犬が目薬をさすと暴れる!嫌がるこへの上手なさし方やコツをご紹介!

犬が目の治療が必要で、獣医さんから目薬をもらったものの、嫌がって暴れるという経験をしたことはありませんか?

人間でも、目薬を怖いと感じるように、犬にとっても目薬は怖いものでしょう。

とはいえ、治療のために目薬をささなくてはいけないので、一滴たらすだけでも苦労したくないですよね。

今回は、目薬を嫌がる理由を知って、暴れる愛犬に上手に目薬をさす方法や、やってはいけない行動などをご紹介していきます。

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犬が目薬で暴れる嫌がる理由

人間でも同じように、目薬をさす行為は、犬にとっても怖いものだと理解しておきましょう。

怖いから暴れる、という状況を理解して無理やり押さえつけて目薬をさすようなことは絶対にやめましょう。
目の中に得体のしれないものを入れられるのだから、怖くて逃げるために暴れるのは当たり前だと思いませんか?

目薬に慣れさせるコツ

目薬を上手にさすためには、目薬に慣れてもらうことが必要なので、突然とりだして見せることはさけましょう。

目薬に慣れさせるためには、まず容器を見せて「怖いものではない」ということを理解させてあげましょう。

初めてみる目薬の容器に警戒心を抱くのは当然ですよね。
では、目薬に慣れさせるためのコツをご紹介しましょう。

●目薬の容器を犬の目の入る場所に置いておく
●怖いものじゃないと理解させるため、目薬の容器を愛犬に近づけてみる
●徐々に慣らし、恐くないと理解させる

顔や目の周りにふれることを嫌がる犬は多いため、普段から触れることに慣れさせておくことで、目薬もさしやすくなるでしょう。

犬に正しい目薬のさし方

目薬をさすときは、愛犬の緊張をほぐすため優しく話かけてあげるといいでしょう。

目薬をさすときの正しいさし方の手順

1.飼い主に背中を向けた状態でお座りさせる
2.片手でアゴをもちあげて、顔を上に向かせる
3.愛犬の頭のうしろから手をまわして上瞼をひっぱり点眼

愛犬の頭のうしろから手をまわすのは、愛犬に目薬の容器が見えないようにするためです。
目薬の容器を見ただけで、暴れるようなことがあれば点眼できません。

なるべく素早く目薬をさして、「嫌なことをされた」「怖い思いをした」という気持ちを抱かれないようにする必要があります。

やってはいけない目薬のさし方

目薬を嫌がって暴れるからといって、押さえつけて無理やりさしていませんか?

そうすることで、さらに目薬を嫌いになってしまい、毎回目薬をさすときに大苦戦することでしょう。

犬に目薬をさすときにやってはいけないことを、ご紹介します。

犬と向かい合って目をみつめない

犬にとって、目を合わせることは「敵意がある」と認識される場合がある

鼻先をつままない

鼻先は犬にとって敏感な場所なので、目薬をさすためといっても、鼻を鷲掴みすることは避ける

正面から目薬をささない

目薬に慣れていない場合は、恐怖心を抱かせるため正面からささない

無理やり体を固定しない

強く押さえたり抱えたりすると、愛犬にとっては恐怖でしかありません。

目薬は嫌なものだと認識してしまい、目薬をさすことにトラウマができてしまい、目薬をさすときに苦労することになります。

目薬を温めてみる

目薬は、温度の低い場所で保管されるため、冷たいかな?と思ったなら、少し温めてあげるといいでしょう。

犬が目薬を頑張ったときにはご褒美を

目薬が上手にできたときには、おやつなどのご褒美を準備しておくことも必要かもしれません。

目薬は大変だけど、頑張ってさせば、ご褒美がもらえる!ということを認識してくれれば、さしやすくなるかもしれませんね。

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犬が目薬で暴れるのはなぜ?【まとめ】

目薬は、愛犬にとって「怖いもの」「見慣れないもの」だということを、まずは理解しておきましょう。

目薬をさすのを嫌がって暴れるからといって、むりやりさすこともやめましょう。

正しい目薬のさしかたと、やってはいけない行動を理解し、頑張ったご褒美も準備しておくことで、じゅうぶんな対策といえるでしょう。

目の病気は、早期対処が必要ですから、目薬をしっかりとさせるようにしましょうね。