が必要です。

うさぎは、暑さや寒さ、湿度などの変化に弱く、これらの変化ですぐに風邪をひいたり、お腹の調子が悪くなります。

また、うさぎは被捕食動物のため、屋外ではいつでも緊張している状態です。
野生では、穴を掘り、穴に逃げ込む事で身を守っています。

これらの理由から、うさぎを屋外で飼育する事は、うさぎにとってストレスがとてもかかる状態で飼育する事になります。

ですので、屋内で飼育する場合に比べて、早く死んでしまう可能性が高まります。

うさぎ飼育は屋内が基本です。

ただ、どうしても屋内で飼育できない場合は、屋外に広くスペースをとる事ができ、天敵や気温の変化からもうさぎが身を守るための設備を整える事ができるのであれば、屋外で飼育する事も可能かもしれません。

例えば、屋外であっても、うさぎが自由に遊ぶ事ができるスペースと、寒さから身を守るための囲われていて暖かいスペースを用意する、もしくは室内と外を繋ぎ、寒い時や暑い時にうさぎが自由に室内に入る事ができる等、うさぎが暑さや寒さから身を守る事ができる設備が必要です。

また、猫やカラス、イタチなどの外敵が侵入して来れないようにする事も必要です。

完全屋外飼育よりも、半分屋外・半分屋内飼育の環境が用意できれば、飼い主もうさぎも快適なのではないでしょうか。

うさぎを外で飼育すると寿命は短くなる!?

屋内飼育と屋外飼育を比較した場合、やはり屋外で飼育した方がうさぎが早く死んでしまう可能性は高いと思います。

その理由として、暑さや寒さによる体調の変化、天敵の気配を感じることによるストレス、天敵に襲われる可能性などが挙げられます。

筆者が飼育しているうさぎは完全室内飼育なのですが、以前飼育していたうさぎは、たまに庭に出していました。

喜ぶかと思ったのですが、カラスの気配にすごく怯えていました。

野生のうさぎはフクロウなどの猛禽類に上空から襲われる事も多いので、空からの気配にとても敏感です。

また、屋外飼育ですと、屋内飼育に比べて環境が不衛生になってしまいがちです。

屋内よりも屋外は汚れていても気が付きにくいためです。不衛生な環境は、うさぎの病気のリスクを高めます。

もし、屋外で飼育する場合は、屋内で飼育している時と同じように毎日の排泄物の掃除や飼育小屋の掃除は必ず行うようにしましょう。

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うさぎを外で飼う事はできる?【まとめ】

いかがだったでしょうか。

うさぎを外で飼うことについてまとめてみました。

うさぎの健康の事を考えると、室内飼育が一番良いかと思うのですが、どうしても室内で飼育する事が難しい場合には、設備を万全に整えた上で屋外飼育を検討してみてください。

完全屋外飼育よりも、屋外と屋内を行き来できるような飼育環境をおすすめします。

ぜひ、飼い主とうさぎにとってストレスがない飼育方法を検討してください。