国民年金基金と厚生年金は両方加入できる?年金の違いを徹底解説!」

「国民年金基金って何?厚生年金と両方加入できる?年金の違いを徹底解説!」

国民年金に上乗せする形で加入することができる国民年金基金。

制度の名前は聞いたことがあるけれど、実際どんな内容なの?と気になる方も多いのではないでしょうか。

老後のために大切な年金を少しでも増やせるのなら、ぜひ利用したいですよね。

でも、厚生年金の加入者はちょっと待って!

実は、国民年金基金と厚生年金の両方に入ることはできないってご存じでしたか?

国民年金基金と厚生年金ってどう違うの?制度の詳しい内容は?

この記事では、それぞれの年金制度の違いから、どっちがお得なのかまで詳しく解説!
ぜひ最後までご覧くださいね。

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そもそも国民年金基金って何?

国民年金基金とは、第1号被保険者の方が国民年金に上乗せする形で加入できる年金制度です。

国民年金基金は確定給付年金。将来受け取れる年金額が、加入時点で確定します。

そのため、老後のライフプランが立てやすいというメリットがあります。

掛金は、加入時の年齢や加入プラン等によって変動します。

若いうちに加入した方が、掛金を安く抑えて将来の受給額も大きく増やすことができます。

加入時には必ず「終身年金」から一口選択するため、基本的に一生涯受け取ることができます。

また、二口目以降は「終身年金」「確定年金」の中から自由に選んで増口ができます。

ただし、掛金の上限は、別制度であるiDeCoの掛金と合算して、月額6.8万円までと定められている点に注意しましょう。

掛金は全額所得控除の対象になるなど、税制上も優遇されています。

国民年金基金と厚生年金はどう違う?両方加入することはできない?

国民年金基金や厚生年金は、どちらも国民年金に上乗せして加入できる年金制度です。

ただし、国民年金基金は個人事業主などの第1号被保険者が対象です。

一方厚生年金は、会社員などの第2号被保険者が対象です。

そもそも国民年金基金は、会社員の方が加入できる厚生年金のような制度が第1号被保険者の方には無かったことから、その格差を埋めるために後からできた制度です。

そのため、両方加入して、併用することはできません。

また、国民年金基金と厚生年金には他にもいくつか違いがあります。

①掛金の支払い者

【国民年金基金】本人が100%
【厚生年金】本人と勤務先事業所が50%ずつ折半

②加入について

【国民年金基金】任意加入
【厚生年金】強制加入

③加入内容(掛金額や加入プラン)について

【国民年金基金】変更可能
【厚生年金】変更不可

このように、国民年金基金と厚生年金は全く異なる制度です。

国民年金基金と厚生年金はどっちが得?

先述の通り、国民年金基金と厚生年金は全く異なる制度です。

最も大きな違いは、国民年金基金は加入者が全額掛金を支払うのに対して、厚生年金は加入者と勤務先が掛金を折半するという点です。

そのため、厚生年金の方が合計の掛金額が増え、将来受け取れる年金額も大きくなります。
この点では、厚生年金の方がお得と言えるでしょう。

ただし、国民年金基金は自分自身で加入プランや掛金額を自由に変更することができます。

厚生年金は年金の受給開始年齢が65歳に段階的に引き上げられています。開始年齢を繰り上げて早めることもできますが、その分年金額は本来の受給額から減額されてしまいます。

一方国民年金基金は、加入プランによっては60歳から受給することも可能です。

老後のライフプランに合わせて、受給額を手厚く受け取れる期間を変更することもできます。

また、厚生年金は掛金額が決められており、加入者が変更することはできません。

しかし国民年金基金は掛金額が負担になった場合は減額したり、逆に余裕ができた際には増額することも可能です。

こうした自由度という面においては、国民年金基金の方がお得と言えるでしょう。

国民年金基金と厚生年金をきりかえるにはどうする?

国民年金基金と厚生年金は併用することができまさん。

では、きりかえることはできるのでしょうか?

例えば、個人事業主の方が転職して会社員になったり、逆に会社員の方が退職して第1号被保険者に変わったりした場合は、それぞれの制度を切り替えることができます。

①厚生年金から国民年金基金への切り替え

厚生年金に加入していた方は、会社を退職すると必ず厚生年金も脱退します。
厚生年金を脱退した場合も、脱退一時金等は支払われません。

将来年金として受給することになります。

また、厚生年金の脱退後は必ず役所等で国民年金への加入手続きを行います。

国民年金と国民年金基金は別の制度ですので、もし国民年金基金に加入したい場合は、別途国民年金基金への加入手続きが必要です。

国民年金基金の公式ホームページから資料請求を行い、必要書類を郵送しましょう。

②国民年金基金から厚生年金への切り替え

国民年金基金に加入していた方が会社員に転職する等、第2号被保険者に変わった場合、国民年金基金の脱退手続きが必要です。

脱退一時金は支払われません。それまでに払った掛金は、将来年金として受給されます。

また、こう厚生年金への加入は勤務先の年金担当者の案内に従って手続きを行いましょう。

このように、国民年金基金と厚生年金をきりかえるのはそれぞれの加入資格を喪失した場合です。

国民年金の被保険者種別が変わっていないのに、任意で制度をきりかえることはできません。

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国民年金基金と厚生年金を両方併用は可能?【まとめ】

国民年金基金は、個人事業主などの第1号被保険者の方が対象の制度です。

厚生年金は、会社員などの第2号被保険者の方が対象の制度です。

どっちも国民年金に上乗せする形で加入する年金制度です。

ただし、詳しい内容は大きく異なる、全く別の制度です。

どっちがお得かは重要視する面によって変わってきます。

国民年金の被保険者種別が変わった場合はきりかえることができますが、そうでない場合に任意できりかえることはできません。

どっちがお得かという点できりかえることはできないため、注意しましょう。

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