子猫が高いところから落ちたけど大丈夫?対応や予防方法を紹介!

猫は高いところが好き、高いところからも軽々と飛び降りると思っている方が多いでしょう。

もちろんその通りなのですが、猫だって着地に失敗することがあります。

踏み外して高いところから落ちたという事故も時々あるのです。

まして子猫となると、まだジャンプも上手でない子もたくさんいるので、落ちるということもよくあります。

子猫が高いところから落ちたとしたら、見た目には元気そうだとしても心配ですよね。

落ちた時の対応や落ちないための予防方法などを紹介します。

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子猫が高いところから落ちた時の対応

生後3か月頃になると好奇心も旺盛で、高いところへ登ろうとしはじめます。

猫といえどもはじめはジャンプも高くとべません。

しかし子猫の成長は早く、あっという間に高いところへ登ったり、飛びおりたりします。

最初は登ったものの怖くて降りられなくなることもあります。

怖がらずに飛び降りることの方が危険かもしれません。

身軽な猫でも子猫であればけがの可能性が高くなりますし、高いところから足を踏み外してしまう事故もあります。

もしも子猫が高いところから落ちた時、すぐに動き始めるか確認しましょう。

時々軽い脳震盪を起こすこともあります。

ふらつきがある、鼻血がでているときも注意が必要です。

少しでも気絶しているようならすぐに病院へ受診してください。

すぐに歩き始めても足をねんざしている、骨折している可能性もあります。

歩き方をよく観察して、違和感はないか、引きずったりしていないかなどに注意しましょう。

顔から落ちた時は、口腔内の様子も確認しましょう。

歯が折れていないか、出血がないかをチェックします。

骨折や歯が折れるなどは見るだけでわかりやすいですが、衝撃で内臓が損傷した場合はすぐに症状にでないこともあります。

少しでも変だな、と思うことがあれば迷わず受診しましょう。

猫が着地できる高さ

身軽な猫はどのくらいの高さであれば着地ができるのでしょうか。

健康な成猫であれば、住宅の2階の高さであればけがの可能性も少なく着地できるようです。

けがをしても命にかかわることはほとんどありません。

ベランダから脱走したという事例もあり、身軽さにびっくりしますね。

ただ、自分の意志で飛び降りるのと、不意に落ちてしまうのでは状況が違います。

不意に高いところから落ちたとなると、成猫でも大けがに至ることもあるので注意が必要です。

あくまで成猫の場合なので、子猫であれば住宅の2階から落ちれば大けがをするでしょう。

子猫はジャンプも着地も練習中ということを忘れずに、あまり高いところへ登り過ぎないよう見守りが必要です。

子猫が高いところから落ちた場合は飼い主が安心するためにも受診するのが好ましいと思います。

受診の時はどのくらいの高さから落ちたのか、クッションなどはなかったのかなど詳しい状況を説明できるように準備していきましょう。

子猫が高いところから落ちないための予防策

子猫が高いところから落ちたという事故のないように、できる予防策はないのでしょうか。

まずはジャンプが安定するまでは高いところへ登るのは、見守りができるときだけにしましょう。

最初のうちは数10センチも飛べませんが、やんちゃで好奇心旺盛な子なら目を離すときはケージにいれておきましょう。

お留守番させるのであれば必ずケージに入れておくべきです。

もしもの時はすぐに対応できるように在宅時に運動させるようにしましょう。

家具に登ることも多いので、配置に気を付けます。

家具を伝って、高いところへ登っていくようになるので家具は離しておくなどの対策が必要です。

キャットタワーなどであそぶことが多いなら、下に布団やクッションをひいておくと安心でしょう。

上の方まで登れるようになったとして、もし高いところから落ちた時もクッションがあればけがを防げるはずです。

安全に遊べるように、可能な限りの対策はしてあげたいですね。

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子猫が高いところから落ちたけど大丈夫?【まとめ】

身軽な猫も、不意に高いところから落ちたとなると、大けがをする可能性があります。

子猫であればなおさら注意が必要ですね。

子猫のけがは、将来の健康にも影響を及ぼすことがあります。

骨折をほっておくと歩けなくなるかもしれません。

いつまでも元気に過ごせるよう、子猫の大けがは避けたいですね。

もし高いところから落ちたときは、大丈夫そうでも検査してもらう方がいいかもしれません。

子猫の転落は案外多いので、このくらいと思わずに受診することをおすすめします。