猫の預かりボランティアの費用の相場は?注意点についても解説!

猫の預かりボランティアというのはご存知でしょうか。

動物愛護センターなどが保護している猫を、かわりに期間限定でお世話するボランティアです。

どんな子を預かるのか、どのようなお世話をするのかは保護主によって様々です。

かかる費用も保護団体によりすこしちがいます。

猫の預かりボランティアの役割や、費用、注意点など詳しく解説していきます。

スポンサードリンク

猫の預かりボランティアとは?

猫の預かりボランティアは、動物愛護センターなどが保護している猫を代わりに一定期間お世話するボランティアです。

誰でも簡単になれるということはなく、面談や環境調査などを行い審査されます。

登録手続きをして預かりボランティアとして活動できるようになります。

預かりボランティアとの役割は預かる猫の月齢によっても変わりますが、基本的には人に慣れることを目的とし、通常猫を飼う時と同じようにお世話をします。

施設で保護した猫をお世話するには、保護猫の数が多いのが現実です。

殺処分をさせないためにも保護したい猫はたくさんいます。

施設では場所も人も足りないので、各家庭で預かってもらうというシステムです。

ごはんのお世話や体調管理、一緒にあそぶなどやるべきことはペットを飼うのと同じです。

それが数カ月と期間限定になります。

決まり事や費用などは施設によって変わるので、契約時にしっかり確認しましょう。

猫の預かりボランティアの費用の相場

猫の預かりボランティアにかかる費用は保護主によりかわります。

基本的にはエサやトイレ関係などの生活費です。

ひと月に数千円でしょう。

医療費はかかることはほとんどないようです。

病気のときなどは施設で対応してくれることが多いからです。

トイレやケージなどがない場合は揃える必要があります。

施設で貸し出しはあまりされていないようです。

ボランティア登録料として1000円から2000円程度かかることがあります。

謝礼が出る自治体もあるくらいなので、総合的には高額出費にはならないでしょう。

費用は保護主により変わるので、契約時に詳しく確認しましょう。

預かりボランティアの注意点

猫の預かりボランティアに関する注意点を紹介します。

飼育条件

飼育方法に細かい取り決めがあるケースがあります。

それに従えない場合はボランティアにふさわしくないとして契約破棄になります。

口頭での説明だけでなく、書面にてきちんと提示してもらいましょう。

わざとではなく認識の違いなどでトラブルになることもあります。

費用

ボランティアが負担すべき費用も明確にしておきましょう。

保護主側が負担してくれると思っていたのに、実費負担だったなどのトラブルもあります。

所有権

猫の預かりボランティアはあくまで期間限定でお世話をする立場です。

お世話するうちに情がうつり引き取りたいと希望する方もいるようです。

しかしそのまま譲渡されることは基本ありません。

期間を過ぎても返さない場合は強制的に施設側が引き取りにくるようになります。

ルールはきちんと説明を受け、正しく理解しましょう。

口頭での説明ではなく、きちんと書面に記載されたものを受け取ります。

そうすることでトラブルになった時の対処法もわかりやすくなります。

お世話の中で疑問に思うことは、担当者になんでも聞くようにしてくださいね。

トラブルになる前に相談することは猫のためでもありますよ。

スポンサードリンク

猫の預かりボランティアの費用【まとめ】

猫の預かりボランティアについて解説しました。

猫が好きで猫のために何かしたいと思う方もたくさんいます。

一人でも多くの方がボランティアに興味をもって下さると救える命が増えることでしょう。

もちろん命を預かるので簡単にできることではありません。

保護主と密に連絡をとり、面倒な手続きもあるかもしれません。

それでも猫の命を救いたいと思う方が増えればいいなと思うばかりです。

期間が限られているので、どれだけ愛情を注いでも離れる時がやってきます。

つらいことではありますが、猫が今後の人生を楽しく幸せに過ごすためのボランティアです。

たくさんの保護猫が希望をもって生きていけるようなお手伝いをできるのは、ボランティアにとっての幸せにつながるでしょう。